見出し画像

【高校野球】再販売で甲子園観戦した時の記録と記憶【2019年8月の回想】

この記事は、2019年8月にWordPressブログにて公開した記事をnote用に再編集した上で公開しています。
2025年現在とは状況が異なる内容も多々あると思いますが、ご了承ください。

私は子供の頃から高校野球をテレビで観戦するのが好きな人間だった。

大人になってからというもの、高校野球を熱心に観る機会が減っていたけれど、娘がここ数年で高校野球ファンになり、再びよく観るようになった。

2019年の高校野球において、ほぼ20年ぶりに甲子園球場に足を運び、第3試合+第4試合の前半だけ…という短い時間ではあったけれど、高校野球を現地で観戦することが出来た。

2019年夏の高校野球

この日は猛暑日寸前といった状況で、厳しい日差しの中での観戦となったけれど、備忘録を兼ねて観戦当日の記録を残しておこうと思う。


観戦した日の記録

観戦日

2019年8月17日(土曜日)。

本来の予定であれば、この日に準々決勝が行われる予定だったのだが、台風の影響で8月15日の試合が中止となり日程がずれ、17日は3回戦の4試合に変更。

お盆の連休終盤という事で、混雑状況の予測などを調べると、満席の可能性が高そうという状況。
ただ、予測されている情報のほとんどは予定通りに準々決勝が行われた場合の予測だった。

当日の試合

  • 第1試合 履正社(大阪) 対 高岡商(富山)

  • 第2試合 星稜(石川) 対 智弁和歌山(和歌山)

  • 第3試合 仙台育英(宮城) 対 敦賀気比(福井)

  • 第4試合 関東一(東東京) 対 鶴岡東(山形)

第1試合はほぼ地元の大阪履正社が登場。
第2試合は今大会話題をさらっていった奥川くんのいる星稜&近畿地方の智弁和歌山。

この2戦を観ようとすると、早朝から並ぶ必要がありそうだ。

ただ、今回は話題の試合を観る事ではなく、娘に現地(甲子園)で実際の試合を見せる事が一番の目的だった。
そのため、朝から並ぶのは諦めて地元勢が退出するであろう第3試合から、「再販売」狙いで甲子園に行く事に決定した。
案の定、この日の朝には満員通知が発表されていた。

※再販売とは

高校野球のチケットは試合毎ではなく、1日を通して観る事が出来る仕組みになっている。
ただし、再入場は不可能なので、一度球場の外に出てしまうと、再度チケットを購入しないと中に入れない。※勿論、球場内であれは席を外してトイレ行ったり、飲食物を買うのは可能

観客には1日を通して観戦する人がいる一方、お目当ての試合が終わったら球場を後にする人がいる。
その、球場を後にした人が一定数いると、一旦満員になっていても試合の切り替えのタイミングでチケットが販売されることがある…というのが「再販売」だ。

再販売は、試合中から球場の外で再販売待機の列が、希望する席毎(1or3塁側の内野、アルプス、外野等)にあり、並んで待つことになる。
再販売されるかどうかについては、各試合の終了後に判断されるので、並んだからといって必ず再販売がかかる訳ではないし、再販売がかかったとしても列の途中で売り切れる場合もあるようだ。

8月17日の再販売

第2試合が延長戦に入ったあたりで現地に到着。

この日は朝から満員通知が出ていたからか、すでに再販売待ちの列がぎっしり。はじめての再販売待ちなので、列が長いか短いのかは不明。
列の最後尾に席種毎のプラカードを持ったスタッフの方が立っているので、列に並ぶ自体はさほど難しくはなかった。

外野席の列に並んだけど、日差しを遮るものがないので、日傘が無いととてもしんどかったと思う。
席種や列の状況によっては、高架下で待てるものもあったので、そっちだったらかなり楽かもしれないかな?

第2試合が終わり、予想通り球場から出てくる観客が多かったからか、再販売が決定し、無事外野席のチケットを入手できた。
なお、内野席は列の途中で再販売分が売り切れていて、阿鼻叫喚な感じになってるのが視界に入ったので、席種によって買いやすさは異なるようだ。

球場内の感想

当日の天気とか暑さとか

晴れ。
当日の気温の記録を見つけられなかったけど、おそらく猛暑日(35℃)は超えていない。
ただ、普通に暑かった。 風が吹けば涼しいと思える(熱風ではない)けど、何より日差しがきつい。

持っていって良かった持ち物

2019年7月6日のメットライフドーム(現・ベルーナドーム)で行われたライブの持参品を参考にしつつ、ライブ開催時の暑い日バージョンのつもりで。

ベルーナドームではずっと日差しが無かったので持参しなかった帽子だったけれど、今回は大活躍。
そして日焼け止めも大活躍。
外目もはばからず定期的に塗り塗りして、日焼けこそしたけど赤くなったりヒリヒリせずに済んだ。

あとは、パウチタイプのドリンク(凍らせたもの)も、火照った身体を冷やすのに重宝した上に、水分補給&クールダウンにも役立ち、持っていって良かった。

パウチが解凍された後は、場内で売り子さんが販売してる「かち割り氷」で、ひたすら顔中心に冷やしてた。
これも水になったら飲めるのが良かったし、何よりも甲子園名物を買えた満足感があるのがいい。

充電式の小型扇風機も、再販売の列待機からフル稼働。
再販売の列に並ぶ前にうちわを貰えたんですが、扇風機のパワフルさには勝てなかった。

外野席は見晴らしはいいけど長時間はきつい

日差しが全力で降り注ぐので当然だけど、長時間の外野席観戦はきつかった。

いつかは内野側の席で観たいとは思ったけれど、試合や応援の様子の全体図を観られて満足したところもあるので、今回は外野席で良かったと思う。

観戦した第3試合からは、外野席は場所さえ選ばなければ空きがあるような状況だったけれど、がっつりスコアを記録している人、売り子からビール買ったついでに話し込んでる人、上半身裸になって日焼けしに来てる人など、色々な観客がいて、人間観察的な目線でも面白かった。

なお、座った場所によってはスコアボードが見えづらく、試合の流れが不明になりがちだった。外野席だから仕方ないけど。

球場の施設など

売り子はがんがん来る

主にビール等の酒類の売り子さんがどんどん客席を回ってくる状態。

こんな熱い時に、アルコール摂取は熱中症対策としてはどうなんだ?と思ったが、実際よく売れているように見えた(同じ人が何度も購入してるようだった)ので、そりゃメインの商品になるかなと。

それ以外にも、前述のかち割り氷、ペットボトルのドリンク、アイス、お酒のおつまみ的なものも売られていた。
座席にいる状態で水分の心配をしなくていいのは、有り難かった。

トイレ、売店は球場内にある

外野席の情報しか持ってないですが、出入口と座席の場所の間の通路に、トイレや飲食物を扱う売店が点在していた。
一応空調も効いている(ドア等で密閉されてないので、あくまで一応)ので、暑さがきついと思ったら簡易的に避難は出来そう。(椅子はなかったと思う)

お土産はチケットが無くても買える

高校野球グッズやお土産のショップは球場の1階の部分に数か所あった。

入場口とは別の独立した入り口になっているので、チケットが無くてもグッズだけ買って帰る事も可能。
試合終了後のタイミングはおそらく混雑が凄いと思うが、試合中であれば余裕を持って買い物できるのではないかと。

甲子園歴史館もおすすめ

こちらも1階の独立した入口から入る事が出来る。入場料が必要。

今年は歴史館には行ってないけれど、昨年は野球を観戦せずに、歴史館のみ行っていた。
もし再販売で観戦出来なかったら、今年も歴史館に行っていただろうな。

高校野球と、阪神タイガースの展示があり、私が行った時には星稜時代の松井秀喜さん、横浜時代の松坂大輔さんのユニフォームが展示されていた。

松井秀喜の星稜時代のユニフォーム

自分の知らない時代の高校野球や、阪神タイガースの歴史が分かって、とても勉強になった記憶がある。
試合のある日の最終試合まで観戦する場合はきついかもしれないが、余裕をもって球場を退出した時、歴史館も立ち寄ってみると面白いと思う。

まとめ(振り返って)

以前と比べ、高校野球のチケットは外野席のチケットが有料になったり満員になる事が多くなり、観戦に行くことに敷居の高さみたいなものを感じるようになっていた。
実際、球場を出て甲子園駅に向かおうとすると、18時過ぎにもかかわらず、翌日の試合のチケットの徹夜組の列が既に出来ている様な状態だった。

それでも、試合の状況等を事前に把握しておくことで、当日でもチケットが取れない訳ではないということを、今回強く実感出来たので、貴重な体験になったと感じている。

機会があれば、再び甲子園で高校野球を観に行きたいものだ。

いいなと思ったら応援しよう!