「ボカクラ」との出会いまで

こんにちは、悠雨です。

前回はボカロを聴き始めるまでのきっかけの話でしたが、今回はVOCALOIDオンリーDJイベント、いわゆる「ボカクラ」に出会うまでの経緯を話してみようと思います。


私がオタクになった当時は、まだ今みたいにボカロオンリーのDJイベントってなかったんですよ。というか、アニクラがようやく生まれつつあった時代でした。

なので、まず参加し始めたのがニコカラ(ニコニコ系カラオケオフ会)です。mixiで参加してた色んなコミュニティの色んなオフ会に参加してたんですが、そのうちの一つですね。

ニコカラに参加してた周りの人たちが徐々にアニクラへシフトしていったので、自然とその流れに乗って参加するようになりました。DJ始めた人も多かったしね。

この頃のオタクの多くはまだ、アニメ・アニソンに加えていわゆる「御三家」=ボカロ東方アイマスの基本的な知識が共通言語として成り立っていました。組曲、流星群、七色といったニコニコ動画メドレーを聴くと色んなものがごちゃ混ぜになってるでしょ?あれがそのまま、アニクラの雰囲気でした。

しかし、徐々に細分化の流れを迎えます。御三家もどんどんキャラや曲数が増えていくし、新たなコンテンツもどんどん増えていくしで、みんなが全てのコンテンツを追える時代が終わったのです。そして、東方やボカロはいわば「独立」してオンリーのクラブイベントが生まれていきました。

当時の私がボカクラに流れていった理由はいくつかあります。

1.「自分が視聴してるアニメの曲しか聴かない」という自分ルールを課していたこと

2.アニソン(主題歌)は基本3ヶ月毎にしか増えないのに対して、ボカロは毎日新曲が山ほど増えるので、それだけかっこいい曲に出会えるチャンスが多いこと

3.ボカロの新キャラに抵抗がなかった、言い換えるならば初音ミクに対してこだわりがなかったこと

こういった理由により熱心にボカロを追い続けていたので「アニソンよりもボカロの方がクラブで流れた時に知ってる曲率が高い気がする」と思ってボカロオンリーのイベントに参加することにしました。
(まぁ、並行してアニクラも行ってましたが。というか、当時はアニクラ=全員集合で、オンリーイベはそのうちの一部の人が行くみたいなイメージだった)

この頃には、今までボカロの話をしていた友達も徐々に熱量が下がってきてたためあまりボカロ曲の話をしないようになってきてましたし、客観的に自分はボカロ詳しいのか全然なのかがよくわかんなくなってました。

初めて参加したボカクラはVOCALOID FREAK(ボカフリ)です。ぼっちで行きました(←そういうのに抵抗ゼロの人)

この時のことは、今でも忘れません。

(この曲かっこいいなー好きだなー周りで知ってる人いるのかいないのなもわからないけど…)と自分の中だけで消化していた曲を、メイン一番手のHCHOさんが次から次へと流してました。
その後に出てくるDJさんも同様でした。そして、そういう曲で高まる人が周りにもいっぱいいました。
※ちなみに後から振り返れば、この「自分の中だけで消化してた曲」たちは余裕で有名曲と呼べるものばかりでしたw

ここに来れば、今まで誰とも共有出来なかったボカロの話ができる!自分の好きな曲を知ってる人がいる!流してくれるDJさんがいる!

そう確信して通い始めて、もうすぐ丸7年になります。これが「ボカクラ」との出会い。


★雑だけど合ってるまとめ★
ニコカラ→アニクラ→ボカクラ の流れで今に至る。ボカクラに行った理由は「アニソンより曲知ってる気がしたから」


また次回、お会いしましょう。


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