#5 心の静穏を保つ方法
こんにちは、ゆうです。
人が幸せであることを望むように、心が常に静穏であることを望む人は多いと思います。
その方法について、ヨガ・スートラ*(ヨガの根本教典)からご紹介します。
*参考文献:「インテグラル・ヨーガ」
全ての個人の在り方は「幸福、不幸、有徳、不徳」のいずれかに分類され、それぞれ下記の態度をとることで、わたしたちの心の平穏は保たれます。
①幸福 ⇦友愛(慈)
②不幸 ⇦同情(悲)
③有徳 ⇦欣喜(喜)
④不徳 ⇦無関心(捨)
①幸福
もし他人の幸福を喜べない人がいれば、友愛の態度を示しましょう。
「ああ、彼・彼女は果報者だなぁ。誰もがあんな風だったら、この世はどんなに素晴らしいだろう。誰もがそういう喜びを得られますように。そして私もいつかそうなろう」そのように考えること。
②不幸
不幸の人がいたら、憐れみの心を持ち、できるなら手を貸しましょう。そうすることで、心の平安と均衡を保持できます。われわれの同情によってその人が救われようと救われまいと、憐れみを感じることで少なくともわれわれ自身が救われます。
③有徳
徳の高い人に会ったら、大いに喜ぶこと。その人の美質を讃え、自らの人生にそれを育む努力をしましょう。
④不徳
不徳の人に出会ったら、離れること。忠告しても聞かないでしょうし、自分自身の平安を失ってしまうだけになるので。
いかがでしたでしょうか?
ヨガ資格取得に向け、ヨガ哲学を勉強中です。
なかなか面白いです✨
それでは今日も良い一日にしましょう!