#51 恐怖と向き合い、合理的選択をしよう

こんにちは、ゆうです。

私たちは、何かしらの恐怖を感じるとき、「安心感や安らぎを与えてくれるもの」や「自分が強くなったように感じさせてくれるお守りのようなもの」にすがり付く傾向があります。

また、あらゆる誘惑に負けやすくなります。

例えば、死について考えた後で買い物をすると余計に購入してしまったり、死亡事故のニュースを観た後は贅沢品の広告に購買意欲をそそられたりすることがあります。

余談ですが、このような視点で売り手側を観察するのも面白いかもしれません。

スーパー入口に葬儀業者のパンフレットは置いていないか、恐怖を感じるニュースや番組の後に流れるテレビCMにはどのようなものがあるのか、など。

話を元に戻します。

恐怖を感じると「誘惑に負けやすくなる」、そして「物事を先に延ばしがちになる」のですが、ご自身にそのようなことがないか考えてみましょう。

例えば、私は「二度と使わない物や洋服を捨てる」ということを先延ばしにしていました。

いつかは死ぬ運命にあり、その時に残された物はゴミになるから今捨てる必要があります。無意識の中で、死/終わりに対する恐怖を感じていたのかもしれません。

このように恐怖と向き合い、自分の頭で理解することで、合理的な選択・行動をとりやすくなります。

みなさんの考えるきっかけになれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。
素敵な一日をお過ごし下さい。