#28 おとなの責任
こんにちは、ゆうです。
先日、マナ助産院院長の永原郁子さんが語るイベントに参加しました。
永原さんは、TBSテレビ「情熱大陸」にも取り上げられたことのある方で、教育機関で講演されたり、本を執筆されていたりと、幅広く活躍されています。
そこでの学びを共有します。
突然ですが、「へその緒」の不思議な力をご存知ですか?
赤ちゃんとお母さんの胎盤をつなぐ「へその緒」。赤ちゃんは、へその緒を通じてお母さんから栄養や酸素をもらっています。赤ちゃんが産まれると、へその緒は、胎盤とつながったまま外に出てきます。
役目を終えたはずの「へその緒」ですが、産後約10分間も赤ちゃんに酸素を送り続けるといいます!!!
赤ちゃんを守ろうとする力が働くんですね。
また、妊娠後期になると、大きくなったお腹の赤ちゃんに栄養を送るため、妊婦さんの骨はスカスカになり骨粗損傷気味になるといいます。
これも、赤ちゃんを守ろうとする力です。
誰しもがお母さんに守られながら、愛をたくさん受けて生まれてきます。
しかし、悲しい現状ですが、自殺してしまう子供も多く(特に女の子が多いようです)、また親や先生を尊敬しない子供も多いといいます。
そこで、「希望を語るのがおとなの責任」と永原さんは言います。
「誕生を肯定する言葉」や「存在を肯定する言葉」は、子供の生きる力になると。
例えば、「へその緒」の不思議な力について子供に語り、「あなたは守られて生まれてきたし、これからもそうだよ」と伝えることもそうです。
また例えば、「帝王切開」で生まれた子に対してモヤモヤした気分を持っているお母さんもいるかもしれません。
しかし、どんなお産であれ、「一番いい方法で生まれてくる」と永原さんは言います。ママや赤ちゃんが産道を通る以外の方が良いと何らかのサインを出してくれていると。
なので、子供に語りかけるときに「お腹を切って大変だったのよ。本当は自然分娩が良かったのよ」ではなく、「一番いい方法で生まれてきてくれたね」などと肯定すると、子供の生きる力につながります。
生まれてきた大事な生命をみんなで育てていくために、私たち大人が子供たちに希望を語りたいですね。
ちなみに、このイベントは私が所属するオンライン育休コミュニティMIRAISの「育休のリアル」本出版に伴うものでした。
出版費用をクラウドファンディングで集めたのですが(私も少し関わらせてもらいました)、そのリターンイベントでした。
あと4回ありますが、それぞれスペシャルゲストがいらっしゃるので楽しみです!!
最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください✨