#77 あいちの魅力 南極観測船「ふじ」
こんにちは、ゆうです。
南極への旅を擬似体験してみたいと思いませんか?
擬似体験できる場所が名古屋にあるんです🐻❄️
名古屋港水族館(以前記事コチラ)から歩いて行ける場所に、
南極観測船「ふじ」は展示されています。
全長100mの大きな船は、1965年から18年間、南極観測隊と食糧や燃料、建築資材や観測機器など観測に必要な物資の輸送を行なってきた砕氷船です。
東京港から南極の昭和基地まで、約1万4千kmもあります。
毎年11月下旬に出発し、約5ヶ月かけて日本に戻る過酷な航海を18往復もしました。
老朽化に伴い、「ふじ」は引退しました。
その後利用を希望する7つの地方公共団体の中から愛知県名古屋市が選ばれ、博物館として現在展示されています。
オレンジ色の船が「ふじ」です。
船内に潜入!ワクワクしてきます♪
調理室。
240人分の食事を作っていました。
船内は火気厳禁のため、蒸気式や電気式の調理器具を使用していました。
もやし栽培機もあり、不足がちな新鮮な野菜を補っていました。
ディスポーザーもありました!
食堂の机。
南極へ向かう途中に通過する暴風圏では船体は激しく揺れます。
そのため机や椅子は床に固定され、机の縁には食器が床に落ちないようにストッパーがつけられています。
士官寝室。
艦長以外の幹部約30人の居室で、全部で17室ありました。
基本的に2人で1室。8畳ほどの空間にパイプ製の2段ベッドが1つ、机、ロッカー、洗面台などがあります。
廊下にいざというときの酸素ボンベが設置されています。
医務室。
手術ができる設備もあり、盲腸の手術も行われたそうです。
(医務室とは別に歯科治療室もありました)
理髪室。
乗組員で手先の器用な人が理髪師をしていたらしい(笑)
出港前に特別訓練を受けた「にわか床屋さん」(笑)
予約制で、洗髪無し、髭剃り無し、料金は無料でした。
先任海曹寝室。
先任海曹(下士官の主だった者)約10人の居室。
3段ベッド5台、机2つ、棚、ロッカー、テーブル、トイレ、浴室があります。
第二居住区。
幹部乗組員と先任海曹を除く一般乗組員約105人分の居室で、約150㎡の空間に3段ベッド27台、2段ベッド14台が置かれています。
大変揺れるため、船が最大45度傾き、また落下防止のためベッドの縁にはベルトが備えられていました。
観測隊員寝室。
全部で18室あり、2人部屋と4人部屋があります。
ベッド、机、ソファー、洗面台付きですが、バストトイレはありません。
ブリッジ。
操船し、船内各所に指令を出すところです。
雪上車。
人員、物資輸送や内陸調査旅行などに使用されていました。
船内デッキにヘリコプターも。
いかがでしたか?
私は南極大陸に行ければ、5大陸制覇できるのですが、「ふじ」を見学でき南極に行った気分になりました(笑)
「4.5」大陸制覇ということにしておきます(笑)
おまけ
ペンギン型のランプが可愛い💕
名古屋港水族館と合わせて、ぜひ「ふじ」も遊びに行ってみてください!
最後までお読み頂きありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。