おせっかい

私は自分が病気を克服したから、自分だけじゃなくて健康な人が増えてほしいと願っている。どうすれば、体と心が健康な人が増えるだろうか？自分に出来る事は何だろうか？と、よく考えてみるけど、その度に自分の力の無さを思い知らされる。

でも、例えば、私の目の前に病気の人が現れたら、
「あれやってみたら？これも、お勧め」
と、聞かれてもいないのに、つい色んな情報をアドバイスしてしまったりする。自分の病気を治す為に磨いてきた私の健康オタク魂が、ここぞとばかりに炸裂してしまうのだ。
いきなり、目をギラギラさせて熱く語られたら、もしかしたら物凄く怖いかもしれない。

健康な人を増やしたいと思っていたけど、結局は健康ってどこまでも自己責任だ。健康を、相手に押し付けてはいけない。私が健康でいたいから勝手にやっているだけだ。

病気を治したい、でも、本当は病気でいたい人もいる。
健康な体はあるけど、心の中は恐れだらけの人もいる。
色んな人に出会って、体は病気だけど心は凄く健全な人も沢山いることを知った。

これから先も、私は健康な人が増えて欲しいという想いは多分、ずっと変わらない。
けど、決して健康な人の方が優位だとか正しいと思っているわけじゃない。
ただ、いつまでも面白い仲間と遊んでいられたら良いなと思っている。