ルカリオ_メルメタルGX

シティリーグ愛知3位 ルカメタザシアン

1. はじめに

初めまして!てふと申します。よく大須のネクストプロに現れるアラサーリーマンです。

先日、普段から一緒に遊んでいるおもちさん、ろいぐさんと一緒にシティリーグシーズン2 愛知スタンダードレギュレーションマスター部門(99名)に参加してきました。前回のろいぐさんのピカゼクの記事に続いて、今回は私が使用したデッキについて執筆していきます。

ピカゼクの方が気になる方はこちらのURLからご覧ください。


以下、シティリーグでの私たちの結果です。

・予選5-0 (1位通過)最終成績 ベスト4 (てふ)

・予選5-0 (2位通過) 最終成績 ベスト16 (おもち)

・予選4-1 (7位通過) 最終成績 ベスト4 (ろいぐ)

3人とも予選を突破し、上位入賞を果たすことができました。

当記事では私が使用したルカメタザシアンのデッキの紹介をしていきます。残念ながら私たちはほとんどのメンバーがCL愛知への抽選に落選してしまったので、皆様のCLデッキ選択の一つになってくれれば良いなと思い記事を書くことにしました。

一応、大型大会目前ですので、一部を除くデッキの詳細につきましては有料とさせていただきます。ご容赦ください。


2. 環境予想とデッキ選択


現在の環境はやはり”アルセウス&ディアルガ&パルキアGX”と”ザシアンV”を組み合わせた、通称”三神ザシアン”がトップメタに来る。次点で”ピカチュウ&ゼクロム”のデッキだろうと思っていました。

前日の練習でも仲間うちでは

Tier1

・三神ザシアン

・ピカゼク

Tier2

・モルペコピッピ人形

・タチフサグマ

・ミュウミュウ

と位置付けていました。

かく言う私は残業地獄で練習時間が余り取れなかったため、やることが決まっている”三神ザシアン”を握ろうと考えていたのです。

その時のデッキレシピはこちらです。


三神ザシアン2  FVVfkd-jCT3co-wVVFVF

"ヤーコン"でひたすら山を掘り"メタルソーサー”と特性”ふとうのつるぎ”でザシアンVを加速しつつ、”エネルギーつけかえ”で三神の”オルタージェネシスGX”を打ち、後は”アルティメットレイ”で加速し殴るだけ。とてもシンプルです。

ただ大きな弱点があります。

上振れ下振れの幅が大きすぎることです

後1オルジェネを追加効果込みで打てることも有ればヤーコンで基本水エネルギーが根こそぎ落ちることもある。さらにミラーマッチになった場合ほとんど先にオルジェネを撃ったもん勝ちになる

正直、合計で10戦近く戦わなければいけない大型大会でこのデッキを握るのはとてもリスキーだと感じていました。

そこで考えに考えた末に、思い付いたのは前シーズンでの相棒だったルカメタ(メルカリ派の方ごめんなさい)です。

ルカリオ&メルメタルGX

少し前までは”グズマ&ハラ”の登場で可能性を感じ、色々な型を試しながら戦っていました。

元々”デスカーンギラティナ”デッキのような最後に捲って勝つというデッキが大好きで、耐久しながら詰めていくルカメタは性格に合っていました。使い勝手のよかったダブル無色エネルギーは、レギュレーション変更で使えなくなってしまいましたが、代わりに”メタルソーサー”という鋼の救世主がやってきたので何とかなるかもと思い組んでみました。



3.  当日の対戦と所感など


奇跡的?に全戦全く違うデッキタイプだったので、これらのデッキと当たる際の参考になればと思います。なんだか環境が本当によく分からなくなってきました(笑)

《戦績》

予選

モクナシゴリランダー [先攻] 6 - 1
ポリZクレイジーコード [後攻] 6 - 1 勝 
ピカゼク [後攻] 6 - 4
コータスV [先攻] 6 - 1
三神ザシアン [先攻] 6 - 1

5 - 0 予選1位通過

決勝トーナメント

フラージェスモルペコドール [後攻] 4 - 0 勝 
ガブギラオロヨノマネロ [先攻] 6 - 0 勝 
ミュウミュウ炎 [後攻] 2 - 6

最終成績 3位(ベスト4)


以下、各対戦のダイジェストです。


[1回戦] モクナシゴリランダー 6-1

フィオネスタート。先攻。対戦準備完了後、開会式やら説明やらめっちゃ長くて、何度もハンドとバトル場を見直した。出来れば夢であって欲しかったがそうもいかずスタート。ドローして何も出来ずに番を返す。お相手がバトル場モクロー&アローラナッシーGXからサルノリをベンチに置き、”スーパーグロウ”でいきなりゴリランダーが立つ始末。

次のターンのドローでトップからクイックボール→ジラーチ、ポケモンいれかえからの博士の研究でザシアンVの準備を整える。バトル場のジラーチが倒されるも次ターンでザシアンVが動きだし、後はポケモンいれかえ、マオ&スイレンでバトル場とベンチを回しつつルカリオ&メルメタルGXの準備も整え勝利。

感想戦でエネルギーの手貼りが出来なかったこと、こちらのルカメタの”フルメタルウォールGX”のエネルギートラッシュ効果が怖いので追加効果GXが打てなかったことを聞きました。ルカメタの圧力が強い。


[2回戦] 無色クレイジーコード 6 - 1 

後攻。ウツロイドスタート。またピン差しスタート。今日はそういう日なのか?と思いました。初ターンでポリゴンとリサイクルエネルギーが見えたので”フルメタルウォールGX”を撃つよりもザシアンVで攻撃した方が速いとの判断。

カスタムキャッチャーが初手に重なるも、展開しなきゃどうにもならない為泣く泣く博士の研究をプレイ。その後、無事に盤面に展開でき、しっかりザシアンVが起動したため攻撃し続けて勝ち。


[3回戦] ピカゼク 6 - 4

後攻。ジラーチスタート。お相手もジラーチスタート。

ジラーチの特性”ねがいぼし”やデデンネGXを絡め、先攻1ターン目で場のポケモンが整いピカゼクに手貼り。さらにジラーチにエスケープボードまで付く。ただ、デデンネなどでポケモンいれかえを2枚トラッシュしてくれたので、こちらは1ターン目からタッグコールとクイックボールでルカメタとアブソルを展開しました。案の定ジラーチがアブソルの特性”あくのはき”で逃げるエネルギーが増えて、バトル場から動けない展開を作ることができました。こちらのルカメタの準備をすることができたため、カスタムキャッチャー→”フルメタルウォールGX”でベンチにいたピカゼクのエネルギーを全てトラッシュに送る。

その後、再度ピカゼクにエネルギーが付き”フルドライブ”からの6枚エネルギーついた追加効果ありの”タッグボルトGX”でルカメタ、ジラーチが倒されるも育ちきったザシアンVで取り返して行って勝ち。

[4回戦] コータス 6 - 1

先攻。ウツロイドスタート。またお前か。

エスケープボードで逃がしジラーチの”ねがいぼし”から盤面を展開していく。コータスVの起動までには時間が掛かると判断し、まずはルカメタの育成からしていきました。

ジラーチが倒されることは承知の上なので返しのターンで”フルメタルウォールGX”をプレイ。後はメタルソーサーと手貼りでザシアンVを育て、コータスを一撃で沈め、そのまま押し切って勝利。こちらの鋼鉄のフライパンを無効化されなかった上、お相手のコータスVに”ムキムキパット”が無くてワンパンできたので助かりました。

[5回戦] 三神ザシアン 6 - 1 

先攻。ルカリオ&メルメタルGXのスタート。

クイックボールで鋼エネルギーを落としザシアンVを展開しました。ポケモンいれかえ、メタルソーサー、手貼りでルカメタを育て、さらに特性”ふとうのつるぎ”でザシアンVに鋼エネルギーが2枚付く上振れムーブ。その後、三神のエネルギーを”フルメタルウォールGX”でトラッシュし、そのままテンポ取って勝利。

相手のザシアンVはワンパン、こちらは耐え。やはり有利対面だなと感じました。


この対戦の前の時点で私、おもちさん、ろいぐさんを含めて全勝者が5人おり、この対戦の後、私とおもちさんが勝利して全勝、ろいぐさんの対戦が両者負けという形になりました。そのため、全勝者がおもちさんと私の二人だけになり、予選がここで終了しました。

次は決勝トーナメントです。


[決勝トナメ1回戦] フラージェスモルペコドール 4 - 0

後攻。フィオネスタート。お祓い行った方が良いかもしれん。

かなり時間が掛かるもエネルギーが付いたモルペコをザシアンVで吹き飛ばし後はルカメタで攻撃。時間切れにて、何とか勝利。


[決勝トナメ2回戦] 超バレ(ガブギラマネロ+オロヨノ) 6 - 0

先攻。ジラーチスタート。

ブン回ってザシアンV2体の準備があっという間に整う。サイド5〜6の展開でこちらのバトル場が無傷のザシアンV、ベンチ10ダメージが乗ったザシアンV。相手のバトル場無傷の育ちきったガブギラ。こちらはワンパンでガブギラは落とせないが、何故かベンチのザシアンVがジージーエンドで吹き飛ばされる(ダメカンが乗っているので、普通に攻撃されたら耐えられない)。入れ替え→エスケープボードが付いたジラーチから再度無傷のザシアンで殴りつつ落ちたエネルギーをテンガン山で回収し、ルカリオ&メルメタルGXを育てる。

相手にザシアンV、ルカメタを倒す術が無くそのまま殴り勝ち。


[準決勝]レッドパーフェクション(ミュウミュウ炎軸)2 - 6

後攻。ルカメタスタート。
前シーズンでは何度もやった明らかな有利対面。しかし今回は違いました….。

定石通りルカメタを育成しフルメタルウォールGXでミュウミュウのエネルギーを吹き飛ばす。そして”ヒートファクトリー♢”や”巨大なかまど”からの展開を阻害するためにしっかりと”混沌のうねり”を貼りました。

ここまでは良かったのですが、お相手がレシラムGXのわざで山からエネルギーを掘り出し再びミュウミュウを育成。さらにマーシャドーの”リセットホール”で混沌のうねりをトラッシュ→フラダリラボからのヒードランGXの”バーニングロード”→GXわざでルカメタが落とされてしまいます。前のターン、グズマ&ハラでもう一つのスタジアムであるテンガン山がサイドに落ちていることを確認していたので、お相手のフラダリラボが割れません。

ザシアンVでバトル場のヒードランGXを倒すもマリィからエネルギースピナーにアクセスされてしまい、ビクティニVが起動。そのままザシアンVが気絶させられ、ベスト4にて終わりを告げました。

感想戦で聞いたのですが、フラダリラボを引くまで、ヤレユータンの特性”さるぢえ”で”リセットホール”のマーシャドーをひたすら山札の上に戻し続けていたらしい。お見事でした。


以上で、対戦のダイジェストはおわりです。初手から苦しかったり、お相手のプレイミスに助けられたりと、色々なことがありましたが、対戦は全て楽しむことができました。


4. デッキ構築とプレイング


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