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ママと話す性

みなさん、お母さんと一緒に、自分の性に関する話をすることがありますか?
私は最近、20代後半に差し掛かった頃から少しずつ性の話を母とするようになり、最近の私たちのホットトピックは「膣トレ」です。

というか、そもそも私の、母と娘のセクシャルトークデビューは本屋さんの膣トレ関連の棚の前。
その2、3日前に読んだコラムに、“健やかに生きるために膣トレは全世代の女性がするべき”なんて書かれていたのを思い出して、ふいに母に「ママは膣トレちゃんとしてる?」と聞いたのが始まりです。

それまで生理以外の性に関して母と話したことは一切無かったし、子供の頃、私に性教育をしてくれたのも幼馴染のお母さんのお姉さん。(ん?遠いな・・)

今でこそ書店の教育関連の本棚に“子供に性教育をするための本”を見かけるようになりましたが、昔は性のことを親子で話すなんて、少なくとも私の周りではかなりレアなケースでした。ほとんどの場合、経験で学べ!みたいな、暗黙の了解です。


でも大人になってからだって、自分のお母さんと性の話をすることにはメリットがいっぱいあると思うんです!

だって、同じ遺伝子を持ってるから、性に関する悩みも似ているかもしれないし。
それに周りの友達はほとんどの場合、性に関する経験値が自分と似たり寄ったりだけど、お母さんは自分よりも何年も長く生きてる一番身近な大先輩の女性。今欲しい、自分の体に関する疑問や悩みの答えをもうすでに持ってるのでは?

日本は性教育があまりしっかり制度化されていない場合が多いので、
性の知識が浅いまま、または知った気になったまま大人になった人が多いと思います。私もそのうちの一人。

婦人科系の病気に関することすら、あまり親から直接教えてもらうことって少ないですよね。どのくらいのペースで子宮がん検診に行くべきなのか?性病検査をするべきなのか?
そんなことすら最近まで知りませんでした。

反対も然りです。娘の方が詳しくて、母に有益な性の知識もありますよね。
例えば冒頭にも書いた「膣トレ」。
少し前から急に聞くようになった言葉なので、聞いたことはあっても、どんな効果があるのか、何のためにする必要があるのか知らない人も少なく無いハズ。
でも感度の高い、美意識の高い女子の間では常識になりつつあって、ダイエットやセックスの感度をあげるという効果だけでなく、大人女子が気になる更年期障害や尿漏れへの効果も期待されています。
私の母もそれを聞いて最近興味を持ってくれています。


下ネタ、ではなく”性の知識”を、親子で共有するのってやっぱりメリットがいっぱい。ぜひ、入りやすいトピックから、みなさんも話題にしてみてください。

それでは、

今日も世界がアナタに優しくありますように。

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