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赤岳鉱泉を一泊二日して硫黄岳と赤岳に登った

9月上旬ごろに赤岳鉱泉にテント泊して硫黄岳と赤岳を登頂した。


美濃戸口

電車とバスを乗り継いで、赤岳鉱泉への登山口「美濃戸口」へ。

[公共交通機関の行程]
(電車)JR 特急あずさ:新宿駅 → 茅野駅 
(バス)アルピコ交通 美濃戸口線:茅野駅 → 美濃戸口駅

アルピコ交通WEB乗車券を事前購入して、アルピコ交通 美濃戸口線を利用した。
紙の発券などは必要なく、バス乗降時にスマホのチケット画面を見せるだけのやり取りで完結するため便利だ。
10時ごろに美濃戸口バス停に到着して赤岳鉱泉へ向けて歩き始めた。

美濃戸口バス停前にある八ヶ岳山荘
ちなみにプリムスのOD缶も売っていた

美濃戸口から美濃戸山荘までは車で行くことも可能だ。舗装路ではないので車種によっては走行が難しい。道は1車線でところどころにゆずりスペースが設けられているが、逆走行の車に鉢合わせると大変そう。
美濃戸山荘から先は車が進行することはできない登山道となる。美濃戸山荘までは舗装された道路だったので美濃戸山荘以降はやっと山を登っているなと実感できるトレイルになる。

美濃戸山荘から先にある赤岳鉱泉付近の川
温泉の影響なのか川底が黄色

赤岳鉱泉(デポ)

12時ごろ赤岳鉱泉へ到着。比較的まだテントを張る場所は空いていたかなという印象。山小屋近くでソロ向けの平らな木に囲まれた場所を確保することができた。テントを張り終えて最低限のギアを置いて硫黄岳へ向かうことに。

山小屋近くのフラットな地面の場所にテントを張ることができた

硫黄岳

硫黄岳の道のりはそこまで過酷ではないかなと思いつつ、頂上手前の「赤岩の頭〜硫黄岳山頂」の区間は、稜線と岩場で登りごたえもあった。

硫黄岳手前 比較的足場の悪い岩場を通ることになる
硫黄岳頂上 ガスっていて遠くは見えない
硫黄岳頂上の火山口

時間があれば横岳にも行ってみたかったが、初日は硫黄岳山頂からピストンで赤岳鉱泉に戻った。

赤岳鉱泉(テント泊)

16時前には、赤岳鉱泉に戻ってきた。
昼過ぎの出発する前に比べてテントの数も増えていた。
山小屋の売店は販売されているお酒の種類が豊富で一種の観光地という感じ。1杯目は生ビール、2杯目は八ヶ岳のクラフトビール「8 Peaks BREWING Wheat IPA」を飲んだ。

1杯目
赤岳鉱泉の生ビール
2杯目
8 Peaks BREWING Wheat IPA
晩御飯
乾燥野菜マシマシのヴィーガンヌードルとほうれん草のお味噌汁

赤岳鉱泉では事前予約して食べられるステーキ定食が人気らしいが、今回は自分で持ってきたカップ麺「ヴィーガンヌードル」を夕食とした。自分は小麦製品を食べるとガクッと眠くなってしまうことがあるので、登山などの際にはグルテンフリーの食べ物を選択することが多い。

朝4時過ぎに起床。
朝ごはんに「西尾のドライカレー」を食べたりコーヒーを飲んだり身支度をしたりとして5時半ごろ出発。また赤岳鉱泉まで戻ってくる予定なのでテントに一部のギアは残していった。

朝飯
西尾のドライカレーとコーヒー

赤岳中腹で阿弥陀岳が綺麗に見えるポイントがある。阿弥陀岳の稜線はシュッとしていて歩くのが楽しそう。

赤岳中腹から見た阿弥陀岳

赤岳山頂の手前はかなり険しい。斜度の高い鎖場が続く。

赤岳山頂の手前 斜度の高い鎖場が続く

赤岳

7時半ごろ、赤岳山頂へ。
昨日の硫黄岳山頂とは打って変わって快晴。

赤岳 山頂

赤岳山頂からはピストンで赤岳鉱泉へ戻ってテントやデポしたギアを回収。
そして赤岳鉱泉から美濃戸口バス停まで戻った。

戻りの公共交通機関は行きと真逆道順でのバスと電車を利用した。

[公共交通機関の行程]
(バス)アルピコ交通 美濃戸口線:美濃戸口駅 → 茅野駅
(電車)JR 特急あずさ:茅野駅 → 新宿駅

使っている山の地図アプリ(ヤマレコ)について

ちなみに自分は山の地図アプリをYAMAPとも比較をした上でヤマレコを使っている。
ヤマレコを選んだ1番の理由は地図が見やすかったから。
特に利用者のGPSログが蓄積されていて人がより通ったところがオレンジの線でビジュアル化されているので、自分で新規にルートをつくる際にとても参考になる。

今ではプレミアム会員となっていて、特に以下の機能を活用している。

  • WEB登山届提出(コンパス
    ヤマレコで山行計画を事前に作成をして登山する日程が決まったら
    その山行計画を編集する流れでコンパスを用いて登山届の提出ができる。
    とても簡単に登山届が提出できて便利。登山開始時と終了時にヤマレコで登山記録を取る流れの中で、家族にメールでお知らせできるのも嬉しい。

  • ココヘリとの併用
    ココヘリ入会申し込み【ヤマレコ専用プラン】でお得にココヘリを利用できる。ココヘリは1回のフル充電で2ヶ月使える発信機を無償提供してもらえる山岳保険サービス。発信機は電源ボタンなどもなく持ち歩くのに手間も掛からない。そして山に入った時の安心感が違う。

今回のルート(ヤマレコ)


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