起業を成功させるためのポイント6選
先週の記事では
起業するためのファーストステップを紹介してきましたが
それでは起業を成功させるためには何が必要なのでしょうか。
成功させるためのポイント6つに絞って紹介したいと思います。
アイデアは数多く出してアウトプットしよう
アイデアは必ずしも必要というわけではありませんが
アイデアがなければ、起業するにしても事業の方向性が定まりません。
このとき、重要なポイントは次の3つを満たすものであることです。
自分がやっていて楽しいと感じる
人よりも能力が秀でていると思う
十分に報酬が見込めると考えられる
これらのアイデアを思いつく限り、リストアップしてみましょう。
そして考えるだけではなく、その思い付いたアイディアを
アウトプットするとより効果的です。
成功した起業家も、最初からその一案だけが思いついたのではなく
数あるアイデアの中から取捨選択したり、組み合わせて良い案を見つけています。
必要なのはアイディアの掛け算です。
起業初心者であれば、
質にこだわらず、まずは数を出すようにしましょう。
市場調査する・生の声を聞こう
起業を成功させるには
客が持つニーズに応えられる商品やサービスである必要があります。
つまり需要があるか?ないか?ってことです。
この需要と供給が一致してはじめて、取引が成立します。
ニーズの把握には、市場調査が最も有効です。
市場調査できるお金もないし、答えてくれる人を探すのは大変では?
と心配する必要はありません。
大切なのは
「生の情報」
「実感を伴った情報」
であることです。
あなたの周りにいる誰かに直接質問してみるのもいいですし
気になる市場に関係するお店の前で
お客さんの行動をよく見るだけでもいいのです。
また、インターネットやSNSでホットになっている情報を集めることも
市場調査の有効な方法です。
自分のやりやすい方法で、今何を求められているかの答えを探しましょう。
大切なのは「どの観点に需要があるかを知ること」です。
スモールスタートからやるのが吉
起業すると何かとコストがかかります。
人件費や事務所の固定費などが多くなると
せっかくの収入も経費で消えてしまい、収益が下がってしまいます。
これを避けるには、極力お金をかけずに始めることです。
今はインターネット、YouTubeから情報も
無料で拾ってくることが可能な時代になりました。
起業をすると、せっかくだからとここぞとばかりに
お金をかけてしまいがちです。
しかし、それらは本当に大切な資金をかけるに値するものでしょうか?
虚栄心を満たすための支出なら、事業で大きく成功を収めてからでもできます。
代用できるものは代用し
できないもので「なければ仕事ができない」ほど必要なものであれば
そこに資金を使うようにしましょう。
つまり、お金のかけどころを間違えるなってことです。
“固定費ゼロ”の実現は、現実には困難ですが
それを目指した出費を心がければ
必要以上に資金を使うようなことにはならないはずです。
また、起業にはスピードも重要です。
なぜなら、あなたが考えついたアイデアが
他の誰もが考えつかない保証はないからです。
スピーディに行動に移すことによって、アイデアのオリジナリティが守れます。
スピード感を持って起業するには、最小規模から始めることがポイントです。
その理由としては
小さく始めれば、万が一失敗しても軌道修正しやすいからです。
しかも、最終的に黒字にさえなっていれば
売上拡大のための施策を練ることだけに時間とコストを費やせます。
早期実戦×検証×改善を繰り返す
アイデアやビジネスモデルが良くても
準備や細かな作業に時間をかけてしまうタイプの起業家は成功しづらいです。
一方、「こうしてみたらどうか?」という考えを実践してみて
そして考えてみることも大切です。
そして、やるだけではなく
理想から離れてしまうようなら、「何が悪かったのか」「どうすれば良いのか」を素早くPDCAサイクルで回していければおのずと成功が近づきます。
お店の内装が整ってから、HPの○○機能が出来上がってから、、
と全てが完璧になるのを待つ必要はありません。
なるべく早くビジネスの根幹の部分を実践して
失敗をベースに検証を繰り返しましょう。
もちろんですが、検証のみではなく
検証×改善が成功への鍵を握ります。
起業後に必要な知識を知る
起業は、商売が上手なだけでは成り立たず
お金に関する基本的な知識を身に着けておくことも大切です。
1つ目に税金の知識
法人であっても個人事業主であっても、利益が出たら納税が必要です。
そのため、まず税金に関する知識は備えておきましょう。
税金の支払いを自分で計算し備えておけるようになれば
資金繰りで急に焦ることもなくなります。
2つ目は会計の知識
会計とは、収入や支出、財産の状況などお金の状態を記録する手続きのことです。
今現在の事業の状態を見える化できますし
第三者にも正確に伝えられるようになります。
経理担当の人を雇用したり
税理士に任せるとその分コストがかかってしまいますので
ある程度、自分でも知識があるほうが便利です。
簿記の資格を持つほどに勉強する必要はないので
書店などで一冊で簡単にわかるタイプの解説書を見つけて読んでみるのが
おすすめです。
家族・パートナーからの理解してもらうこと
5つ目になりますが、個人的には家庭を築いているのであれば
最優先で大切になる項目かと思います。
起業をすれば、会社員時代とは生活サイクルや
経済面まで幅広く変化がおこります。
事業が軌道に乗るまでは、生活費を切り詰めたり
今までのように家族で過ごす時間が一時的に
極端に少なくなってしまうかもしれません。
それらについて家族やパートナーからの理解が得られなければ
起業に向けた行動の障壁が一つ増えることになってしまいます。
特に子どもがいるような家庭であれば
育児にかかる費用や教育費など不安も大きくなりがちです。
配偶者やパートナーが専業主婦(夫)ならば
場合によっては働きに出てもらわなければならないかもしれません。
またただ単に自分にやりたいことがあるから
働きに出てほしいと頼むのではなく
何年後にこのくらい稼げるようにしていくからと
より具体的な提案をしてから始めた方が
理解を得やすいかもしれません。
起業には、家族や・パートナーからの理解は必要不可欠です。
必ず話し合ってから始めるようにすることを強くおすすめします。
まとめ
今日は起業を成功させるためのポイント6選について紹介してきました。
下記にまとめると
①アイデアは数多く出してアウトプットしよう
②市場調査する・生の声を聞こう
③スモールスタートからやるのが吉
④早期実戦×検証×改善を繰り返す
⑤起業後に必要な知識を知る
⑥家族・パートナーからの理解してもらうこと
この6つは意識していけると良いかと思います。
起業は確かに大変です。
日本人特有のリスクを取りたがらない国民性があるところや
失業者が再就職しづらいなど
マイナスなイメージが多くありますが
しっかり準備しやりたいことを実現させるために
動くことができる世の中自体
僕はとっても幸せなことなんじゃないかと思っています。
ではでは
しっかり行動して、自由の道を歩んでいきましょう!
また水曜日!Let's Try!!
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