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結婚式翌日、夫と過ごす日常が好きだなと思った

先日、親族だけのちいさな結婚式を挙げた。

ゲストと私たちあわせて10人、本当に小さな結婚式。

大切な家族に見守られてたくさんおめでとうと言ってもらい、夫とたくさん笑った幸せな1日になった。

小さいケーキですが、ケーキ入刀もしました

ただ、少人数ゆえに全てのゲストの顔が見えるから、夫の親族に失礼がないように、みんなに楽しんでもらえるように、進行がスムーズにいくように、無事に式が終わるようにと、思う以上に気を張っていたようで

家族を見送り帰宅した後は、それなりの疲れに襲われ、ごはんを食べてパタっと寝た。


あくまで一個人の感想だけど、結婚式は楽しかったしやってよかったと思ってる。

けど、私はそれ以上でもそれ以下でもなかった。

「楽しすぎてもう1回やりたい」とか「まだ夢の中にいるみたい!」なんて気持ちは全くなくて、

「結婚式やってよかった!無事に終わってよかった!」

以上。

もしかしたら、ゲストがたくさんいてワイワイするような式だったら、もっと若い時に式を挙げていたら、違う気分だったのかもしれない。

そもそも私が気にしすぎる性格でなければ、違う感想を持っていたかもしれない。

それでも、今の自分たちには十分いい思い出になったし、準備を進めるのもとても楽しくて、トータルしてやってよかった!と思う。


そんなことをぼんやり考えながら、翌朝はゆっくり起きて2人で朝ごはんをつくり、洗濯物を干して、のんびりコーヒーを飲んで

非日常だった結婚式と全く違う、本当になんてことのない日常を過ごしているなかで、夫と過ごす日常がとても幸せに感じられて、気が付いたら涙があふれて止まらなくなってしまった。

結婚式という非日常を経験してみたからこそ、日常がなんだか大切に感じられるというか

ドレスにばっちりヘアメイクで着飾って、たくさんの人に「おめでとう!」と言われるのも幸せだったけれど、飾らないそのままの自分で夫の隣にいられる日常が好きで大切だと思えた。

わんわん泣く私をみて、夫は最初こそあわあわしていたけれど、優しく抱きしめて何も言わずに側にいてくれた。

気がつけば夫のTシャツは私の涙やら鼻水やらでぐしょぐしょになっててしまったんだけど

そんなTシャツを見て「推しの涙が染み込んだTシャツ...レアだ...家宝にしてこのまま飾りたい...」とぼそぼそ言っていて、夫は通常運転。

(なお、Tシャツはすぐに洗濯させた)

落ち着いていて暖かくて、ちょっとクセもある夫だけど、この人の隣では飾らずにいられて、夫と一緒にいる時の自分が好きなんだなと最近気づいた。

こんな私と出会って結婚してくれて、本当に夫には感謝しかない。

人間関係はちょっとしたことでも崩れてしまうものだとわかっているからこそ、夫との関係を今まで以上に大切にしていきたい。

こんなゆるりとした日常が、これからも続きますように。

そんなことを考えた結婚式の翌日でした。

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