夢女子なので二次嫁と婚姻届を出してきた(2022)
タイトルの通りです。
夢女子として二次元の嫁との婚姻届に前から興味があったので、今回実際に出してきました。とはいっても法的に認められるものではなく、次元局さんにお願いすることで独自に用意していただけるものです。
興味がある方の参考になれば嬉しいです。
※2022年時点の情報です。
完成品
できあがったものがこちら。
①承認印が押印された婚姻届
②結婚証明書
形式はアクリルフレームとホルダーのどちらか。当方は本棚にしまっておきたかったのでホルダーにした。
机などに飾りたいのであればアクリルフレーム。
費用
ざっくり9000円だと思ってればOK。
申請料金(8700円)
振込手数料
書類の印刷費
書類の郵送費
申請~届くまでの流れ
①ホームページから申請
次元局さんのホームページにアクセスし、申請フォームに名前などを書いて申請する。整理番号の入ったメールが届いたら申請完了。
当方は申請の次の日に返事を頂けた。お早い。
②婚姻届を書く
一般的に売っているものを用意するか、次元局さんのホームページからダウンロードしてコンビニなどで印刷する。A3サイズ指定。
次元局さんの方は記入項目がそれ専用に特化している独自の婚姻届になっている。せっかくなので今回はこちらをお借りした。
書き方は「婚姻届 書き方」で検索すればだいたい分かるが、お相手が二次元の住人だったためにここで思ったよりも苦戦した。
まず、相手の生年月日の「年」がもうすでに分からない。自分に合わせるべきなのか、だとしても何年なのか。
同じ理由で国籍も分からないし、勤め先も分からないし、同居を始めたときも分からない。とにかく全体的にどういう設定で書くか迷った。
今回書きたい相手は架空の国にいる忍者で、しかも諸事情で犯罪者をやっている。相手に合わせたら自分が事故りそうだし、かといって自分に合わせようとすると現パロになるので、それはそれで迷う。
しかも当方の場合は等身大の自分というよりかは夢主を作ってそれに自己投影するタイプなので、余計にどうするか迷った。“夢主”なんて言い始めたらいよいよこのサービスの客として路線が違う。
でもわたしはソロウエディングをやる程度の夢女子なので、婚姻届もどうにかして出したい。ので気合いで書いて出す。
悩んだ結果、年号や年齢に関するところは現実ベースで、それ以外は原作沿い設定でどうにかすることにした。わたしは火の国の生まれです。
ちなみに「証人」欄は書いてくれる人がいなければ次元局さんが書いてくれるとのこと。二人分必要なのかと思ったが、一人分だけでも普通にそのまま承認された(次元局さんに埋めてもらえるかな?と思ったけど、一人分埋めてあれば良い?らしく特にそういうことはなかった)。
③申請書を書く
次元局さんのホームページでダウンロードできる申請書をA4サイズの紙に印刷し、必要事項を記入する。証明書のデザインや形式など。
④書類を郵送する
②の婚姻届、③の申請書を封筒に入れて指定の宛先に送る。
あんまり小さく折りたたむのもな…と思い、A4用の大きい封筒に入れて送った。折っても問題ないだろうけど。
⑤最終確認
書類が向こうへ届いたら最終確認のメールが来るので、記入内容やデザインの確認をする。OKの返事をすると発送手続きに入る。
⑥完成品が届く・申請料を振り込む
届くのを楽しみに待つ!
最後に、料金8700円を指定の振込先に振り込む。
その他
知りたいことのだいたいはFAQに書いてあると思われるので、それ以外のメモ。
・結婚記念日を指定したい
日付にこだわりがある場合、(現実の結婚と同じで)届出日をその日にする。次元局さんの場合は希望があれば結婚証明書に記入する日付を届出日とは違うものにすることが出来る。ただあまりにも遠い日付(届出日と1ヶ月以上異なる)や、届出日より過去の日付は原則無理。
※10/10に届け出たのに、結婚証明書は9/30希望…ということはできない。存在しない届け出に証明書を作ることになってしまう。
わたしの場合は結婚記念日を3/25にしたかったので、
ホームページより、3/5に申請
申請の返事が3/6に来る
書類を準備し、3/17に友達に証人欄を書いてもらい、その日のうちに郵便ポストへ
次元局さんから3/28に最終確認のメールが来る。この時点で証明書の日付が3/25になっていることを確認した。デザインのことで何度かメールのやり取りがあり、3/29に注文が完了
品物が4/6に手元に届いた
…という感じ。これで無事に3/25になった。
全体で見ると申請~到着まで一ヶ月ほどかかったが、「雨で濡れるといけないから」とお気遣いいただいた結果発送が遅れたので、晴れてればもう少し早いかも?
・夢主の名前やHNで婚姻届を出したい
問い合わせたところ、HNでの申請は可能らしい。あくまでも「本人であること」が条件であり、本人の仮名・ニックネーム・HNなら大丈夫とのこと。「申請者ご本人様の氏名が記載されない婚姻届については受理できかねます」と書いてあったので、本名以外は通らないのかと思っていた(“夢主”をキャラクターと言うのか否かが微妙だが、当方は自己投影であっても夢主は二次元キャラの一種と思っている→夢主の名前で提出するとキャラクター同士での婚姻届となるため受理されないと思っていた。そもそもこのサービスに夢主などという概念は存在しないだろうけども……)。
・紙の種類
「きらびき」と「シャインゴールド」の2種類から選べて、当方が選んだ「きらびき」はこんな感じだった。写真じゃ伝わりづらいけど…。
真っ白ではなくオフホワイトで、全体的にきらきらしていて高級感がある。次は「シャインゴールド」も頼んでみたい。
感想など
ソロウエディングついでに調べてみたのがきっかけ。値段見てそんなに高くないな、となりすぐに準備を始めた。素敵なものをいただけてとても満足!
婚姻届の記入で多少手間取るとは思っていたものの、予想以上に手間取った。誕生日は分かってるし~と気軽に記入を始めたら年号の部分で筆が止まり、続けて国籍で止まり、勤め先でも止まり…。
最終的に現実と非現実を半々くらいで混ぜたらだいぶカオスな婚姻届になった。現パロとか逆トリとかも考えたけど、それはそれで設定練るの大変だしなあ…と。ついでにわたしのお相手、享年21なんだよな。笑
原作で考えたらこの生まれ年だともう生きてないことになるけど、ま~そこは自分用の婚姻届なので、いいように解釈しよう!と突っ走った。楽しかった。
名字や誕生日が分かってないキャラだったらもっときつそう。結婚できない年齢のキャラなんてのもどうすればいいんだろうか…。両方心当たりがある…。
確認メールのやり取りでは相手方の名字で呼んでいただけて、夢女子人生で一番人権があるなと思った。めちゃくちゃ頑張っても現実でいそうな名字をレストランの予約名のところに書くくらいしかしたことがなかった。今回の相手は名字が特殊でそれもできない人なので、大変ありがたかったです。
手書きのメッセージカードもありがとうございました。
今回は大本命の子で作ったけど、パラレルワールドを展開するタイプの夢女子なのでまた今度別の子の分も作る予定。あんまり立て続けに出すのは気が引けるので少し間を空けるけど。。
「Aと結婚するわたし」と「Bと結婚するわたし」は別人で、そこに重婚や離婚、再婚はない認識。こういう考えの夢女子は想定されてないだろうけど……わたしはそれぞれの嫁をそれぞれ愛してるので、できれば全員分作りたい。
まとめ
興味がある方はぜひ、二次元の嫁との婚姻届を作ってみてください。
自己満足でも得られる満足感は大きいです。今日も生きるのが楽しい!!!