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【保育業界を変えたいと思った理由・これからやりたいこと



【自己紹介】

・社会人2年目
・IT企業法人営業
・独学で保育士資格取得
・副業ベビーシッター

・保育業界を変えたいと思ったきっかけ
保育士の母が保育園の職場環境が原因で病気になってしまった。そばにいたのに何もできなかった自分が悔しくて、母のように苦しむ保育士さんを助けたいと思ったから。


【保育業界を変えたいと思った理由・これからやりたいこと】


保育に興味を持ったのは中学生の頃、
保育士の母の姿を見て興味を持ちました。

私が中学生になった頃、母は新しくできた社会福祉法人の保育園に勤めることになりました。
園庭も大きく、子どもが伸びのち育ちそうな保育園
一見は、、、

ただ、実際、保育士さんが働く環境は過酷でした。
・配置基準を満たさない状態の保育
 異年齢保育で配置基準を誤魔化す
 2-3歳30人を会議の間1人で見るもざら

・部屋の大きさに合わない空調設備
 家庭用のエアコンで夏は暑く、冬は寒い
 子どもが寒くて泣き出してしまう

・世間ではお局と呼ばれる人の存在
 まぁこの人との関わりが大変そうだった
・給与の低さ
 給与は最低賃金とほとんど変わらない状態

本部に言っても現場の声は聞き入れてもらえない状態、
でも世の中での評判はよく、メディアにも良く取り上げられていました。
私としてはなんとも言えない心境でした。

引き止められて辞められない保育園
1年、2年と経っていく、、、
けど毎年1/3の職員が辞めていく

母の話を聞いていて早く辞めたらいいのにとずっと思ってました。

でも、保育園から帰ってくると母は楽しそうに園や保育園で飼っている動物などの話をしてくれました。

毎年辞めたいといってるのに母はやめられずにいました。辞めた方がいいよと何度も伝えたのですが、、、

園から引き止められるのもあるけど、子どもたちの関わりが終わってしまうのが大きかったのだと思っています。保育士という魅力的な仕事が母を引き留めたんだと思います。

そんなある日、母に病気が見つかりました。
バセドウ病でした。

バセドウ病は、くびにある甲状腺の活動が異常に活発になって甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身に様々な症状を引き起こす病気です。
原因は解明されてませんが、ストレスや過労、遺伝が原因と言われています。
症状の一つとして、精神的なイライラや落ち着きのなさが生じます。

そこからが苦しかったです。
病気の症状で小さなことでイライラしてぶちぎれるようになりました。

例えば、ご飯食べた後、お皿を洗ってなかった場合、
普段だったら片付けてねくらいなのに
注意されて、それがヒートアップして、罵声を浴びせられる、数時間後には普段の母に戻る。
さっきは怒りすぎてごめんねと。

毎日母がいつ豹変するかわからず、おびえて過ごしました。
母は父にはその一面を見せないので、勇気を出して父に言っても、「病気だから、仕方ない。みんなでママを支えよう」と言われてしまう。
誰もこの苦しさをわかってくれない。本当に辛かった。私は限界でした。

早くはやく、その保育園を保育士を辞めて欲しかった。普通の、優しい、私の大好きな母に戻って欲しかった。病気になったその年の3月、病気を理由に母は保育士を辞めました。

保育士として全力で子どもと向き合う母が、保育園の環境でストレスから病気になり、保育士を辞めることになりました。

【結論】


この経験から私は思いました。
子どもが好きという理由で保育士になった人がそれ以外の理由で保育士を辞めることのない世の中にしたいと
保育士さんが働きやすい環境でゆとりを持って働き、子どもも元気に心理的安全性がある状態で過ごせて、保護者が安心して預けられる保育園を作りたいと思うようになりました。

ただ、保育園を増やす時代でもないので、保育士さんの労働環境を改善するようなサービスや活動ができたらいいなと思っています。

今、母は別の園で元気に保育士として働いています!
保育士という仕事に誇りを持ち、キラキラ輝いている母が大好きです。


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