vol #44 サッカーと親父
どうもyutureです!
今日も朝から筋トレを!
体は絶好調ですww
🔼の写真はアシスト王を取った時の表彰式の写真です。
ってことで本題ですが、今日は親父について書いて行きたいと思います!
僕は小学生の間親父が大嫌いでした。
小さい頃の僕を見ていた人ならなんとなく分かると思います。
親父は凄く熱血でした。それも普通にではなくかなり笑
サッカーに対して僕より熱いんじゃないかと思うぐらい。
試合で負けて家に帰ると、帰って反省会。
試合に勝っても僕達兄弟の出来が悪るかったら
何時に帰ろうが、 2時間以上の正座は当たり前。
試合会場でしばかれる事も珍しくありませんでした。
今ならアウト級ですねwww
こういう事もあり僕は親父が大嫌いでした。
なんなら親父も僕達のことが嫌いだったのかと思うぐらい。
試合を見にきて欲しくなかった。
でもそれはある日を境に大好きに変わります。
小学校を卒業し、中学生になり、中学1年の時に大阪で3位になった大会があったのですが、その大会の前の日の出来事です。
僕達兄弟は寝ていました。
その時両親の声が聞こえてきました。
母が、
(もう少し楽しくやらしてあげればいい、あの子らだって頑張っている。)
母は親父にそう言っていました。
そして親父はこういった。
(頑張ってるのは分かる。でもあいつらがサッカー選手になりたいと言ってる以上俺らが全力でサポートをせなあかん。だからこそ、厳しくやらなあかんし、もっとやらさなあかん。お金のこととかは俺がどうにかする。だからあいつらにはサッカーを頑張ってほしい。)
僕はこの時の事を鮮明に覚えている。それだけ衝撃的なことだったんだろう。
これのどこが?と思う人もいるかも知れないが、
親父の事を知っている人なら共感してくれる人もいるんじゃないかな。
僕の親父はthe昭和の男
僕達兄弟の前でこんなことを言うことはない。
だからこそ僕は親父が大好きになった。いつも僕達兄弟の前では怒ってばかり、嫌いだから怒っていたんだと思っていた僕。
でも違った。そして気付かされた。
俺たちがもっともっとやらないといけないと。
好きなことをやらしてもらっている感謝の気持ちをもっと日頃から持たないと、そしてもっとプレーで表さないといけないなと。
本間に心の底から親父が大好きになった。
僕達の家庭はあまり裕福ではなかった。
でも何不自由なく暮らせていた。
なぜなら、
親父は朝早くから夜遅くに帰ってきて、少し仮眠をとってまた仕事。母も夜中に仕事を行っていたから。
親父はこの生活を僕達が大学卒業まで続けていた。
高校から大学卒業まで親父は全ての公式戦を見にきてくれた。
高校の時は大阪でインターハイ予選で優秀選手に兄弟揃って選ばれました。(大阪で16人程)
あるプロジェクトでは関西選抜にも選ばれました。
大学は愛知だったので、毎週週末に3時間以上かけて見にきてくれていました。
そして大学4回生のとき東海1部リーグでアシスト王を取れた。
少しの恩返しが出来て嬉しかった。
こうやって色んな賞を取れたのは家族の支えと周りのサポートがあったからので本間に感謝です!
今こうやって書いている時ですら現役時代の時の両親を思い出すと泣きそうになる。
本間に毎日仕事漬けで休みが取れたら僕達の試合をみにきて、そして終われば仕事に直行の時もあった。
両親だってやりたいことがあったはず。
だから親父と母に聞いたことがある。
やりたいこととかなかったん?
親父も母も口を揃えて言った。
(俺らのことなんか後回しや。お前らの好きなことやらすのが俺らの仕事。だから気にせんでええ)
もう何もいえなっかたし、親父が大嫌いだった僕が憎くなるぐらいあの時を後悔している。
現役を引退し4年目。
今でも両親が大好きだし、しょっちゅう実家に帰って孫に合わしている。
サッカーを辞めて4年経つが未だに少し寂しそうだがww
これから恩返しをして行きたいし、これからも両親を大好きでいたい。
もっともっと長生きしてほとんど行ったことのない旅行に連れて行ってあげたいなと思います。
親父と母よ大好きやぞ
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