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セカンド・バースデー

中学、高校時代の友人から連絡をもらった。
僕の10代の数少ない友人。

高校卒業後、ストレートで有名私立大学に入学をし、
そのまま就職を決めたと、僕が大学時代に聞いた。

その後、1年と経たずとして会社を辞め、
再び大学に入り直す(3年次編入)と聞いたのが、3年前くらいの話。

「改めて、自分の人生で”学び”が大切なんだと気づいたんだ」

そんなことを言っていた。

そこから留学に行ったり、第2の大学生活を送っていることは、
SNSを通じてそれとなく知っていた。

話をした時に「ああ、すごいな、いいな」と思ったこと。

それは、20代も半ばになってはじめて、自分で自分の人生を決めて、一歩ずつ歩き出したということ。

父親が医者、兄弟も優秀、期待は大きい。
そんな環境の中で育ち、大学もストレートに有名私大に進学したけれども、どこか自分に自信がなかったという。

そりゃあそうだ、有名大学だけれども指定校の推薦で進学をし、自分で努力をして何かを成し遂げた経験がなかったというのだから、それで自信を持って生きろというのは酷な話だと思う。

それとなく就職をして辞めると決断をし、改めて学びをすると決めて歩を踏み出すその勇気を持ったときに、初めて自分の人生を歩んだんですね。

自分で人生を決断したその日が、あなたにとってのセカンド・バースデー。
二度目の成人式です。

おめでとう。これからを楽しみにしています。

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ゆってぃ(Yuttie)
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