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仕事ができるようになりたかったら、できる人の脳をトレースすればいい
タイトルが結論なんだけれど、学生から社会人に変わるときに最初の3年くらいで、それ以降の社会人キャリアの土壌はほぼ決まる。
ぶっちゃけいうと最初の1年くらいで勝負ありだと思っている。
最初働く環境の中で、どこまで自分の「当たり前の基準」を作ることができるか、高めることができるかが、そこから先の角度になってくるんだろうな。怖いなと思う。
高学歴の人たちを企業がこぞって採用したいという理由はそこにあって、やっぱり努力の水準が違う。
あと1ミリの努力を机に向かってどれだけできるのかということを、10代のうちに経験しているか否かはすごく大きい。
それはじゃあ部活でもなんでもいいでしょう?というかもしれない。実際にそうだと思う。
何か1つをやりきった経験を10代のうちに持っているということは、20代以降の人生で確実に効いてくる。
その中でもやっぱり大学受験というイベントは大きくて、「考え続ける」という経験がものを言うのだ。
これ以上考えてもわからない・・自分の脳みその限界だ、、
と言うものからさらに30分でも1時間でも粘ることができる力は、社会に出た後の「答えのない世界」で必ず活きてくるのだ。
自分と似ているタイプで抜群に仕事ができる人を見つける
話を戻して、仕事ができるようになりたかったらどうすれば良いのか?
それは仕事ができる人を見つけて、徹底的にパクるのだ。以上。
と言うアドバイスは、世の中に溢れていると思うので、もう少し掘り下げてみる。
どんな人を見つければ良いのかというと、それは補欠の先輩ではなく、抜群に仕事ができる人を見つける。
自分の周りに1人か2人はそういう人がいるはずだ。同期で1番仕事ができるやつでもいい。
もしいないのであれば、隣の部署まで広げてみると、見つかるはずだ。
それでもいなければ、会社の中でエースと呼ばれる20代や30代の人たちを見つけるのだ。
それでも物足りなければ、社外の同年代の人でもいい。
そのとき1つ注意をして欲しいのが「憧れのあの人」ではダメだということ。
教えを請うのは良いけれど、パクる対象としては不適切。
何故ならば、必ずしもあなたのやり方(タイプ、思考性)と一致するとは限らないから。
あなたがパクるべき対象は間違いなく自分と似たタイプで、圧倒的に仕事ができる人なのだ。以上。
自分のタイプは例えば同期の中でどう言う役割なのか?とか、今いる部署の中で自分の振る舞いを見つめてみる。
そうすることで、ああなるほど自分はこういうタイプの人間なのだな、と言うことが見えてくる。
そしてそのタイプに似た同世代、先輩たちを見つけてくる。
なんならストーカーをしてもいい。
彼らがランチに行くなら一緒についていく。
場合によっては、飲みに行ってくれるかもしれない。
でも、仕事ができる人たちは一見するととっつきにくい性格の人もいるから、自分から懐に入っていくのだ。
必ず、なにかしら他の人たちとは異なる秘訣があるはず。
行動ではなく考え方を真似ぶ
その人の行動を逐一観察していると、ハウツーをパクると思われがちだけれど、そうではない。
もちろんハウツー(やり方)を盗むのは大切。
もっと大切なのは、なぜ、そのやり方をしているのか?という「考え方」の方だ。
もっと言うと、その人の脳みそをそのままトレースするのだ。
思想模写と言い換えてもいい。
思想模写ができるようになると、自分自身が道の局面に遭遇した時に「あの人なら、この局面でどう考えるのか?」という思考回路から結論を出すことができるようになる。
あの人がまだ発したことはないけれど、言いそうなことを先取りできるようになったら成功だ。
あなたの仕事に置き換えて、考えてみて欲しい。
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