僕は完璧主義者だ。
朝起きて、ふと考える。
今日はアレをして、これをすれば完璧だ。
このときの僕の頭の地図で描いた未来は「すごいじゃん!」とみんなから褒められているような絵が浮かんでいる。
ただ行動に移すとその未来にたどり着くまでの道が見えない。もっと良くしよう。何か出来るはずだ。と自分の中の100点を…。
と考えている時、気がついた。
僕は自意識過剰なのではない″完璧主義者″なんだ。
何事も完璧に自分の正解に当てはまらないと気持ちが悪い。かといってその正解に辿り着くための道をうまく見つけることができず、いつの間にか高すぎるハードルをいきなり飛び越えようとする自分がいた。
今まで、自分のことをすぐに卑下してしまう癖があり自己肯定感が低いのではないかとか。他の人の視線が怖い。だから自意識過剰なのではないかとか思って、いろんな本を見たりしてた。
けど、ふと完璧主義というワードが頭に浮かび調べた時に震えた。
書いてあること全てが僕自身だった。
・自意識過剰
・理想像が高い
・100点を目指す
・柔軟性がない
・責任感が強い
・失敗が怖い
・完成が遅い
チェックリストをつけるなら、僕は全てに当てはまっているだろう。100点が欲しい。それ以下は失敗だと思い込んでしまう。だから超えられないハードルを見上げながら、ぐだぐだうじうじしながら物事を先延ばしにしがちだ。
そして、一つ失敗するとこの世の終わりのような落ち込み方をしてしまう。
正直、完璧主義なんて認めたくなかった自分もいる。ただ、それは今考えてみれば、プライドが高いからだと思う。だから自分は自己肯定感が低いとか自意識過剰なだけだとか別の方面に逃げようとしていた。
まぁ、しょうがないんだけどね。
結局もうこんな自分で28年間生きてきたんだし。
プライドが高くても、理想が高くても、完成が遅くても、失敗が怖くても、柔軟性がなくても、自分はもう自分なんだ。
こうやって気がついて認めたからこそ心が軽くなった気もする。完璧主義は調べれば悪いことだらけではない。だから直すのではなく、和らげる方法を試していこうと思う。
①減点方式ではなく加点方式で過ごす。
②何かやらかしてしまっても「まぁ、いいか」という。
③やろうとすることを客観視し、優先順位をつける。
④"余白"を残した80点を目指す。
⑤立ち止まったら「失敗しても死なない」と思いやってみる。
この5つを試してみて、自分の完璧主義な部分を緩和してよりよい完璧主義者を目指してみようと思う。いい部分を活かして、できるやつを目指せるように頑張るぞ。
これが僕の2021年の宣言です。
今日の似顔絵「くまちゃん」