発信することが苦手って話
今日の内容は大体朝Twitterに書き込んでしまいましたが…改めて。
僕が人と話す中で、良く出てくるキーワードが2つある。それは「自分の話をすることが苦手だ」そして「自分は無趣味だ」ということ。
前者は自分の話をするときに人から自分の意見を否定されることが怖くて避けてきたから。
例えば彼女とどこかに出掛けたんだよって話をする。でも、その幸せな話はもしかしたら誰かから嫌われてしまうきっかけになってしまうかもしれない。あとは自分はこんな考え方をしているんだとデザインだったり、好きなものに対して意見を話したとしても、もしかしたらその意見にカチンとくる人がいるかもしれない。と色々と考え込んでしまい殻にこもっている。
それは自分が小学生とか中学の時、仲の良かった友達とふとした一言で絶交されてしまったり、野球部のときに後輩から舐められていてボールを投げられたりした経験があるからかもしれない。どの理由も昔のこと、小さい時のことと片付けられるかもしれないが、どこか人に嫌われたくないという想いが残っているのかなと思ったりもする。
だから今だに自分が好きな著名人や知り合いが叩かれている場面などをみるときゅっと胸が苦しくなって、動揺もしてしまう。それは心のどこかで自分に置き換えているからかもしれない。弱い心を持っている。
そして、後者の無趣味ということ。これに関しては周りにバイクにこだわりを持っている友人や動画編集をさせてもらっているセルマーの爬虫類へのこだわりなど、身近な人たちに熱中できる趣味を持っている人がいるから、自分はなんでこんなにもハマることができる趣味がないんだろうって自信がなくなってしまう。
そんな風に僕は自分を発信することが苦手だった。
でも、本当に昨日今日の話。この二つを解決する、というよりかは自分が変わるきっかけになる様な話が聞けた。本当に自分の中に道が切り開かれた様な気がしたんだ。
前者を解決するきっかけ、それは今日の前田デザイン室での前田さんのコラムだった。「知られること」すごく単純明快だけど、ああ、そうか。そうだよなって附に落ちた。自分はこれが好き。こういうことができる。こういう人間なんだ。将来こうなりたい。と自分を知ってもらうことで、どこかで「ああ、そういえばあの人これが好きって言ってたな」と次に繋がるチャンスがくるかもしれないということ。僕はなにか知られることに恐怖を抱いていた。でも、それって本当にもったいないことで、もしかしたら道端に落ちている石ころを拾う様に僕のことに気がついてくれる人がいるかもしれない。実際この後の後者の解決法でも書くけど、Youtuberの瀬戸弘司さんもdrikinさんに悩みを打ち明けた対談を投稿してから本当に色々と動き出したという話をしていた。僕はこの光景を目の当たりにしていたからこそ、前田さんが話していたこのコラムがしっくりきたんだと思う。だから、何かに怯えるなかれ。これでいいのだと言わんばかりに自分という人間を伝えられる様にどんどんSNSにも発信していきたいと思う。
そして、後者を解決するきっかけ。これは昨日、今日で配信された瀬戸弘司さんと石井正則さんの対談。この中で瀬戸さんは「自分はいろんなものに手を出して試しているけど、自分には真ん中がない」という話をしていた。まさに僕を見ている様で、僕も音楽ではライブに行ったりDJをやったりしているし、カメラも買って色々写真を撮った時もあったし、動画編集もイラストも書いたりしているし、映画はみるし。でも、そのどれもが自分の真ん中と言えるものではなかった。だから、ないものねだりじゃないけど熱中できる物が欲しかった。けど、これに対して石井さんは「諦めた」と言っていた。なるほどなと思った。自分には一つに熱中することが無理だからこそ、自分が今やりたい。これをしたいということをすれば良いんじゃないかって。それを聞いて心がなんだかすっきりした。そして、夢中になりすぎて好きなことが苦しくなったら別のことをやって。いろんなことをすることがまさに趣味なんじゃないかって思った。僕はどこかで自分のことをカテゴライズしようとしていたのかもしれない。けど、そんな必要全然なくて興味がある物に触れていくことが大切なんじゃないかって思えた。本当に夢中な人に対して失礼なんじゃないかと思って趣味とはいえなかったけど、それで足踏みすることが逆に失礼だっかもしれないなと今更ながらに思う。
今まで発信できなかったのは、前から話している自意識ちゃんがブレーキをかけていたからかもしれない。だから、自分の中の自意識ちゃんを消したかった。けど、これからは「お前ここで話さないと損するぞ」みたいに自分を鼓舞するため、そして辛くなった時に「お前考えすぎているぞ」と話しかけてくれる様な存在として共存していきたいと思う。
僕はこれから自分の話をしようと思う。
自分が自分らしく生きるために。
これが僕だって胸を張っていられる様に。
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