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【12星座】天秤座徹底解説
【太陽天秤座月間】
9月23日〜10月22日
太陽は天秤座に滞在します。
天秤座基本分類
【2区分】
男性宮:能動的、外向的、外に向かう関心
【クオリティ(3区分)】
活動宮(カーディナル):動く、はじめる
【エレメント(4区分)】
風(エアー):思考、コミュニケーション、社交性
【守護星】
金星(美と調和)
【7番目の星座】
7は「落差・バランス」を表す数字
比較する対象があることで「差」に気づくさま
【7ハウス(DES)に対応】
自分と他者、他者を通しての学び
【12感覚】
「触覚」
→「自分」と「外の世界」の境界を感じ取る感覚
(「皮膚」は自分と外界とを区別する境界線のようなもの)
【身体対応部位】
ウエスト(腰)
【ディグニティ】
太陽で減退、金星で品位、火星で損傷、土星で高尚
天秤座発達段階
12星座を人間の成長過程に例えるならば、
牡羊座から乙女座までは「個」の育成の段階にあたります。
天秤座以降の星座では、社会的な人格の育成〜統合的な完成へのフェーズに移行します。
その中で天秤座は、社会に出て自分を押し出すスタートの段階です。
社会人1年目、フレッシュな新人さんってイメージ。
だからこそ周りと自分の関係性が気になり、自分を取り巻く人や環境との調和を大切にします。
他者や集団生活との関わり方を模索し、風の星座であるため思考やコミュニケーション力を使って、社会の中で共存していく術を身につけていこうとします。
天秤の由来
天秤座の天秤は「正義を測るはかり」。
正義と天分の女神アストレイアーが持つ天秤は、地上の正義と均衡を保つ、神聖なるアイテムです。
天秤座が「バランス」「調和」といわれる所以は、この天秤に象徴されてるように、中立・中庸を守る女神から発展しています。
天秤座の美しさは、何かひとつに過剰に偏るものではなく、自分以外の他者を知ること、比較することで気付かされる「落差」を感じることからはじまる「真ん中」を感じるバランスです。
これは数字の「7」とも結びつきます。
7番目の星座
「7」は音階(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ)のように、段差や高低差を意味します。
自分だけしか知らない世界では、この高低差には気づけません。
しかし、社会に出て他者を知ることで、自分と他者との「落差」に気づきます。この落差をうまく調和させていくことが、天秤座の美意識につながっていきます。
天秤座の正義
もしも人同士の間に争いや喧嘩が起きた場合、一方の肩を持つのではなく、どちらの言い分もまずはよく聞きます。そこから公平かつ客観的な視点で、物事をジャッチしていきます。
天秤座の裁きは喧嘩両成敗です。
けっこうクールで論理的な仲介者としての役割を担います。
不正や不公正、ズルをすることは許さない厳しさも持ち合わせています。
普段は周囲と足並みを揃えて温和だけど、徹底的に論破する検事や冷静かつ客観的視点で裁く裁判官に変身することもあるかもしれません。
天秤座の美意識
天秤座の人はおしゃれ、美的センスがいいと言いますが、それは守護星である金星の影響を受けているからです。
牡牛座も金星を守護星に持ちますが、牡牛座は自分の中にある感覚、主観的視点を重視するのに対し、天秤座は自分と他者の間を感じるため、人から見られる美しさという客観的視点を重視する傾向があります。
TPOに合わせた装いに気を遣え、不快感を与えないかという美のバランスやエチケットを大切にする、エレガントでスマートな存在でありたいと願うのです。
風の星座
天秤座は「風」の星座の2番目にあたります。
風星座の1番目は双子座(対個人)、3番目は水瓶座(対世界)です。
天秤座は2番目なので、自分と他者との関係性において、知性や思考を発動させます。
人の話をよく聞く、いわゆる「傾聴力」がある星座です。
知性を社会のために使おうとするため、人を教え導くことにも長けている人がいるでしょう。
世の中をよくしたい思いから、知的活動を慈善活動に活かす人もいそうです。
あくなき向上心と成長マインドが天秤座の人の奥底にうずくまっています。
「風」とは本来はエアー、つまり「空気」を表します。
日本語に訳したときに「風」になってしまったので、びゅんびゅん吹き荒れる風をイメージしますが、本当は「空気」なのです。
空気は水が温まって蒸発して上へ上がったものです。
「水」は感情や心、潜在意識をあらわします。
風星座の人はドライと言われますが、冷たいのではなく人との繋がりも大切にする人たちです。
水星座のように、ピッタリとくっつこうとはしないけれど、軽やかに人々との交流を楽しみ、横の繋がりは大切にします。
「風」と「水」はウエット=湿っている星座と分類されるのも、心の温かみがあるからです。
そのため天秤座の人々は、知性を世のため人のために活用しようとするし、多様性を認める広い視野で公平に人々や物事を見ることのできる教養のある方たちなのです。
そのポテンシャルを存分に発揮させるためにも、天秤座の人々は幾つになっても「学び」をやめないことが重要なポイントかもしれません。
バランスや調和、中庸ばかりを強調すると、自分には抜きん出た才能はないのか?何かを深く極めなくて大丈夫か?と不安になるかもしれませんが、私たちは12星座全ての要素を持ち合わせています。
天秤座の人が、天秤座だけのテーマで生きていくわけではないので安心してくださいね。
天秤座のパワーワード
天秤座のパワーワードとして「いい塩梅」という言葉を贈ります。
何事にも「いい塩梅」を目指して、天秤座の性質をいい感じに発動させましょう!
私と天秤座
さて、ここまで天秤座を熱く語ってきましたが、ここからは私の個人的な話になるので「星を使う」に興味がある人だけ読み進めてください。
私がここまで天秤座を熱く語った理由。
それは私のホロスコープでは「天秤座」を感じにくい配置になっているため、私自身も天秤座の「美意識」「バランス」「調和」「社交性」といったキーワードがよくわからなかったのです。
というか苦手だったのです。
冥王星・ドラゴンヘッド・インターセプト・POF
私のホロスコープで天秤座には10天体の中で冥王星だけが入っています。
冥王星はトランスサタニアンと言われる世代天体で人々の集合意識に影響を与える天体です。個人で冥王星の意識を扱うのはだいぶ難しいです。
そして、ドラゴンヘッドという感受点も天秤座にあります。
要するに天秤座的なことが今世の課題なのです。
また、もっとマニアックにいうならば天秤座が「インターセプト」といって私のホロスコープの4ハウスにすっぽりとはまっているのです。
インターセプトされた天体やサインはその意識を使えるようになるまで時間がかかると言われています。
はじめは感じにくくなるのです。
星を使う視点から申しますと、天秤座を意識しにくい・活用しにくいからこそ、自分の中にある天秤座の資質を意識していくこと。開発していくこと。意図していくこと。そうすることで、天秤座の学びを行い、自ら開拓していきます。
私で言えば、美にまつわることで気後れしてしまう。おしゃれすることに勝手なハードルがある。対人関係においても人とのいい距離感がわからない。社交的に見えて実は人見知りで大勢の場は苦手。人を頼ることも苦手。チームワークとか面倒。
なのですが、あえてそれらに取り組んでみる。食わず嫌いはやめて、勝手な思い込みも外して、飛び込んでみる。
実は私パートオブフォーチュン(POF)という「幸運のありか」と言われる感受点が天秤座にあります。
ドラゴンヘッドも今世の課題であるけど、取り組めば魂が進化する重要なポイントなんですよね。
私にとって天秤座を研究するのは、非常に意義深いことなのです。
太陽天秤座月間をどう過ごす?
では、この太陽天秤座月間をどう過ごしていきましょうか?
風の星座らしく「知的活動」に励みましょうか?
それとも美的なことでダイエットに励みましょうか?
パートナーシップを見直すのも良さそうですね。
スタンドエフエムでエレガントな言葉使いを意識して知的活動を発信する、なんてのもいいかもしれませんね。
あなたは天秤座のパワーをどのように暮らしに取り入れますか?
星の動き
直近1ヶ月の星の動きを見ても、現在太陽と月は天秤座。(9月26日天秤座新月)
9月29日、金星天秤座入り。
10月11日、水星天秤座入り。
天秤座色の強い1ヶ月です。
天秤座を思いっきり味わい尽くしていきましょう。