市議会議員の活動報告(議会以外編)
こんにちは。
日進市議会議員の吉野ゆうとです。
前回は議会活動としての報告をnoteに書きましたので、今回は議会以外での活動を記事にしました。
前回の記事はこちらです。
議員となって3ヶ月半ですが、議会以外でも様々な動きをしております。
議会も重要な仕事の1つではありますが、そのために調査・視察や市民の方から声をいただき、また情報を発信する必要もあります。
そして、議会という場にこだわらなくても、直接、市民の方の声を届けたり、日進市の役に立ちたいという方を繋いだりと、様々な動きをすることもできます。
所管事項調査・行政視察
所属する常任委員会にて、市内の所管する施設などを調査することを「所管事項調査」と言い、他の市町村などに視察・研究に行くことを「行政視察」と言います。
所管事項調査では総務文教委員会として「中日あおば学園」と「市川家住宅」へ伺い、それぞれの現状を確認しました。
行政視察では、所属する議会運営委員会として瀬戸市議会を訪問し、議会運営などを聞いてきました。議員になる前は、地方議会はどれも同じ進め方と思っていましたが、予算決算準備会など日進市にはない取り組みがあったりと、地域ごとに異なります。
また、日進市議会から選出されて担当している「中部水道企業団」としては、水源地である木曽広域連合の味曽川ダムなどを視察しました。上流地域の日々のご苦労があってこそ、我々の水道が維持できているのであって、大変、勉強になりました。
秋にも、少し遠方への行政視察の予定が入っています。
市民の方からの声を市に届ける
選挙前の政治活動の際や、議員になってからのSNSやメールなどを通じて、様々なご意見をいただきました。それを自分でも調べた上で、市の担当課にお届けし、どのように問題が解決できるかを検討していただきます。
側溝の蓋のこと、一時停止の標識のこと、農地転用・市街化調整区域のことなどなど…今までは持ち合わせていなかった知識が身につき、私自身の地方議員としてのレベルも急成長しています。
市議会議員の仕事の1つと思いますので、これからもしっかりと市民と行政の橋渡しをしていきたいと思います。
献本の橋渡し(2件)
「プログラミング教育」と「ネット詐欺などを防止する教材」の2件の献本を橋渡しいたしました。
具体的には、日進市のお役に立ちたいという方を行政の担当課にお繋ぎし、より良い形になるようサポートしました。
特に後者は、"SNSでのお金配りで情報を抜かれること"や"自撮り写真での被害"など、スマホを持つ方なら誰でも被害に遭う可能性があることを防止するためのマンガ教材です。小中学生向けに電子書籍にて1万冊分を献本いただき、中日新聞でも掲載いただきました。
企業版ふるさと納税の橋渡し
企業版のふるさと納税という仕組みがあり、その寄付先を探している企業さんを見つけましたので、日進市の担当課にお繋ぎをし、我が市へ1000万円の寄付をいただきました。
日進市では過去最高金額とのことです。先方のご期待に添えるよう有効活用できるよう、今後も見守っていきます。そして、この制度の可能性や課題をそれぞれ学びましたので、次の議会で取り上げるつもりです。
民間企業と市民団体の協働のきっかけづくり
こちらは大手企業さんと日進市の市民団体を繋ぎ、共同のプロジェクトを運営する取り組みです。私の前職での繋がりもあって、実現に向けて動き始めています。
予算は限られていますので、新たな活動をする上で、民間企業さんのお力をお借りすることが大切と思っています。まだ正式に決まっていないので、ここでは詳細は書きませんが、市内の子どもたちへのサポートにつながればと思います。
行事への参加
防水訓練など非常時に備えたものはもちろん、様々な文化イベントにも参加をしてきました。今まで知らなかった日進市の取り組みや、市民の方の活動を知れて、とても参考になる機会でした。
こうした機会を通じて、市民の方からお声をいただくことにも繋がりますし、日進市の力になりたいという方との出会いにもなっています。
この夏は、各地で盆踊りが行われており、私も何か所か参加をしましたが、同じ市内でも地域性があり、大変興味深かったです。
その他にも勉強や情報発信を…
個人的な勉強でもあるので議員活動かどうかは分かりませんが、他市町の議員さんとの意見交換会に参加をしたり、山口県・萩市で教員向けの研修に参加をしたりと学びの機会に飛び込むようにしています。
どのような場でも、日進市の行政運営のヒントになる出会いに恵まれています。
また、日進市や議員活動を発信するためのSNSでの情報発信や、依頼があった際には高校等での出張授業やイベント登壇などもしています。NewsPicks系の動画メディアにも取材してもらいましたので、近々、リリースされるかと思います。
日進市でも1年で15万円分の政務調査費があります。
今後はこちらも有効活用しながら、より専門的な研修などにも参加をし、議員としての力を高めていきたいと思います。
まとめ
他にも細かな動きはいくつもありますし、現在進行形で進めているものも複数あります。
「議会での質問回数が多い人が、仕事をしている議員だ」などと言われることもあり、それも大事ではありますが、それだけではないと思っています。むしろ打席の用意された、「議会」以外の見えないところでこそ、各議員の努力や個性が発揮されると思います。
動き方がだいぶ分かってきましたので、どんどん動いて、日進市から社会がより良くなるように頑張っていきたいと思います。
引き続き、見守っていただけますと幸いです。