はじめての山口県旅行
友人のY氏に誘われたのが、山口県に旅行したきっかけだった。
「山口七夕ちょうちんまつり」という日本三大火祭りの一つに数えられるお祭を見に行きたいから一緒に行こうって感じで誘われた。Yに誘われるまで全然知らないお祭だったけど、日本三大○○ってついているくらいだからきっとすごいお祭なんだろうと興味が沸いて行ってみることにした。
角島、萩城下町
お祭前日に福岡入りして、翌日レンタカーを借り、関門橋を渡って山口県へ。
沖縄に住んでいると、簡単に県を跨ぐことができないから新鮮!
お祭は夕方からなので、少し寄り道していくことに。
向かったのは、国定公園にもなっている角島。
おおおおおお!!海めっちゃきれい!!
日本海側ってめっちゃ荒波が立ってて、海の色ももっと濃い青なイメージだったけど、全然違うなぁ。ちょっと沖縄っぽい。
そこから更に寄り道して萩の城下町。世界遺産にも明治維新発祥の地。そういえば山口県の方々って吉田松陰のことを「先生」って呼んでる人が多かった。尊敬と親しみがこめられているように感じる。
ちょっと時間がギリギリになってきたので、レンタサイクルで一気に見て回った。次回行けるときはもっとゆっくり見て回りたいなぁ。
山口七夕ちょうちんまつり
そして、今回の旅の本命、山口七夕ちょうちんまつりへ。地元の人達がどんどん集まってくる。
明るいうちに会場の商店街に到着。既にちょうちんと屋台が設置されている。一本の竿に40個近くちょうちんがつけられていて、それが通りにズラッと並んでいる。
そして街は段々と黄昏れはじめ、夜の闇に包まれていく。
間近で一緒に写りやすいミニちょうちんツリーや
クリスマスにも活躍しそうなちょうちんツリーもいる。
そして、ちょうちん山笠が通りを練り歩く。
普段は車が通る道に立ち並ぶ大量のちょうちんツリー。写真撮るの楽しすぎる!
屋台では獺祭などの地酒や山口県の名物などが売られていたけど、あまりにも写真撮るの楽しすぎて、飲まず食わずで数時間ぶっ続けで写真撮りまくってた。もったいない!!
瑠璃光寺、秋吉台
翌日、朝早くから国宝の瑠璃光寺の五重塔に向かう。きれいな庭だなぁ。春夏秋冬それぞれ楽しめそうだ。
昔の人々もこうやって街を見下ろしていたんだろうか。
そして特別天然記念物の秋吉台へ。
日本最大級のカルスト台地である。広大ぃぃー!!
とりあえず歩けるところまで歩いてみる。
こういう景色は沖縄では見られない。
3億年前はサンゴ礁だったなんてロマンがあるな!
こんな感じの石灰岩がいたるところに。
秋芳洞という鍾乳洞もあるとのことで、そっちも行きたかった…。夜は満天の星空が見られるらしいし、こっちも一日かけて回りたい。
こうして山口県の1泊2日の旅を終えた。短い時間だったけど、色々回れたし、すごく楽しかった。
この旅を終えてから山口県が身近に感じられるようになって、色々調べた。そうすると今回いった場所やお祭以外にも、岩国の錦帯橋や元乃隅稲成神社など、まだまだ行きたいスポットやイベントがどんどん見つかった。調べれば調べるほど山口県に行きたいと思えてくる。
大変失礼な話で申し訳ないのだけれど、この旅に行くまで山口県のことはあんまり興味が無かった。けど、一泊二日という短い旅でも山口県の魅力を充分に感じられたし、また行きたいと思うようになった。
僕が行ったことある都道府県は、せいぜい10ちょっとだと思う。行ったことのない県の方が圧倒的に多い。それはつまり、まだまだ自分の知らない魅力的な土地が日本中にある事だと思う。
だからコロナが落ち着いたら旅に出たい。きっとこの旅のように、名所やお祭、人との面白い出会いが旅の数だけあるはずだ。
オマケ
今回の旅は名所巡りや祭の写真撮るのに夢中になりすぎて、食事がテキトーになってしまった。ていうか、ご飯食べた記憶があんまりないぞ…?獺祭もその他銘酒も飲んでないし…。
数少ない食べ物の写真がこちら。
瓦そば。めっちゃブレとる。
完食後。食べる前の写真をちゃんと撮れ。結構なボリュームだったけど、ペロリと完食できるくらいおいしかった!!
萩の城下町で食べたみかんソフトに使われていたと思われるみかん。ソフトクリームの写真は無い。被写体のチョイスがおかしい。暑い中自転車漕いだ後に食べるソフトクリームは最高だった!!
次山口県行ったら、観光地だけでなく料理もお酒も堪能したいぜ…。