日記
・新人
キャツミがバイトの後輩になりました。
実家のお好み焼き屋をクビになった息子、キャツミ。
焼きそばができあがった瞬間に、鉄板の横の溝に焼きそば捨ててクビになった息子。
シフト初日。
ぼくや店長におしぼりをファサッて投げつけてくるキャツミ。
熱々のフライヤーの油をさわってしまうキャツミ。
目が合うと身体をチョンチョンつついてくるキャツミ。
なにも意識せずほぼ反射で、本当の「チョンってすんなよ!」を言ってしまったぼく。
できあがった料理を運ぶぼくに「うまそうですね〜」と言いながら
お客さんのテーブルまでついてくるキャツミ。
ドラクエみたいに列になって料理運んでくる店員たち。
キャツミの大冒険、不思議の居酒屋。
・理解者
体のラインがまるごとわかってしまうほどの薄手のニット、ぼくはあれのことを
「ピタッとニット」と呼んでいます。
それを爆ノ介さんに「おまえ勝手にえげつないネーミングすな!」と怒られました。
別の日。
楽屋に置いてあったえっちなDVDのチェックしてたら
まさにそのニットを着た女性がジャケットに写ってたので
「ピタッとニットやあ〜」と思わず口にしたら、いつの間にか横にいた
ヒューマン中村さんが「ピタッとニットいいよな」と即同意してくれました。
ピタッとニットって呼んでいるのは、ぼくだけじゃなかったんです。
・正直者
FOLK old book storeで開催中の『絵ピソード』。
浦井と見にいくことに。
芸人のエピソードを、イラストレーターの木村耕太郎さんがイラストに描き起こすという試み。
展示を見ながら、ぼくはツッコミの人とボケの人とで
木村さんに送った「エピソード」の色味がきれい分かれてるのが面白いよな、と浦井に伝えました。
ツッコミの人は実際にあった話、ボケの人は創作っぽいちょっとフィクションな作品を送っているんです。
それを聞いた浦井は「ああ、嘘の話な」と言いました。
浦井ってフィクションのこと、嘘の話っていうんや。
・東京の方
東京に移籍して、帰ってきた稲田に会った。
鳥貴族でサングラスかけてた。
ライブのチケットを買ってくれた方がお互いのためだ!