【編集部取材】 ノバレーゼ、小料理屋「SHARI」を「三井ガーデンホテル銀座五丁目」内にオープン。結婚式場大手がホテル内にレストランを出店する意味とは? 東京都中央区
2019.09.26
結婚式場運営大手の株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、荻野洋基社長)は9月26日、カジュアルスタイルの小料理屋「SHARI(シャリ)」を、同日オープンの「三井ガーデンホテル銀座五丁目」(東京都中央区)2階にメインダイニングとしてオープンした。
運営は同社100%子会社で、レストラン運営を手掛ける株式会社ブロスダイニング(東京都中央区、鈴木一生社長)。
店内には、260㎡のフロアに80席を設定、厨房を垣間見ることができるライブキッチン風のカウンター席のほか、テーブル席や個室を配置した。
さらに、神戸牛の鉄板ステーキをふるまう専用の隠れ家(個室)を設定、専門店のような位置づけで「鉄板焼みたき」の名称で運営する。
同店では、オープンに先立ち、オープン前日の9月25日、メディア向けに試食会を開催、報道陣にランチメニューで提供する「レディース御膳」と「SHARI御膳」が振舞われた。
「レディース御膳」(税抜2,600円)は、季節の刺身(2種)と焼き魚、炊き合わせ、揚げ物、茶椀蒸し、その他4種の総菜と、季節の炊き込みご飯、ロール寿司(3貫)を、木箱に美しく納めたもの。
「ハレの街」銀座を意識し、「美味しいものを少しずつ」という欲張りな女心を満たす、御膳料理に仕上げた。
一方、店名を冠した「SHARI御膳」(税抜3,000円)は、国産牛のステーキが4切れ程度(約50グラム)と季節の刺身(3種)、炊き合わせ、揚げ物、焼き物、小鉢の 6皿にご飯、味噌汁、デザートがついた構成。
各料理をある程度しっかりと味わえる量を盛りつけ、ランチからステーキを頬張れる、豪華な内容とした。
なお、試食会後は、同ホテルの大浴場や客室などの内覧会も行われた。
<目次>
本来は相容れない?関係のホテルと結婚式場。
ランチから、「プレミアムな朝食」を類推させる仕掛け。
結婚式場のノウハウを凝縮?した空間プロデュース力。
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