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休暇中に思うこと。

こんばんは。タノウエです。

現在僕は育児休業中。
来月頭までお休みをいただく予定です。

今月頭に無事、元気な女の子が産まれました。
母子ともに健康で本当によかった。

この話はまたどこかでゆっくり綴るとして。
今日は育児休暇のはなし。

僕は音楽業界という、広義的にはエンタメを生業としている人間です。
日々沢山のやりとりが繰り広げられ、スーパー利益率が高いものもあれば
やればやるだけお金が飛んでいくようなものまで様々。
それでも仕事があるというのは有難いことで、目まぐるしく毎日を過ごしています。

否、過ごしていました。

「なんだか育児ってヤツはめちゃくちゃに大変らしいぞ」というのを身の回りの方々から沢山聞いていたので、妻の妊娠が確定した段階から会社には休暇を取りたい旨を伝えていました。

有難いことに快くokをいただき、色々調べたり準備をしたりしていたわけですが、最大のネックは育児休業給付金。
有難い制度では在りますが、普段のお給料の7割しかもらえないんですって。
ただでさえ子供が出来たことでお金は飛ぶように消えていくのに、3割減はつらい。
(実際は税金云々でもう少しマシですが)
※来年からは制度改正され、実質100%もらえるようになるそうです

会社の人とも話した結果、育児休暇という名の有給消化になりました。
どうせ消化しきれないから全然いいけど。

そんなこんなで現在進行形でおやすみをいただいているわけですが、様々な心境の変化がありました。

そもそも休暇じゃねぇ

コレですよ。
なんなら仕事より忙しい。
3時間ごとにミルクを飲ませ、不定期でオムツを取り替え(毎日10回くらい)、寝ている隙に洗い物をし、グズり始めたら数時間単位であやして、毎日沐浴をする。

日々の暮らしプラスアルファでこれが発生するので、自分の食事は当然忘れるし、何故グズっているのか理由が分からず夫婦でオロオロする。たまにイライラもする。
こちらの疲労なんて関係なくアカチェンは泣くので、心身ともにかなりハードです。
しかも新生児はまだマシなほうで、これからドンドン大変になっていくんですって。奥様。

本当に世の中のパパママは凄い。自分の両親の偉大さを実感。

唯一、今のところ夜泣きはあまりしないので
夜当番の僕は、アカチェンが寝てる間にできる限り仕事をするようにしています。
※勿論全然終わらない

仲間にとても救われている(ナウ)

仕事の同僚にとてもとても救われています。
いま育児に集中出来ているのは、自分の仕事を引き受けてくれている仲間がいるから。
感謝しかない。

ちょっと寂しいきもち

世間と隔離されていて、かつ仕事は仲間がバリバリまわしてくれている。
すごく有難い状況なんだけど、今までの環境と違いすぎてそれはそれでメンタルにくる。
なんというかこう、自分がいなくても仕事は回るという事実もあり、世間との乖離が寂しく感じる気持ちも。
人間ってめんどくさい。

言語能力の著しい低下

僕はもともと脳の回転スピードと、言語化能力と、アウトプットスキルが全部噛み合っていないのに加え、非常に滑舌が悪い。

そして妻と子供(一方通行)としか喋らなくなった今、全ての能力が等しく低下しています。
こりゃマズイかも、ということでこのブログもせっせと書いているわけです。

無事に社会復帰できるんだろうか。不安。

なんだかんだ言うてますが子供は可愛い

そんなわけで毎日てんてこ舞いの暮らしをしているわけですが、やっぱり子供は可愛い。
今は僕の膝の上ですやすや寝てます。動けんがな。

自分より大切な命が産まれて、初めての感情が沢山湧いています。
この子のために何がなんでも稼がなきゃ!とか、最低でもあと20年は生きなきゃ、とか。

沢山お金はかかるし、仕事とのバランスは今後益々難しくなっていくし、正直日本という国はまだまだ子供を育てるには負担が大きい。
(ただ色んな制度に助けられているのも事実)

でも今まで自分が主役だった人生が、「家族のため」に変わるのは
ちょっと寂しくもあるけれどとても意義深く味わい深いものだと思いました。

色んな人に支えられている

沢山お祝いの言葉や出産祝いをいただきました。
本当に本当に有難い。

いただいた恩を返せるように、そして次のバトンへ流していけるように。
身の回りの方々の暖かさに感謝です。


久しぶりにブログを書いたら、思いのほか長文になってしまいました。

自分の思考を整理しつつ、その時々で楔を打ちながら日々を過ごしていきたいですね。

なるべく沢山更新できるように頑張ろう。
いつも見てくださっている方々、本当にありがとうございます。

これからも悪戦苦闘四苦八苦していると思いますが、どうぞ暖かく見守っていただけると幸いです。

それではまた!タノウエでした。

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