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なぜ母親は年を取るにつれてヒステリックになるのか

幼少期の頃は優しかった母親。

なにをするにも手取り足取りサポートしてくれて、私が失敗しないように人生のコマを進めてくれた。

しかし、今はどうだろうか。

◇感情がコントロールできず常にイライラしている
◇話を聞いていて少しでも否定するとすぐ被害者顔する
◇怒り出すと手が付けられない
◇なにか行動しようとすると異常なほど否定してくる

大人になって一度は感じたことがないだろうか。

正直このように感じたことがある方は意外と幼少期は過保護に育てられたのではないかと思うのだ。

そしてこの過保護は大人になれば呪縛へと変わる。

なぜなら「過保護すぎる母親」は子供が成長するにつれて「ヒステリックな母親」へと進化するからだ

これは私が実際に体験したことをもとに考察している。

では早速「年をとるにつれてヒステリックになる母親の謎について解説していこうと思う。

ヒステリックな母親の呪縛

今の私の母親は「ヒステリック」を絵に描いたような生き物だ。

こんなことを書くと「親不孝」と世の中のマザコンから怒られてしまうかもしれない。

別に私だって母親のことが嫌いなわけではない。

ただ、自分のこれからの人生を考えた時に非常に障壁となるのは間違いないのだ。

そしてヒステリックな母親の呪縛というのはなかなか気づくのが難しい。

私はニートという期間を経験したことで、気づいたのだ。

私がこれまで選んでいた人生の選択は全て母親の喜びを軸としたのものだったのだと。

その話については下記記事で詳しく話している。

これまでの私は母親に喜んでほしいと尻尾を振るだけの子犬のような人生を生きていた。

だから「やりたいこと」「やりたくないこと」はどうすれば母親のご機嫌が取れるのかと思って決めていたのだ。

それで上手く生きていけるならよかったのかもしれない。

しかし、社会の荒波というものは甘い物ではなく、瞬く間に私は尻尾が振れなくなってしまった。

なぜなら「母親が喜ぶこと」は私にとってものすごく「苦痛なこと」だったからだ。

今の現状が不満でたまらないという方は1度考えてみてほしい。

あなたのこれまでの人生は本当に自分の意志を軸として選んだものだったのかどうかを。

ヒステリックな母親の特徴

だが、それを知るためにはあなたの母親がヒステリックなのかどうかを知る必要がある。

正直ここまで読み進めてくれたということはどこか心あたりがあるということだろうから間違いないと思うけどね。

◇被害者意識が強く弱々しい自分をアピールしてくる
◇他人を味方につけて攻撃的な姿勢を見せる
◇味方がいない時はひたすら被害者(悲劇のヒロイン)に転じる

ざっとこんなところだ。

さらにヒステリックな母親は無敵の口癖を持っているのも特徴だ

「どうせ私が悪いとでしょ」

口論になった際、たとえどちらが悪かろうとこの言葉で逃げる人間はほぼ確実にヒステリック予備軍だ。

私はこの口癖を通称「ヒステリック構文」と呼んでいる。

異常なまでの子供への執着、攻撃的な態度。

母親には全く加害者としての自覚がなく、「愛情の一種」だと思っているからまた罪深いのだ。

母親はなぜヒステリックになるのか

このような母親は昔はヒステリックではなかったはずなのだ。

どちらかといえば教育熱心というか過保護というか。

ある意味母親の鏡の人間だったはずだが、子供が大人になるにつれて悪魔へと姿を変える。

いったい何がそうさせるのだろうか。

私が行きついた答えは「不安」である。

自分の将来の不安、子供の将来の不安。

失敗したくない、子供に失敗してほしくないといった不安が「過保護」を「ヒステリック」に変えていくのではないか思うのだ。

子供は成長するごとに自我を持つ

僕も生意気ながら発信者・執筆家の端くれとして活動しているように、子供というのは成長して自我を持つ。

自我を持つということは段々母親の手がかからなくなるわけだ。

しかし、過保護だった母親にとって子供が離れていくというのは「不安」なのである。

さらに過保護な母親というのは自己犠牲の精神が異常なほど強い。

どこに行くにもなにをするにも子供が優先。

今思えば母親に自分の意志なんてあったのだろうかと思うのだ。

いつしか人生の生きがいが「子供を育てること」だけになっていたのではないか。

だから子供が親元を離れていくというのは

自分の生きがいがなくなる=不安

となってしまうのだ。

だから不安にならないために子供を思い通りに支配しようとする。

これが洗脳だ。

そしてヒステリックになる理由は勝手に被害者意識を持つからだ。

「私は自分のことを犠牲にして育ててきた。だから私の思い通りに動いて欲しい」

恐らくこれが母親の内面に秘めた願望だ。

しかし、子供だって成長すれば自我を持ち、やりたいこともできる。

これが上手く嚙み合わないと衝突してしまうのだ。

そして衝突した場合圧倒的に母親の方が優位なのである。

なぜならヒステリック=無敵だからだ。

ヒステリック=無敵

子供にとって母親のヒステリックというのは効果抜群なのだ。

ギャラドスがピカチュウのカミナリを喰らうぐらいに決まってしまう。

なぜなら「この世に生み落とし、育ててもらった」という恩があるから。

ヒステリックに被害者顔されると子供としてはサイコパスでない限り「母親がかわいそう」と見えてしまうのである。

だから自然と母親のご機嫌を伺う人生の選択をとってしまうのだ。

自分のやりたいこと・やりたくないことは押し殺してね。

だからヒステリックな母親の子供というのは就職でもミスマッチが起こりやすいのではないかと思うのだ。

気づかない内に母親の望みが「自分のやりたいこと」にすり替わる。

これほど怖いことはないと思う。

まとめ

ここまでが「年をとるにつれてヒステリックになる母親の謎」を考察した結果だ。

「過度な過保護」は子供の成長とともに「ヒステリック」に変わる。

次回は「ヒステリックな母親の呪縛からの解放」というテーマでお話しようと思う。

正直ヒステリックな母親の呪縛から解放されるのは簡単なことではない。

母親のヒステリック度×あなたの情の深さ(優しさ)で逃亡難易度は変わる。

情が深すぎる人間は一生逃れられないかもしれない。

しかし、覚悟を持たなければ一生満足しない人生を歩むしかないのだ。

私の体験談にはなるが、ヒステリックな母親によって生きづらさを感じている方はぜひまた読みに来てくれると嬉しい。







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