休職4日目。神保町にて
昨日は、同業の知人に会いに神保町へ行った。
本の聖地。
街のあちこちに貴重書あり、文庫あり。本のパラダイスだ。
児童書専門店のブックハウスカフェでお茶。
コロナがあったり、困難があってもオーナーが営業を続けている。書籍販売だけだなく、グッズ、カフェ、バー、イベントまで。
児童書の灯火を消さない。出版文化を守る。そんな気持ちでやっている同店。
その志に、図書館と掛け持ちしてバイトしてる人、ボランティアでブッカー(図書館の本の、ツルツルしたコーティングです)掛けをしてる人、色々な人が集まっているそうだ。
負けない。絶対譲らない。守る。でも、しなやかに、柔らかく。そんな強い気持ちを感じた。すごいな。
気持ちに賛同して色んな人が集まって支え合う。これからの時代の形だと思う。
・「わたしのワンピース」のタオルを思わず買ってしまう。
知人とも、日本の公共図書館は100年遅れてるんだ!どの立場がやるかではなくて、どんな気持ちを持っている人間がやるか、が大事なんだ!などなど、ひさしぶりに建設的な怒りを感じることができた。
ちなみに、待ち合わせの前には神保町ブックセンターにも行った。
・メニューもおしゃれ
図書館員辞めて、本屋になるかなぁなんて思って色々調べていたら、すごいタイミングでバーゲンブックコーナーを見つけた。
神保町だと、普通にあるんだな。
でもやっぱり、いい本は出てる。
だけど、地元には某レンタル系書店しかなく、そこにある本から選ぶ事しか出来ないと言うのは本当に選択の権利を奪っているように思う。もちろん、本好きな人は自ら求めて行くとは思うけれど。
これはもったいない。やっぱり読んでほしい。
それは、元々紙媒体を作っていた端くれとしてもそう思う。
良い意味で、大いに揺さぶられた一日だった。
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