俯瞰で見るためのインスタグラムと私のヘアスタイルについて
たまにはちゃんとファッションぽいことを書こうかと思う。
ファッション日記がまったく続かない私は、全身鏡で写真を撮ってインスタグラムのストーリーにあげる、ということを4月から始めた。盛大にさぼってることもあるけれど、ぼちぼち続いている。(数えたら100枚くらいにはなっているようだ!)
紙の日記はまったく続かなかった。
まず絵心がない。そして出張が多い私には、物理的な持ち物が増えるのは向いていなかった。溜めて土日に書けるほどマメでもない。
アプリも続かなかった。
簡単に登録できる服はよかったんだけど、何年も前の服や外国で買った服は自分で登録しないといけない。そうすると画像がうまくトリミングできない。それにストレスを感じてしまう。(しかし最近はコーデを考えるのにはこういうアプリって便利なのかな?と思っている。私は直感でコーデを組んでいるので。笑)
でも、鏡の前で写真を一枚撮るのは簡単だ。
朝どたばたしていて忘れちゃう日もあるけど、見える部分は部屋をきれいにしておかないといけないけど。そしてインスタもストーリーにあげることで、ホーム画面に自分の謎の写真がたくさん見えることもない。(コーデ写真は縦長になるから正方形に切り取られるとどうしたって変!)
インスタグラムにコーデを載せるようになってよかったことがふたつある。
ひとつめは、“服”ではなく“服を着た自分”を見られるので、服ではなく服を着た自分にフォーカスできる。私は全体を俯瞰で見るということが苦手なので、アイテムはかわいくても、組み合わせが悪かったり、自分に似合ってなかったりすることが多かった。それは今までは家ではほとんど鏡を見てないので気づくことができず、街中のショーウィンドウやお店の鏡で目に入って気づき、そこからがっかりしてそわそわするということがよくあった。着たあとはすぐ家を出るのでその日には気付けないんだけど、振り返ってこの組み合わせはもうやめよう!など反省することができた。
ふたつめは、コーデがいまいちだと思っていたけど、別の問題があるのでは?と気づけたことである。
毎日撮った写真を見返すと、毎日髪の毛がぼさぼさなことに気づいた。別にヘアセットをしてないわけではなかったんだけど、アホ毛が大量に発生していた。そしてこの髪の長さは私のなりたいなのか?という疑問が生じた。なりたいだけではなく、私の性格や器用さを考えても、そもそも髪の毛長すぎなんじゃない?ということに気づいた。
私は10年くらい同じ美容師さんにカットをお願いしていた。長さとかイメージはなんとなく伝えるけど、基本的にお任せだった。ショートだったこともあった。だけどせっかくだから新しい人に切ってもらいたい!と思って、ヘアサロンを探しはじめた。ほとんどヘアサロンを探したことがない私は無限にあるヘアサロンからどれを選べばいいかわからず途方に暮れた。ガールズと会う機会には、どのように美容院を選んでいるか聞いてみた。(ちなみにみんなそれぞれこだわりをもってヘアサロンを選んでいてとてもおもしろかった。今でも機会があると聞いている。笑)それでもどうやって選べばいいかわからず、髪を切りたい気持ちだけが高まる。しかし失敗はしたくない。そんなときにちかPさんがご自身の通っているヘアサロンをご紹介してくれた。もうとにかく髪を切りたくて、ちょうど私の予定とサロンの空いている日が合った。ちかPさんの素敵なヘアスタイルをつくっている方だから間違いないだろう!と思い、予約した。
似合うショートカットにしてください、とお願いをして、本当にそのとおりになった。たくさんの人に褒められた。会社員になってから何度もショートカットにしてたのに、今回は声をかけてくれた人が何人もいた。ノブコフさんのピアスともっと似合うようになった。ヘアセットも教えてもらって、毎日そのとおりにヘアセットをした。本当にいろんな人に褒めてもらえて、なりたいにも近づいたし、満足していた。ただ、ショートカットは1か月〜1か月半でカットに行きたくなるが、そのペース通いつづける財力がない。そして朝は髪を5段くらいに分けてアイロンをする時間を取るのもきびしい。あと似合うが減ったとしても、いくつか自分のなかで譲れないものも見えてきた。
前髪はぱっつんがいいし、薄めがいい。癖のふんわりした感じがいいと言われても、私はまっすぐな髪の子が好きだ。ショートなら1か月に1度はカットに行きたいし、カラーも3か月でかなり気になる。そういう自分の自我のようなものに気づくことができた。その条件が見えてきたので、やっと自分で条件にあうヘアサロンを探すことができた。
いまの髪型はいまの私にとって理想の髪型だ。たぶん前回と比べて周りのリアクションが悪いから、客観的に見たら似合う度は減ったんだと思う。笑 でも、私は満足している。似合う100%を体験したことで、やっと“好き”や“なりたい”が現れてくれた。その過程がなによりも私の自信になっていて、誰がなんと言おうと、私が飽きるまでは髪型は変えないだろうし、次の“なりたい”も内側から生まれてくるだろうな、と信じることができている。
ちなみに余談だけど、今回ストレートにするために縮毛矯正をかけたらキューティクルが相当整ったようで、ドライヤーの時間もめちゃくちゃ短くなった。私は丁寧なケアとかできないから、こんなふうに科学の力を借りるのがあっていると思う。
そんな感じでインスタグラムで自撮りを載せるようになって、自問自答が進んだように思う。新しく出てきた懸念事項としては、朝の通勤電車でだいたい投稿をしているので“日記”にはなっていない。だからこの気温だと〜とか振り返るのは難しい。かと言って帰ってから写真を撮るのを習慣化するのは難しそう。だけど、振り返りができるかが次の鍵だと思うので、なんかいい方法を探していこうと思う。
あと、ふつうのフィードのほうには好きなものを集めている。そっちは好きが溜まっていったらいいなと思ってぼちぼちつづけている。インスタ映えは考えていないけど、今まで動かしてきたアカウントのどれよりも私らしさが詰まっていて、見返してうれしい気持ちになる。いつも同じような着地で申し訳ないけれど、自分で自分を認めたり好きになることが本当にいちばん大切なんだなと思う。
顔がちらりと見えていたりするので積極的にご案内はしていなかったんだけど、よかったらフォロリクしてください😊ガールズであれば誰でもぜひ😊あまりにもアイコンとか違って判別難しいひとは一声かけていただけると助かります〜
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