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BARBEE BOYSが40周年⁉️

まだまだ暑いけど空気が秋になってきたこの頃。あっという間に9月も後半戦に突入した。

9月21日といえば。
1984年、BARBEE BOYSのデビューシングル「暗闇でDANCE」が発売された日。

おめでたいことに今年で40周年らしい。
公式サイトが久しぶりに稼働したので、何かしてくれるんじゃないかと少し期待してソワソワしているところだ。

BARBEE BOYS。(カタカナ表記も公式なのだけど、このアルファベット表記のほうが個人的にカッコ良く見えるのでこちらを使用)

私の世代だとおそらく知らない人が大半ではないか。当時のバンドにしては珍しいハスキーな歌声を持つ男女のツインボーカル。

大抵の男性は妖艶な大人の魅力を持つ杏子さんに釘付けに、私含む女性は知的な狂犬(知的な狂犬???)KONTAの持つ熱量と端正な顔立ちにメロメロ。楽器経験者はリズム隊のかっこよさに、作曲経験者はイマサの生み出すトリッキーなコード進行に痺れることだろう。

私とBARBEE BOYSの最初の出会いはというと、おそらく幼少期まで遡る。

父親が車で流していた。(毎度これ、もしかして英才教育すぎる?)というかファンだったのでアルバムも全部持っているし、どうやら当時ライブにも行っていたらしい。

はっきり認識したのは大人になってからだと思う。その頃にはもうカラオケ(といってもスナックが半分)に行くたびに「目を閉じておいでよ」と「もォやだ!」、「女ぎつね on the Run」をしきりに歌うようになっていた。

ちなみに私は杏子さんのように色気のある歌声はでないので、曲は1人で全部歌うがいつもKONTAパートに力を入れている。

恥ずかしながら本格的に全部の曲を聴き始めたのは、去年の11月頃から…。
夜ヒットでやたら距離の近いKONTAとイマサを見て、「愛しあってるかい!」のドラマにハマってから、毎日バービー漬けの生活。
→詳しくは去年のnoteも参照。

令和の今はサブスク配信もあるので、通勤退勤の時間など本当に助かっている。

彼らのアルバムはどれも甲乙つけ難いのだが、1番好きなものは?と聞かれたら私は迷わず4thアルバムの「LISTEN!BARBEE BOYS 4」と答える。

この異国情緒溢れるメンバー衣装も味わい深い
杏子さんのピンク色のドレスもセクシー

1987年9月9日に発売されたこのアルバムは、玄人ファンにも初心者にも自信を持ってオススメできる名盤だ。

1.  はちあわせのメッカ
2. 泣いたままで listen to me
3. Dear わがままエイリアン
4. ごめんなさい
5. 女ぎつね on the Run
6. わぁい わぁい わぁい
7. 涙で綴るパパへの手紙
8. -夜の街-
9. Noisy
10. くちにチャック
11. ナイーヴ

そもそもプレイリストの構成が良すぎる。もれなく全曲好きになってしまう。
この中で特におすすめしたいのが、1番最後に収録されている「ナイーヴ」という楽曲だ。

イマサの作詞作曲なのだが、これがまあ泣けること泣けること。KONTAの透明感溢れるソプラノサックスの音が鳴り響くイントロ、熱量の籠ったボーカル(この楽曲はKONTAだけが歌う)。
ハスキーだからこそ余計に受け手側が感情の機微を細かく感じ取れるKONTAの歌声は唯一無二だと思う。ライブver.だと余計に切なく苦しくなってくる。

……あ〜、でも特におすすめとか言ったけど、1番目に収録されている「はちあわせのメッカ」も絶対に聴いてほしい……。MVも込みで。

これは「ごめんなさい」のシングルB面に収録されている楽曲で、スピード感溢れる鋭いツインボーカルが魅力的な戦地に赴く時用のやつ(個人的感想)。というか杏子vsKONTA。
ドンファンなんて単語聞くのはこの曲と紀州のドンファン事件くらいではないだろうか。

……そういえばMOON CHILDの「ドンファンの食卓」っていうのもあったなぁ、というのは置いといて。

はちあわせの"はち"とBARBEEの"BEE(蜂)"をかけているのも彼ららしいと言える。

MVは「目を閉じておいでよ」の構成に近い、後ろでドンとリズム隊が構えていて変わるがわるボーカルが出てくるスタイル。ぬるっと出てくるエンリケも好きだし、杏子さんの真っ黒なボディコン(?)がとってもセクシー。

あともうひとつだけ❗️
女ぎつね on the Run」。三ツ矢フルーツのCMソングにタイアップされたものの"女ぎつね"が淫靡に聞こえるということでCMのみ歌詞が"子ぎつね"に変わったでお馴染みのあの曲。
ライブでは天高々に指で狐のポーズをする杏子さんが見れる。

イントロで入ってくるソプラノサックスが最高にカッコ良いのだが、すぐKONTAパートから始まるので、いつもどこで息をしているのか気になって眠れなくなる。

オンザラン♪ではなくオンズァランッ♪がKONTAの正解なのでカラオケなどで真似して歌う場合は気を付けないといけない。


もちろんこのアルバム以外にも名曲は溢れている。好きな楽曲も沢山ある。普段ならあまり聴けないバラードもBARBEE BOYSならばじっくり聴ける。

もう2度とこんなバンドは出てこないという確信があるので、これからも末長く聴きたいと思うし、メンバー全員が元気なうちに願わくば一回はライブに行きたい…ッ❗️

生であの音を、あの声を、あの熱気を…。

追記
オーガスタとかでプチバービー(杏子さん、イマサ、エンリケが揃う)は叶っているのでKONTAとコイソも早く来て‼️

劇終

生活費。