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NEMへの参加の呼び掛けからローンチまでの歴史

本記事では、NEMプロジェクトの起こりからローンチまでをダイジェストにまとめました。

NEMプロジェクトの起こり

NEMに関しての開発の議論は、以下のスレッドであり、出資者とutopianfutureさんとの対話であるように見えます。https://bitcointalk.org/index.php?topic=426303.0

このスレッドの一番最初の方の日本語訳が以下です。
https://note.com/yutopian/n/n56cd11d17576

以上のスレッドと、NEMの初期配分を受けるスレッドをみていくと、当初はNxtをフォーク(コードをコピペすること)して作る事をutopianfutureさんは考えたようです。

けど、NEMに関しての議論の45番目(#45)のスレッドでJugarさんは以下のように言及しました。

NXTはクローンに追い越される可能性があると思います。というのも、NXTのステークホルダーがあまりにも大きな力を持っていて、彼らの欲がコインを破壊してしまう可能性があるからです。だから、私はこのNXTクローンの動きを絶対に支持します。本当の問題は、どのクローンが一番良いものになるかです。

私はむしろ、NXTのコードがスパゲッティなので、NXTのアイデアをいくつか取り入れて、ゼロから新しいコインを作りたいと思っています。

つまり、NXTのコピペではなく、一から作りたいと名言をしたことになります。けど、この方針にutopianfutureさんは難色を示します。(#49のスレッド)

NXTは今や1億ドル規模のビジネスであり、1億ドル規模のビジネスでは、コードの書き換え、コードのファクタリング、エコシステムの構築など、多くの良いことができるのです。良いアルゴリズムと首尾一貫したビジョンの方がはるかに重要です。私はBCNext、Luc、Cfbをとても尊敬しています。彼らは皆、技術的に非常に有能です。リュックについてはまだよく知りませんが、BCNextとCfbのアイデアやビジョンにはとても魅了されていますし、二人ともほとんどの場合、かなり論理的に行動しています。
ですから、彼らがNXTに固執する限り、NXTは成功すると信じて疑いません。そのほかにも、NXTコミュニティには私が好きな著名人が何人かいます。NXTは今のところ非常に堅実だと思います。

NEMについては、私たちは単にクローンを作ろうとしているだけで、遅かれ早かれ誰かがどのようにしてもそれをやろうとしています。その程度のことです。美辞麗句を並べるのではなく、実行可能なものを作ることに集中しましょう。

ですが、#181番目のスレッドでは、JugarさんはNXTのコードを書き換えていくとともに、プログラミング言語をJavaに採用することにし、署名アルゴリズムをed25519(https://github.com/geir54/ed25519-java/blob/master/ed25519.java)にすることを言いました

こうして、NEMのプロモーション担当はutopianfutureさん、技術担当はjagurさんになります。
のちに、utopianfutureは自身のスキャンダルにより、NEMチームから辞任し、最終的にはNEMプロジェクトのチームは以下のようになります。

NEMコア開発者
・Jaguar0625 (コア開発, NIS, NCC)
・Gimre (コア開発, NIS, NCC)
・Makoto (コア開発, NIS, POI)
・Thies (コア開発, NIS, NCC)
・BloodyRookie (コア開発, NIS, POI)

NEMオーガナイザー、マーケター、およびヘルパー:
・patmast3r
・Krysto
・Kodtycoon
・Tranloi
・Xtester
・Taumuon
・Erkki12
・EFFV

コア開発者のMakotoは日本人ではないのかと言う事で、NEMは日本で有名になったという説があるようです。(武宮さんは不祥事により、NEMチームを退職されました)
ここで、MakotoとはPolkaswapを開発したソラミツの武宮誠さんの事であり、日本に帰化した人です。現在は、コア開発に携わっていません。
また、utopianfuture氏とは、のちにtomochainに携わる事になるLong Vuongさんの事です。

マーケターチームはみんな誰なのか、私は知りません。

NEMローンチまでの歴史

2014年1月19日
 資金調達の開始:
こちら
 
このとき、以下のロゴが考えられていた。

このロゴの著作権は誰にあるのかは不明です。

2014年2月17日
 第1次資金調達の完了:こちら

2014年3月10日
 
アルファ版を4月に出す予定であることを発表こちら

2014年3月12日
 
今後の計画として、テストネットでのα版公開は4月、正式サービス開始は5月を予定である事を発表こちら

2014年3月29日
 
2つのリポジトリ(NEMインフラストラクチャ、NEMコミュニティクライアント)が発表される:こちら
 ・NEMコミュニティクライアントの仕様:こちら

2014年5月19日
 NEMのステークトークンを資産交換所(Nxt)経由で発行:こちら

2014年6月5日
 NEMのロードマップを発表:こちら

現在のNEMのロードマップは、α→β→リリース→v1完成となっています。

アルファ
アルファ版は間もなくローンチされ、発表されたNEMの機能の多くが搭載される予定です。アルファ版の目的は、私たちがここ数ヶ月取り組んできたことを皆さんにお見せし、それで遊んでいただき、フィードバックをいただくことです。最も重要なことは、他の開発者がNEMの上に構築するための出発点となることです。NEMが成功するためには、活発なコミュニティとコミュニティメンバーによる多くのスカンクワークス・プロジェクトが必要です。成功しているコインはすべて強力なエコシステムを有しており、NEMにもエコシステムが必要です。(この点で、NEMは素晴らしいスタートを切っていますが、この勢いを維持することが重要です)。

ベータ版
コア開発チームはこの期間中に、私たちが本当に楽しみにしている3~5個の超秘密機能を開発します。それらが安定した時点で、NEMはBetaに入り、NEM V1の機能が完成します。Betaの期間は主に安定化とバグ潰しに費やされます。

リリース
ベータ版の安定性が確認されたら、NEMは正式にリリースされ、NEMesisブロックがメインネット上に作成されます。

V1
リリース後、焦点はNEMのアセット交換に移ります。アセット交換が完了すると、NEMのV1ブロックチェーンが完成し、その後どうなるかは誰にもわかりません。

2014年6月8日
 
オープンアルファは6月25日からを予定していることを発表:こちら

2014年6月13日
 
utopianfuture氏が複数アカウントを使ってNEMを受け取ろうとする自作自演の行為をしていた事を告白。責任をとってチームを辞任する。これをもって、NEMはコミュニティ主体のプロジェクトとなる。:こちら

この文章では、3つの問題を取り上げようと思います。一つはNEMの分配の考え方についてで、この問題についてはこれまで多くのページと言葉が費やされてきましたが、多くの人は理解していないと思います。2つ目は、私個人の行動に関する問題で、最後の問題はNEMとUtopianFutureの未来はどうなるかということです。

NEMの分配の考え方は、開発契約書に書かれているこの要約で最もよく理解できます。

"ステークホルダーコミュニティ分配ラウンドの目的は、ロジスティクスが許す限り、NEMの大部分を均等に、多くのステークホルダーに分配することです。その目的は、NEMの分散型ネットワークとしての存続と運営を支えることができる、大きな分散型コミュニティを構築することです。

IMO、分配ラウンドは成功でした。同じ目標と連帯感を共有する、大きくて情熱的な開発者と協力者のグループができたのですから。私の有無にかかわらず、彼らがNEMの未来を形作っていくのですから、これは非常に重要なことです。

配布ラウンドの広がりは、母集団の統計でおわかりのように素晴らしいものでした。この数字は嘘をつきませんし、反論する人にはそれを示すことができます。

私(utopianfuture)は個人的な行動で失敗し、自分で決めたルールを守れませんでした。アメリカの政治に詳しい人なら、エリオット・スピッツァーやアンソニー・ウィーナーのような問題が起きているのです。

私はいくつかのsockpuppetアカウント(複数アカウント)を持っていましたが、それらを現金化するつもりはありません。ソックアカウント(覚えられない任意のパスワードを使っている)も書き留めておらず、手数料は開発資金として寄付するつもりだ。靴下アカウントは、支援者が少ないときにスレッドを高い需要で維持するために作りました。Ghosthouseだけは、NEMのスレッドを応援するために時々使えるように、もっと使い続けていたアカウントです。

それが現状です。この問題について、私のコアチームのメンバー、NEMをサポートする開発者、ヘルパーの皆さんに謝罪します。私は今後、身を引きます。

NEMのステークホルダーリストの管理はPatmast3rに引き継がれる予定です。彼はこのファイルへのアクセスをずっと私と共有していました。NEMtokenのアカウントも同様にPastmast3rに引き継がれます。

NEMのTwitterアカウントはMakotoに譲渡され、彼は最も適切な人物に譲渡することができます。

NEM開発資金のアカウントはJaguar0625、Gimre、Thies1965に完全に移管されます。

Ournemのウェブサイトも同様にコアチームに移管されます。

アップデートとディスカッション、払い戻しに関するスレッドは、同様の機能を持つ新しいスレッドが作成された後、閉鎖される予定です。

報道関係者の連絡先はすべてコア・チームに伝え、適切な人材を探すようにします。

私はNEMにおけるすべての主導的な機能から辞任し、これがUtopianFutureの最後の投稿となります。

https://bitcointalk.org/index.php?topic=426303.msg7279112#msg7279112

utopianfuture氏が去って以降のBitcoin talkにおけるNEMのページ:こちら

この時のNEMの説明について:こちら

簡単な概要と見どころ
NEMは以下のような特徴を持つことになります。
 ・4,000,000,000のNEMはすべてgenesisブロックとともに配布されます。クライアントを実行しNEMを所有するNemsterはネットワークノードとして機能し、Proof of StakeとProof of Importanceのハイブリッド偽造メカニズムに従ってトランザクションを検証し、ネットワークを保護します。独自のPoIアルゴリズムは、NEMを大量に保有するノードではなく、ネットワークにとって最も重要なノードに報酬を与えます。これにより、NEMの通貨としての利用が促進され、買い占めが防止されます。このような分配は、第一世代のPoW「マイニング」コインに関連する無数の問題(エネルギーコストの高騰、中央集権化など)を解消してくれます。
 ・カラードコインのサポートと、自動決済や有効期限などの高度な機能を備えた資産取引所。開発者は、資金調達、資産上場、トークン発行などのためのプレミアムプラットフォームとなるよう、資産取引所の使いやすさに重点を置いています。
 ・契約書の保管や個人的な通信のための安全なメッセージ。

V1ブロックチェーンは、上記の機能がすべて実装された時点で完成となります。並列ブロックチェーンやEigentrust ++レピュテーションシステムなど、より高度な機能は、今後のブロックチェーンの更新で搭載される予定です。

NEMとは何か、私たちは何を目指しているのか。

現在開発中の主な製品は、NIS(NEM Infrastructure Server)とNCC(NEM Community Client)の2つです。これらが完全に開発されれば、世界で最も先進的な分散型ブロックチェーンの1つとなるでしょう。コードはJavaとJavacript(NCC)言語でゼロから書かれており、POI(Proof of Importance)アルゴリズム、アカウントルール、Eigentrust ++リストといったブロックチェーンサーバー技術の新しいイノベーションを特徴としています。NCCは、第一世代のPoWコインウォレットと比較して、全く新しい、独特で美しいデザインを持っています。NISの複数の新機能をサポートし、セキュリティと使いやすさを第一に考えたデザインです。

NISとNCCが完成すれば(上記の機能が実装されれば)、NEMはV1ブロックチェーンとなります(NEMはこの時点より前に、おそらくベータ版のテスト段階でローンチするでしょうが)。しかし、これはNEMエコシステムの技術的なロードマップの始まりに過ぎません。私たちは、NISとNCCが稼働し次第、NEMエコシステムの構築に全速力で取り組む用意があります。NEMエコシステムチームにはすでに数十人のスタッフがおり、NEMの開発者のモチベーションを高め、新しい開発者を呼び込んでNEMエコシステムの構築に貢献しようと努めています。さらに重要なのは、NEMの技術ロードマップの首尾一貫したビジョンを提供することで、NEMの分散型システムを長期的に構築し、成功させるという我々のコミットメントを示し、新しい開発者を惹きつけることです。V1ブロックチェーンがリリースされた後も、NEMのコアソフトウェアは、成長するNEMエコシステムの負荷をサポートするだけでなく、時間をかけて新しい機能でネットワークを更新することを目的として、継続的に開発されます。

私たちの分散型ネットワークは、そのコミュニティによって育まれ、サポートされる必要があります。実際、私たちはすでに約3000人のネムスターからなる素晴らしいコミュニティを持っていることに感謝しています。NEMのエコシステムは、ユーザーによって運営されるコミュニティノードからその安全性を引き出されます。私たちがすべてのネムスターにお願いしたいのは、NEMのエコシステムを安全に保つためにノードを運営することです。

NEMは最大40億枚(4,000,000,000または4e9)、ゼロから6桁まで割り切れる単位(最小単位0.000001NEM)で作成されます。すべてのコインはジェネシスブロックが起動した時点で配布されます(下記の「NEMの配布」を参照)

NEM開発契約の予備草案はすでに公開されており、この中で上記の概要が正式に記述され、すべてのNEMステークホルダーとの契約に導入されています。NEM開発契約の最終版までは、これらのアウトラインは修正される可能性があり、また、NEMコントリビューターであることを望まなくなった場合は返金を要求することも認められています。払い戻しは参加募集期間中にNEMに参加した人にのみ適用されることに留意し、明確に指定する必要があります。払い戻しは、NXT AEまたはNEMパブリックオークションのいずれかで売却されたステークには適用されません。

NEMのエコシステムに参加する意欲がある方は、NXT AEで(NXT AEでNEMステークを購入する前に必ずこのガイドラインを読んでください)、あるいは私たちが間もなく発表するパブリックオークションでNEMステークを購入することを検討してください。これにより、NEMの正式なローンチ時に100万NEMのシェアを持つ通常のステークホルダーとなることができます。さらに、NEMのプロモーションやNEMのエコシステム構築の取り組みに貢献し、これらの活動のために確保されたNEMの開発シェアを享受していただくことも可能です。そして何より、NEMの長期的なサポーターになっていただき、ネットワークセキュリティの構築を支援し、中央集権的で腐敗した銀行という現在の世界の通貨システムを変革する私たちの取り組みを広めていただければと思います。

私たちは共に、金融の自由、分散化、連帯の原則に基づいた新しい経済を構築していきます。

ありがとうございました。

- NEM開発チーム

NEMの配布
4,000,000,000枚のNEMコインは、以下のように配布されます。

V.1完成までの開発資金は、以下のような用途に使用されます。
 コア開発 - 400ステークス
 プロモーション/マーケティング - 100 stakes
 エコシステム - 100 stakes

V.1完成後の開発資金は、以下の用途に使用されます。
 プライベートトランザクションモード、暗号化ソーシャルメッセージングシステム、マルチシグネチャの実装、NEMを使用したゾーン(ストリート、ショッピングスクエア、コミューンなど)の設立、その他の重要なエコシステムのプロジェクトなど、大規模プロジェクトやリリース後のアップデートに対する開発者への資金援助です。

リリース後の開発資金について
 最大で2ヶ月ごとに平均10%ずつ、時間をかけて徐々に放出される予定です。つまり、20ヶ月近く(おそらくそれ以上)で全額が返済されることになります。これは、NEMの将来に対する開発者の長期計画への献身を証明するものです。

資金調達についていくつか説明します
 開発資金-初期資金調達(参加募集による)+ローンチ前のパブリックオークション
 初期資金調達(参加募集による) - 66.2 btc + 419,697 nxt(一部払い戻しを除く)。
 外部費用 - 独立したコード監査、バグトラッカーバウンティ、契約者の給与など。
 開発ボーナス=「開発資金」-「外部経費」。
 開発ボーナスは、V1ブロックチェーン完成までの開発シェアに比例して配分される

注:開発資金、開発準備金(リリース後の資金)、開発株式はコミュニティに属しません。これらはNEM開発チームの管理下にあり、NEMのエコシステムを最大限に発展させるために使用されます。

資金調達の歴史とステークホルダー統計

ステークホルダーの割り振りの歴史
 NEMの参加者募集の目的は、NEMのエコシステムを最初から支えることができる大規模で意欲的なコミュニティを構築することでした。登録のルールは1アカウントにつき1株ですが、ステークホルダーは愛する人のために別のアカウントから株を予約することができます。
 そして、1ヶ月の公開監査期間中に、システムを悪用しているアカウントを発見するために、テイント分析が行われました。テイント分析は、資金調達の際には全く触れられなかったサプライズな要素であった。300近いアカウントが払い戻された。
 ソックパペットを削除したことで空いた300のステークを埋めるために、ウェイティングリストが開設された。このウェイティングリストから145人がNEMに参加することが決まりました。残りの155ステークは後日オークションにかけられる予定です。

資金調達の歴史とステークホルダー統計

ステークホルダーの割り振りの歴史
NEMの参加者募集の目的は、NEMのエコシステムを最初から支えることができる大規模で意欲的なコミュニティを構築することでした。登録のルールは1アカウントにつき1株ですが、ステークホルダーは愛する人のために別のアカウントから株を予約することができます。
そして、1ヶ月の公開監査期間中に、システムを悪用しているアカウントを発見するために、テイント分析が行われました。テイント分析は、資金調達の際には全く触れられなかったサプライズな要素であった。300近いアカウントが払い戻された。
ソックパペットを削除したことで空いた300のステークを埋めるために、ウェイティングリストが開設された。このウェイティングリストから145人がNEMに参加することが決まりました。残りの155ステークは後日オークションにかけられる予定です。

ステークホルダーの母集団統計
 グループ1:ベテランアカウント、少なくとも「ジュニア」メンバー、高いアクティビティ、資金調達前に開設したアカウント - 1205人のステークホルダー
 グループ2:1月16日(資金調達開始)以降に開設されたアカウント;最近のアクティビティは~15件;NEMのサポートを示す - 約645人
 グループ3:投稿数10件程度のアカウント、一部のジャンク投稿 - 約995名

これらのステークホルダーの統計は、以下のグラフで表示されます。



6月24日
 
暫定の公式ロゴマークの発表:こちら

このロゴの著作権は武宮誠さんにあります。

Meet the new interim logo of NEM! https://t.co/4EvKRyo1ADWith NEM appearing in news articles now, we are using this logo for consistency

— NEM (@NEMofficial)June 25, 2014

当時のNEM公式twitterの呟き

2014年6月25日
 
アルファテストネットが開始:こちら

2014年8月8日
 
公式ロゴマークが決定する

現在、著作権の行方が不明となっています。

Official logo for #NEM has been chosen: Loi's logo, representing a fan!
This shows NEM will spin on forever! pic.twitter.com/71MZjDCoin

— NEM (@NEMofficial) August 8, 2014

当時のNEM公式twitterの呟き

2014年10月20日
 
長期にわたる包括的なベータテストを開始:こちら

#NEM beta is out!https://t.co/qmQhuDpmLL

Go and test it. If testing goes well and things are stable, we will be able to release sooner

— NEM (@NEMofficial) October 20, 2014

当時のNEM公式twitterの呟き

2015年1月19日
 
NEMの開発呼び掛けから1年になる

Happy 1 Year NEMiversary!!#nem #neweconomy #bitcoin #altcoin #cryptocurrency pic.twitter.com/qZNq9kNWwO

— NEM (@NEMofficial) January 19, 2015

当時のNEM公式twitterの呟き

2015年3月29日
 新ロゴが決定する:こちら

当時は青色ではなく、グレー色でした!!

2015年3月31日
 NEMがローンチ:こちら
 
同時に、poloniexへの上場が決定:こちら

#NEM server and client 0.6.25:
This is the live version for launch!https://t.co/taeZaQplCQ#nem #nemlaunch #neweconomy

— NEM (@NEMofficial) April 1, 2015

当時のNEM公式twitterの呟き

https://bitcointalk.org/index.php?topic=654845.msg10943800#msg10943800

けど、このときすでにブロックは進んでいて、NEMのジェネシスブロックは2日前の3月29日でありました。つまり、2015年3月29日がNEMの誕生日で、ローンチ日は2日遅れたということです。

ここからNEMの歴史がスタートします。ローンチした時に、現行のロゴの形が決まりました。
のちに、ロゴがマイナーチェンジをしますが、見た目では大きくは変更していません。
なので、盾をイメージにしたロゴは、まさにNEMの象徴といえるでしょう。
この動画はローンチ時にNEMの紹介したものになります。

最後に・・・

NEM/Symbolの開発に関する議論は、現在はDiscordでやりとりされてい、あす。
でも以前は、Bitcoin Forumをメインにし、その後はNEM Forumをメインにしていました。(Bitcoin Forumは会話形式なので追う事が大変ですし、NEM Forumはアクセスができない状態です)
今としては読む必要性は感じませんが、NEMのローンチまでの歴史は、このスレッドを読むことになります。
どのようにしてローンチしていったのかを知りたい方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

旧ロゴの著作権の行方について

NEMには、ローンチ前に3つのロゴがありました。

以上のロゴは「コミュニティが作ったアート」という認識になっているので、これらのアートの製作者を見つける必要があります。
では、どこで見つければいいのかを紹介します。

このロゴはbitcoin forumでNEMのロゴをコンペした時に出されたものだそうです。
したがって、bitcoin forumからこのロゴを提出した人を見つける必要があるとのことです。
自分もこのロゴはどこから出たのかを探した事がありますが、かなり大変です。自分もまだ見つけられていません。

次に、このロゴは元NEMコアデブの武宮誠氏(@M4K070)に連絡を取る必要があるとの事です。
なので、twitterから武宮氏にアプローチする必要があります。

最後に、このロゴはNEMの発起人であるUtopian Future氏(@longvuong22)に雇われたベトナム人の Loi Tranというデザイナーによって作られたものだそうです。
また、著作権が適用されるかどうかは不明だそうです。なぜなら、あるペーパーカンパニーがLoi氏に対してロゴの代金を支払っているので、双方ともに著作権は持っておらず、宙ぶらりんの状態だそうです。
なので、著作権の行方がわからない事から、Loi氏に問い合わせが無難といえそうです。Loiさんについては、bitcoin forumでLoiさんに関する手がかりを見つける必要があるでしょう。

結論
武宮さんはなんとか連絡が取れそうですが、他の2つのロゴは、ご本人を探すだけでも大変そうです。なお、utopianfuture氏は不祥事でNEMプロジェクトチームを離れた人なので、あてにはできません。
旧ロゴを使ってNFTを考えてた事がありましたが、著作者を探すという大手間がかかるので、かなり大変であるのがわかりましたので、挫折をしました。
なので、旧ロゴを使うよりは、現ロゴを使うのが良さそうな感じがします。


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