写真をレタッチするためのPhotoshop基礎
こんにちは、Yutoです。
写真を撮って生活しています。カメラ歴は10年。フォトコン受賞や仕事で撮影経験もあるプロフォトグラファーです。
Photoshopの本を買っても合成やデザインに関することは載っていても写真のレタッチに関連することってあまり載っていないですよね。
そこでこの記事ではPhotoshopのみを使ったレタッチに必要な操作と、いくつかの写真を使って実際にレタッチを紹介します。
ちょっと高い記事にはなっていますが、Photoshopのレタッチを実践的に学んでいただける内容にしています。
練習用のデータを付属しているので、記事の内容をそのまま実践できるメリットもあります。
この記事ではこんなことがわかります
・Photoshopで必要な操作
・調整レイヤーとレイヤーマスクのことがわかる
・夕焼けを劇的な夕焼けに変化させる
・写真に光を加えた演出
・影だけを濃くする方法
・ノスタルジックな写真にする方法
・練習用データが2つ付いています
購入のミスマッチを防ぐために
これらに該当する場合は、あまり期待できる内容は載っていないかもしれません。
・Photoshopは合成もできるぐらい使いこなせる
・月や恐竜を写真に合成したい
・見た目に忠実な写真をレタッチしたい
このように自分の思い描く世界をPhotoshopで作ってしまうというようなレタッチですね。
この記事はあくまで写真を使って、自分の理想の色を出したいなどの人向けです。見た目に忠実な写真はLightroomだけで完結できることも多いので、ここではあまり触れていません。ただ、かゆいところに手を届かせるにはPhotoshopが必要かなと感じています。
もちろん、Photoshopをバリバリ使っている人でも、純粋に僕がどのようなレタッチをしているのか知りたいという方は大歓迎です!
https://nipponphoto.net/shoshinsha-camera-edit
こんな人におすすめです
・Photoshopを使ってみたいけど、どうやってレタッチしていいかわからない
・Photoshopでレタッチしているけど本当にこれでいいの?という確認
・Photoshop本を読み漁ったけど納得できなかった
Photoshopを使って自分の世界観を自由に作りたいという人に基本的なことをお伝えします。ちなみに、ある程度Lightroomを使ってレタッチしたことがある人はわかりやすいかなと感じます。
PhotoshopはLightroomではできない細かい作業が簡単にできる
PhotoshopはLightroomに比べて細かい作業がかなり短い時間で可能となります。
レイヤーマスクというものを使うのですが、あれを理屈だけで覚えようとすると難しいため、実際の使いどころをわかりやすく解説します。もちろん簡単な理屈も解説します。
Photoshopは早朝や夕方などドラマチックな時間帯の写真をレタッチしやすいです。微妙な光や影の表現がしやすいので、大胆にレタッチをする時でも細かいところまで作業することができるんですね。
ただ、それらをすることにそれほど難しい知識は必要ありません。あくまでPhotoshopの基礎的な使い方を知っていればできます。
この記事ではそれらのことができるようになることをお伝えします。
どんな時にPhotoshopって使うの?
僕の場合はこの2パターンが多いです。
1つ目:Lightroomで書き出した写真を再レタッチ
Lightroomでレタッチをした後、JPGに書き出します。
その後に写真を見直しているのですが、こうしたいなぁと思う部分が出てきたら、JPGをそのままPhotoshopで開いてレタッチしていることが多いです。
2つ目:Camera RAWとPhotoshopで本格レタッチ
PhotoshopでRAWファイルを開くと、CameraRAWというLightroomに似たような調整ができるものが立ち上がってきます。
それで写真をいったんマットな感じに調整して、さらにPhotoshopで本格的なレタッチをします。
今回使う写真たち
この2枚の写真を使って、レタッチの解説をしていきます。
練習用として大きいサイズのデータがダウンロードできるので、真似してやってみるだけでも良いです。
夕景のはRAWデータ、猫はJPGデータが入っています。
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