自作PC 作り始める前に考えるポイント(2021/9)
先日、PCを組み立てましたので、PCを自作する際のポイントを記したいと思います。自分の考えと言うよりも、今回のPC自作でいろんな方に教えていただいたことについて、ポイントを絞って記載したいと思います。大きく分けて3つの章立てで記載していきます。
1.目的を明確にすること
2.予算の決め方
3.各パーツの選び方
1.目的を明確にすること
自分がなぜPCを作りたい、欲しいと思ったか。ここは重要なポイントになってきます。なぜかというと、その目的に応じて作成するPCのスペックが決まってくるからです。予算におさまらない時にどのパーツによりお金をかけるか。このような判断も目的が明確であると後々、構成を決めやすくなります。特に自作PCパーツのお店の店員さんや有識者に相談する際にも必須になります。これがないと、無駄な予算がかかってしまう場合もあります。
難しいのが、将来的に今考えていることとは別の用途で使用するかもしれない。といった感じで、どれくらいスペックに余裕を持たせるかを考えることです。個人的には少しでも「いろいろやってみたい」という気持ちがあるのならば、予算の許す限りいいスペックのPCを作られることを推奨します。理由は何かやりたいと思った時、そのやる気をPCスペック足りないがために削いでしまうことを避けるためと、PC買い替えの時期をできる限り後にずらすためです。後に買い替えれば買い替えるほど、いいスペックのPCが割安で組めます。また、様子見期間も長く取れます。
2.予算の決め方
絶対、その額に収めないにしても、予算は初めに決めておいた方が良いです。実際、パーツを選んでいる中で値段は上下すると思いますが、その時に「ちょっと高くなっちゃうな」とか「まだ余裕があるな」と言った感じで総額ベースでの割高、割安を判断できるからです。
あくまで自己流の予算の決め方なのですが、BTOパソコンの価格を基準にしてしまいます。(BTOパソコンとはパーツをこちらで指定して作ってもらえるパソコン)この時のベースにするスペックについては、ネットで調べてからいくでもいいですし、店員さんに目的を伝えて、推奨スペックを聞いちゃって大丈夫です。彼らはいくつものPCを組み立てているので、〜のゲームを最大画質でプレイしたい!等の要望でも、結構的確なスペックを提示してくれます。TSUKUMOさんだと、BTOパソコンと同じスペックでパーツ揃えた場合の見積もりを出してもらえました。
今はBTOの方が割安でしょと思っていたのですが、実際にお店の人にお話を聞いてみると、PCパーツは時期によって値段の上下があるため、自作PCの方が安くつくこともあるとのこと。BTOパソコンの方が同じスペックで安いなら、そっち買うというのも手かと思います。実際、私が自作パーツを購入した際もパーツ揃えた方が割安で高性能なPCが組めました。
BTOパソコンを買う場合、選べるパーツに制約があったりするので、その点は要注意です。例えば、TSUKUMOさんだと、ケースは選択できませんでした。加えて、結構な発熱量があるRYZEN7 5800Xが入っているBTOパソコンについても、どのCPUファンが使用されているか明記されておらず、標準のものが使用されている可能性もあります。(発熱量の多いCPUを使用する場合、別売の高性能なファンを取り付けないとCPUの最大性能が引き出せなくなるため、性能のいいCPUを載せる意味がなくなってしまう可能性があります)
>肝心のパーツ選びについては、次の記事で書きたいと思います。
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