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ミニマリストのbestなお金の使い方〜将来のための投資編〜
ミニマリストになるきっかけは様々ですが、ものを買いすぎて借金やリボ払いに苦しめられたという理由が一定数ある印象を受けます。
いつになってもつきまとうお金の問題。
本やいろんな経験から、そのときに思う「ミニマリズム的お金の関わり方」を書いています。
(好き勝手に持論を展開しているだけなので、真似をするとか参考にするとか、正しい正しくないの判断は自己責任でお願いします!)
今回は投資。
何か金融商品をおすすめする記事ではありません。
投資と書いても、
自己投資
金融投資
経験の投資
ものに投資
など種類がありますが、今回は金融投資についてです。
ちょっと前にFP・簿記3級を取得した素人に毛が生えたレベルですが、取得する前から金融知識についてはちょこちょこ勉強し、実際に投資をしてきました。
額は大したことありませんが、投資を始めてからコロナショックの暴落を受けても、
投資はどれだけ小額でも、することに損はない
と思っています
(それでも、投資は自己責任!!!!!)
順を追って説明していきます。
1. ミニマリストにとって投資は大事?
誰であれ投資は大事と考えています。
例外はリボ払いとか借金があって返済に進行中で追われている方くらいで、そういう方は投資している場合ではありません。
すべて完済してから始めましょう。
なぜミニマリストでも投資は大事なのか?
結論はインフレに伴って現金の価値は目減りするからとか、
為替によって現金の価値が変わるからとか
いろんなこじつけはできるんですが、基本的に現金も投資とみなされるから、くらいの感覚でいいと思っています。
データで示すことは専門的な人のYouTubeや投資家の動画を見ることに回すとして、一般人の立場として考えるとします。
端的に言えば「もらえるお金は変わらないのに、買えるものは少なくなる」という現状が少し前から日本にも発生し始めました。
あれだけ価格を上げることに抵抗があった日本企業が軒並み値上げ値上げをしたことはかなり日本国民にとって「あ、インフレの時代が来たんだな」ということを感じ始めていると思います。
そして、2023年以降、わりと当たり前に企業が値上げに次ぐ値上げを続けています。
つまり、現預金だけではお金が少しずつ減る状況になっています。
多少の資金は投資で増やすことが必須になりつつあります。
ミニマリストは毎月の必要最低限の資金は小さいとはいえ、多少は貯蓄を増やしていく必要があるわけです。
(ミニマリストに限った話ではないですが)
2.前提は必ず余剰資金
だれもが口を揃えて主張していますが、私はもう少し厳しく、
勉強代として消費になっても構わないくらいのお金
で始めるべきと思っています。
金融投資に当てすぎて自己投資や経験のためのお金が全くないのも
時間という資産を手放すことになります。
年齢によって変わりますが、若いうちは自己投資に充てるお金を優先した方がいいと思っています。
始めるときは参考書を買う感覚で小額の小額、くらいから始めましょう。
NISAも充実し始めているので、投資ハードルは低くなってきており、国民の意識も投資へ向いてきた気もしますが、それでもまだまだ現金信仰が強いと思います。
3. 何倍ものリターンを得ようとしてはいけない
一般的な現物投資は、気付いたら預金残高の桁が1つ増えていた、なんてことは起こりません。
レバレッジをかけているか、暗号資産の投資家かプロの投資家くらいです。
今回話す「投資」とは、
資産保全や精神的安心の選択肢の一つ
くらいです。
いきなりファンダメンタル分析やテクニカル分析を熟知してチャートのトレンドを読む、みたいなことに時間を割くべきではありません。
むしろ、損失が膨らみ追証で自己破産のケースも普通に起こります。
特に暗号資産のレバレッジはほんとに危ないと思っているので、普通に積立でETFに投資しましょう。
始めたては浮き足だって「もしかしたら急に何倍にもなるかも!」なんて夢みがちですが、まず起こりません
4.「毎日チャートにへばりつかないといけない」は間違い
長期投資を前提にするなら、毎日チャートを見る必要はなく
なにも考えず毎月自動積立。
これにつきます。
投資の神様ウォーレン・バフェットの運用成績もインデックスファンドの成績と大差なくなってきています。
この背景として、時代の変化が激しく、長期で企業分析をすることが難しくなったことがうかがえます。
今はどこの投資機関もアルゴリズムが入っていますので、素人がデイトレードで立ち向かうことも無価値です。
何も考えず毎月同じ日に同じ金額だけ銘柄を買うドルコスト平均法を使えば、資産が急激になくなる心配はありません
(一つの企業ではなく、ETFなどの銘柄の方がより安心)
5.ミニマリストの必要最低限に含める
ミニマリストで「自分の生活に必要な額しか稼がない」という思想がありますが、私は半分賛成・半分反対のスタンスです。
いまの時代、継続して仕事に就けるかどうか確証がない中、最低限のみ稼ぎ、貯金は0という状況は「もしも」を考えていない証拠です。
よく「保険に入らず、予防医学をするべき」という意見があり、そこから派生して「『もしも』にお金を使うのはもったいない」という意見があります。
私も保険会社の保険料の支払いは意味ないと思っていますが、
貯金がない・しないということは単純に「生死」に関わると思っています。
最低限の貯蓄がないというのはコロナのような事態を想定するしないに関わらず、そもそも精神的な安定がありません。
毎月貯金と積立投資は生活の費用として含めることをおすすめします。
・まとめ
革新的なことを書いてるわけでなく、ただただ真面目な話で終わりました。
投資は自己責任で始めるしかないので、
堅実に貯金するだけも一つの選択肢ですし、時には重要な戦い方になります。
特に、ウォーレンバフェットが現金比率を高めたりすることが話題になったように、戦略的に現金を持つことも必要なフェーズがあることはありますが、全てを現金、全てを株などの極端なことが推奨されることはありません。
なるべく「投資が正解」というような書き方は避けたつもりですが、
関心がある方はしっかりと最低限の知識は調べておいてから始めましょうね。
P.S.
ニュージーランドで生活をしていると、99%のお店で必ずカード支払いできますし、むしろ現金で支払うと「あっ」って感じで虚を衝いた感じになります笑
郊外の場所に住んでいても完全にカード文化なので、その辺はやはり国民の意識とか政府の取り組みの前提が違うのかもと体験しました。
また、投資に関しては不明ですが、マイホーム・マイカー(というより1人1台)がスタンダードです。
ローンで購入しているかどうかは知りませんが、フリマ文化が強いので、安くて古い家・車を使っている人が多い印象です。
お金に対する姿勢は本当に国によって様々なので、この辺もまたいろいろ体験していきたいなと思っています〜
では、また次回!