『選択する勇気』都会から田舎に移住した奇跡の決断
わたしは、都会暮らしに疲れていた頃、「田舎に移住したいなぁ」と考えていました。そして、移住する場所を見つけたのですが、重大な問題があったのです。そんな奇跡が重なった移住にまつわる経験談をご紹介したいと思います。
どんな選択でも結果は必然
わたしは、都会暮らしに疲れてしまい、田舎に移住する計画を立てていました。そして、移住先に決まった人口5000人の「小さな町」については、旅行した経験があるため理解できていたのですが。大きな問題があったんですよね。
それは、賃貸マンションやアパートがないという事実。そして、高速道路を利用しても、片道9時間かかるという、距離感に悩んでいました。
そんなとき、部下から連絡があり、「その町出身の友達がいる」から、話を聞いたよと。そして、「町営住宅があるので役場に連絡したら」と言われたんです。
役場に電話すると、彼が言った通り町営住宅があり、「来月1室の空きが出る」けど、抽選になると……。これも何かの縁と思い、申し込みを済ませ部下と抽選にいくことにしたんです。
抽選会場には、わたしを含め4名いましたが、入室可能な部屋は、1室なので3名は落選となります。抽選方法は、箱に入ったくじの棒を引くのですが、引く順番は、ジャンケンで決めると。
そして、ジャンケンすると、なんと、わたしが勝ってしまい選択権一番になったのです。わたしは、県外からの入居希望者で、3名は地元の方だったから……、少し考えてしまい……。
いわば、わたしは、余計なお客さんなので。
役場の担当の方が、「引く順番をどうされますか?」と聞くので、わたしは、「一番最後でお願いします」と言いましたね。それを聞いていた部下の唖然とした顔は、今でも覚えています。
なぜ、最後にしたのか? それは、地元の方3名が優先的に入るべきだと考えたからなんです。
結果はーー、なんと、3名とも外れてしまい……。結局、くじを引く権利を放棄したわたしが、町営住宅に入居する結果に。そして、1ヶ月後には、都会から「田舎に移住する」ことになったのです。
選択する勇気のまとめ
わたしの考え方は、「偶然は存在しない」どんなことでも「必然である」と思っています。だから、くじを引く順番が、「最初でも最後でも」結果は、変わらないと思っていました。
結果、わたしになったことは、必然であると。
この考えは、わたしの人生を築いてくれた根源でもあるのです。そして、周りを優先する考えも変わっていません。なぜなら、「結果は必然である」と受け入れる覚悟が、いつでもできているからです。
田舎暮らしをはじめたことで、わたしの未来は大きく変わりました。そして、たくさんの経験をくれた町であることは、紛れもない事実なのです。
明日も皆様にとって素晴らしい1日が訪れることを切に願っております。