学生のうちに世界一周する理由
ついにTABIPPO学生支部が企画する世界一周コンテストDREAM2025の参加者募集期間が終了した。この募集期間を通して、参加してほしい人に何を伝えたらいいだろう?旅の魅力って何だろう?世界一周の意味って?と自分なりに毎日いろいろ考えた。
この期間を通して、旅したい理由、世界一周したい理由なんて、人それぞれにあっていいんだなと改めて思った。それぞれに、旅したい想いがあって、それこそ旅の魅力なんだと思った。旅する理由を見つけるために世界一周に出るなんてことがあってもいい。
この期間は、自分にとって刺激的だった。初めて一人で海外に飛び出したのは、今年の春。それから、旅する理由なんて考えず、自分が思うがままにいろんなところに飛び回ってきた。自分が旅する理由なんて深く考えることもなく過ごしてきたが、この期間でいろんなことを考えさせられた。
一つの答えが見つかるわけではないけど、DREAMに参加する人が増えることで、「旅」の価値がどんどん高まっていると日々感じた。「旅って素敵だな。」と何度も感じた。参加する人の分だけ旅の在り方があって、増えれば増えるだけ、もっと面白い世界が待ってる気がした。
もっともっと旅をしたら、なにが待ってるだろう。限りない旅の魅力が、将来の自分を作ってくれる気がした。
DREAMって参加者だけじゃなくて、自分も成長させてくれる。そう実感した。とてもとても。
旅最高。DREAMいいな。
そして、やっぱり世界一周コンテストに友達を誘う以上、自分も世界一周に行ってみたくなるのは当然だった。
今年の春に遡る。
2024年の3月に、一年後つまり2025年3月をスタートとして世界一周をする決意をした。決意だけでは、簡単に諦められるからと、世界一周のはじめとなる日本出発の片道航空券を予約した。これで後には戻れない。
航空券を取ってから半年間、どこに行こう、あの景色は絶対見てみたいとGoogleMapを毎日のように見てきた。そんな中で、なぜ世界一周をするんだろうと考え、ここに半年間思ってきたことを記録として残すことにした。
1.百聞は一見に如かず
世界一周の中で、必ず行きたい地域がある。それが、南米である。
この話を周りにすると、必ず言われることがある。
「南米は危ないよ。」「南米なんてなんで行くの。」
南米が危ない地域であることはよく知られている。でも、すべての地域がそんなわけではないし、そこに生活する人々がいて、文化がある。
メディアが発達した今の社会で、得られる情報はその国のごくわずかな情報に過ぎない。行ってみなきゃ分からないことなんてたくさんある。
そりゃ、世界トップレベルに安全な日本から見たら、多くの国は危険に決まってる。だけど、行ったこともない国を「危ない」の一言で済ませたくない。行かなきゃ分からない。行って本当に危険なら、その時に危険な国といえばいい。だけど、自分は行ったことのない国を聞いた情報だけで決めつけたくない。
自分の体で、その国を感じること。それこそが、誰にも奪われない大きな経験になるし、財産だと思う。そして、自分しか持っていない貴重な価値観になる。
そして、世界の国の数だけ、文化があり多様性がある。自分が持つ固定概念に縛られたまま、大人になっていくより、世界な様々な文化や経験を通して、新たな視点や考え方を得た方が、人生もっと楽しくなる。
さぁ、南米、かかってこい。
2.日本に生まれたから
今、日本に生まれて、日本国籍のパスポートを持つことができている。これを大切にしたい。
以前のnoteにも記したが、世界最強とも言える日本国パスポートを持つことができ、ほぼすべての国(194か国)に行くことができる。だったら、世界一周で、最強パスポートを思う存分、使っていこうと。パスポートのスタンプ欄がなくなるまで使ってやる。
そして、日本のパスポートの信用を築き上げてきた過去の日本人に感謝できる旅にしたい。
3.学生だからこそ
「学生は、時間はあるけどお金はない。社会人は、お金はあるけど時間がない。」これは、よく聞くフレーズ。
裏を返せば、学生でお金を貯めたら行けるってこと。だから、世界一周を決めてから、普段の生活で切り詰めてみることにしてみた。やってみると、案外貯まることに気が付いた。世界一周が始まるまでどのくらい貯まるだろう。目標を立てたらあとは動くだけ。
DREAM参加者募集期間を通して、夢はあきらめちゃいけないと改めて思った。やりたいことはとことん挑戦なのである。目標ができたら、人間は動けるのである。できるだけ若いうちに。
4.本音
ここで最初の最初に世界一周に行くことを決めた理由を明かしておく。
「日本に帰るのが面倒。。。」
「世界のここに行きたい。あそこに行きたい。」となったとき、日本から出発して日本に戻ってくるのが本当に面倒と思ったのが、世界一周に行こうと思った最初のきっかけ。
世界一周では、国を転々としていく。近くに行きたい国があって行きやすい。そして、お金がない自分にとっては、安く行くことができる。学生にとって、最もお得に旅できる方法だと思うし、一番効率が良い。
タイパ、コスパが最も良い旅は、世界一周。これを体現したい。
5.最後に
半年後には、世界一周に出ている。まだ見ぬ世界に、毎日ワクワクが止まらないし、もしかしたら人生で最初で最後の世界一周になるかもしれない。世界一周2周目があっても面白いかもね?
行きたい場所、見たい景色がたくさんある。
自分を変えてくれる大きな経験になると思う。出発当日まで、このワクワクを堪能したいと思う。
では出発までお金を貯めていこう。