心の空虚と向き合う旅 【無人島100Fes 振り返りnoteのさらに後日談】
2022年10月11日 今日は23度目の誕生日
誕生日の24時は少し苦手
ちょっとした期待をしてしまうから
どきどきとそわそわの中、どきどきそわそわする自分を嘲笑いながら、携帯を閉じて布団に潜る
大体、朝まで一度も起きないことはない
何度か起きて、その度メッセージを確認して
今年もちゃんと届いたことに、生を実感して
また眠る
今日はなぜか、全然起きれなかった
三連休の疲れが出たんだろうか
本当は卒論に使う文献を読み進めたかったんだけどな
間に合うかな、これ
仕方がないから、ここ最近のことを、ここに記す
最近肌寒くなってきた
タオルケットでは寒く でも 羽毛布団を出すには少し早い
そんな季節のこと
旅がしたい
「旅人」ってどんな存在なんだろう
ってふと考える
日常に満足はしてる
朝起きて、インターンして、ご飯食べて
みんなとはしゃいで
みんなに会う予定のために、バイトの予定をずらすのに苦心して
去年は自分のために休学もして
そんな学生生活を送ってきた
このまま4月から就職するのかなぁ
何か、縛られた生活のままな気がする
それはそれで、尊いものだし、大切なんだけど
好きな時に、好きな人と、好きな場所に行きたい
みんなの愛に囲まれながら生きたい
会いたい人たちが会っているのを、SNSで指を咥えて見るしかない
時間にしては一瞬なのに、果てしなく思える
僕の通ってる大学であれば、4年間普通に通って
それで、いい企業に就職できるし
それもまぁ幸せだったんだろうな
それが「優等生」だったんだろうな
でも、休学を選択し
「普通」の就活を捨てた時点で、レールから外れたと思ってた
それでいいと思ってた
でも、今ここにいるのは、「優等生」な自分
人付き合いが苦手な自分
それで、いいのか、本当に
「旅人」になりたい
人の間に囲まれながら生きていたい
自分のことを、全て自分で決められるような、そんな生活を
自分が知らない日常に触れる生活を
この手で、送ってみたい気持ちが日に日に強くなっていく
卒業したら、半年くらいギャップイヤーでも選ぼうかしら
やりたいことで就職できるなら、喜んで就職するけどね
埋めるでなく、向き合う
無人島にたどり着いたのは
「自分にある空っぽと向き合い、埋めたかったから」
帰ってきて1ヶ月経って思うのは
「あー、埋めるなんて現実的じゃない」と思ったこと
感じてしまうもん、穴を
それを否定することはできない
夢を追いかけているのは同じなんだ
でも、何か、熱量に差を感じて
尊敬したり
嫉妬したり
苦しかったり
話すのが怖かったり
すごく眩しく見える
自分が持っていない、輝きが見える
みんなが動き出している
自分も走っているつもりでいる
でも、何か決定的に違うものがある
なかなか動いても動かなくて苦しいって言ってたよね
前ほど生き生きしてないって
ずっともがいてるって
動いてるけど波も何も起こせないって
それはあなたがより難しい航海に挑戦しているからなんだよ
夢ってなんなんだろう
挑戦ってなんなんだろう
何が決定的に違うの?
どうしてこの感情をずっと覚えているの?
ねぇ…
多分ねー、言ってることずっと前から変わらないんよ
大学生どころか、高校生の頃から言ってると思う
その事実に対しても、凹むし
自分に対する嘲りが止まらない
いつから自分を傷つけることが「特技」になっちゃったのかな
想いよ、届け
無人島での約束
「周りの人をもっと信じて自分を曝け出すこと」
ちょっとずつ、ちょっとずつ
今までなら隠していた感情を、表に出すようにしている
それが案外受け入れられる
それが楽しくて、面白くて
そして、何より幸せで
今度、撮影してもらう
「撮ってほしい」って言うまでにすごく時間がかかった
ヒアリングさせてほしいと言われた時は、すごく震えた
怖かった
夢を追って、ひたすら邁進する人が
でも、いろいろ伝えた
あなたを怖がっていること
自分がカメラが好きだよってこと
表現したいけど、その仕方がわからないってこと
あなたに嫉妬して苦しくて仕方ないってこと
彼女も同じように嫉妬すること
彼女も別の分野に対してすごくリスペクトを持っていること
やっぱりないものねだりは止められなくて
でも、ないものを持っている人も、同じように感じてるのかなって
すごく、すごく大切な時間だった
自分には、こんな経験を積み重ねていくしかない
だから、穴はすぐ埋まらないと思ってる
埋めなきゃいけないと思うのはやめよ
みんなに頼りながら
ときには頼られながら
少しずつ、少しずつ
いつか勇気を持って踏み出せたら
いつか、同じように苦しむ人に出会えたらなら
今度は自分が、愛を届けられるようになるんだ
そうやって、世界は循環していくのだから