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あの頃の君へ
最近できた曲、最近といっても去年の11月ぐらいだけど笑
『あの頃の君へ』っていう曲が、今僕の中で一番グッときてるので、ちょっとだけ語らせてください。
サブスクとかは、僕自身早く皆さんに聞いてほしくてうずうずしてます。早く出せるように頑張ります。レコーディング費、、、
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僕の曲は、基本的に僕の経験談的なものが多いです。逆に『青春謳歌』みたいな曲は、こうあればいいなとか、漫画とか本から得たインスピレーション取り入れたりとか、風景から書く時があります。
でも、基本は経験談が多いです。
例えば『不完全燃焼』『敗北者』とか。
『あの頃の君へ』もそう経験談です。
Q.「あの頃の君って誰やねん」
A.高2中期〜高3初期の僕です
ちょうど、元々いたドラムが飛んで二人体制なったり、十代白書の存在知らなくて、どんどん同世代に抜かされたり、ついにはベースが脱退してしまって、1人になってしまった時の、僕です笑
だから期間が長いんです笑
この曲には、
・十代白書を全く知らずに逃してしまった恥ずかしさと悔しさ
・バンドが1人になってしまった時の不安、葛藤
の2つがそれぞれ歌詞の中に入り混じってます
ていうか、十代白書っていう最高のチャンスを掴むイベントを一回逃してるって、本当にまじでその時に戻って自分をぶん殴りたい
でも、それがなかったら、多分この曲はできてなかったと思います。
指を咥え立ち尽くしたあの頃の少年は
この曲のサビ頭の歌詞
十代白書で周りの同世代バンドにおいていかれて
ただ、指を咥えるしかなかったってことが、ここに入ってます。
でも、僕はもう一つの捉え方をしてて
その次につながる歌詞が、
今ひとつ大人になる霞んでいく景色の中で
なんです。
「また一つ大人になる」簡単に言えば歳を重ねるってことです。
「霞んでいく景色の中で」ここは歳を取っていくと目が見えなくなっていくっていう意味もあるんですが、過去にメンバーに飛ばれたとかで人間不信になってるとこがあって、何がほんまかわからんからこそ霞んでいくって表現使ってます。
指を咥えて、テレビの前でパンクロックバンドの映像を見てたあの時の少年が、迷いながらも日々少しづつ大人になっていく。
そういう捉え方もあります。
僕的には両方とも実話なので
この短いサビの歌詞に二つの思いを入れ込んでます。
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Aメロ
君に届かなかった
溢れ出た言葉
靴底擦り減らして
答えを探しに行く
僕は靴底を擦り減らすっていう表現が結構好きです。西武開拓時代のような、旅のような、カントリー的な感じね!わかるかな、、、
なんし泥臭い表現が好きです。
靴底擦り減らして答えを探しに行くっていう
バンドも人生も旅だと思ってるので、そういう書き方しました。
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Bメロ
悲しみを
歌に変えて
君の声はこの街に
掻き消された
「悲しみを歌に変えて」は特にそのまま捉えていいと思います。
「君の声はこの街に掻き消された」言いたいことも言えないって意味だったはず、、、
2番Bメロ
誰かに
背中を押されて
気づいたことは
ひとりぼっちじゃないってこと
これは実話を、そのまま書きました
親友のFに実際に背中を押してもらって
今まで、しんどくても這いつくばってこれたので
すごく感謝してます。
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落ちサビ
指を咥え立ち尽くした
あの頃の少年は
また一つ大人になる
大切な物抱きしめて
「今」から「また」に変わりました。
背中を押されたことでまた一つ成長したってことですね。
「霞んでいく景色の中で」から「大切な物抱きしめて」ここには、霞んでいく景色の中でも、自分の大切な物だけは絶対に離すなっていう意味があります。
大切な物は人それぞれですが、僕はここでは
本当に頼りになる仲間や友達のことを指してます。
ラスサビ
だからもう大丈夫
君はもう一人じゃない
生きづらいこの社会を
胸を張って生きていこう
ここはもう直接ばーん!と受け取ってもらえたら嬉しいです。
あの頃の君へ
なんとか今頑張ってるからな👍
これを読んで、またライブハウスでこの曲を聴いて、あ!ここ進研ゼミで習ったとこだ!みたいな感じで、拳あげてくれたら嬉しいな