挑戦　Ⅴ

皆さん、こんにちわ！

前回はネカクサの練習参加に辿りついた所まで書きました。その続きを書きたいと思います。

さて、メキシコのウインドーが閉まるまで残り１週間。。。。ここで決められなければ、また日本に帰国して何もない状態になるという状況。

連絡が来てから次の日の朝にグアダラハラを飛び立ちました。幸いメキシコでお世話をして頂いた日本人の方が最初の日だけ一緒に付き添ってくれたので2人でアグアスカリエンテスまで車で三時間かけて向かいました。

実はたぶん初めてこれはいいますが、その道中でアクシデントに合いました、、、、、、、、、高速道路での大きなカーブの時に内側を走っていた時に、物凄い強い衝撃を受けました。

その時、横を並走する大型トラックに巻き込まれました。後ろの片方のドアとバックのガラスが大破損しました。

そしてトラックは何もないように走り去っていきました。。。。。。。

でもテストまで時間がない、、、、、、、、そして警察に連絡しても来るまでものすごく時間がかかる。。。。。どうしよ、、、、、、、

考えた結果、事故があった場所が練習場に近かったため、そのままその車で練習場まで向かいました！

今あの時のことを思い出すと、よく無事だったし無傷だったなと思います。一歩間違えていればたぶん重症か、死んでいる可能性もあったと思います。

そして練習場に辿り着きました。

挨拶にオフィスに行ったら、『後二時間後アルゼンチンのチームと練習試合だからヨロシク！』

それを聞いた自分は『ヨッシャー、一番アピール出来るチャンス』だと思い意気込んでいたことをよく覚えてます。

もしかしたら、今日来て、今日試合をするのかって思う人もいるかもしれませんが僕はその時そんな事一切思わずやってやるという自信がどこからかわかりませんがあったんでしょうね。

そして練習試合！

同じチームで出場する選手達は練習生もライバル1人だから自分の定位置を荒らされたくないから同じチームなのに殺気剥き出し。。。

その中で始まった練習試合！さて、どうなるのか、、、、、、、、

試合が始まる前の自分の予想では、先ず最初に相手と戦うよりこの短い時間で同じチームの選手達を認めさせないとボールは回ってこないし、ボールを持っても動き出してくれないなと思っていました。

なぜ、そんな予想がついたかというと、ここまで来るのに色々な国でテスト生としてやってきました。どのチームも共通してその現象が起きていたからその予想がつきました。

案の定、試合開始されてから１０分くらいボールが全く回って来ませんでした。でもその経験があったから、対処出来る自信がありました。

肝心なのは先ず最初にボールが来た時に、失わない尚且ついいプレーをするのが物凄く大事です。それによって、ボールが回ってくるかこないかの頻度は全く変わると思います。

そして前半４５分は先ず味方を認めさせることに専念してプレーをしました。失う回数が少なかったため、時間が過ぎる事にボールが回ってきました。尚且つその時自分のプレーも調子が良かったのでラッキーでした。

でもそんな調子いい時やってしまうのが怪我です。。。。。前半終了間際で足首を捻りました。めちゃくちゃ痛かったのを覚えてます。

もしここで欠場すれば、もう帰れと言われ帰国するしかなかった自分にとっては絶対に欠場できない状況でした。そして前半終了。

ハーフタイムになり、試合前には話掛けてくれなかったチームメイト達がどんどん話かけてくれます。そんな些細なことが嬉しくて足首の怪我の痛みはどこかに吹っ飛びました（試合後は激痛で眠れませんでしたが）

自分の中で先ずチームメイト達を認めさせたと思いました。しかしここから重要なのが目に見える結果！

結果を出さなければ、監督や強化の方々は認めてくれません。ゴールもしくはアシストで目に見える結果を出されければ。

そして後半開始！

後半最初に自分はいい位置でボールが受けれて尚且つ味方の選手が物凄くいい動き出しをしている。結果を残さなければいけない自分にビッグチャンス！！！！

さて、このチャンスをものに出来るか？

今回はここまでにしたいと思います。

自分の過去を今まで振り返ってこなかったので、振り返ってみると意外に面白いですね。

また続きを書くのでヨロシクです！