日本人、10人いれば9人鼻が悪い?

はじめまして、東京の荒川区日暮里にある『くすりの十全堂』パパ店長こと鈴木裕人(スズキ ユウト)です。
ここでは健康情報を発信していきたいと思います!

今回、第1回目は【鼻】について、noteにまとめます。

実はパパ店長、子供の頃からアレルギー性鼻炎で鼻が悪いです(^^;
しかし、鼻の働きを知り生活習慣を気を付ける事で、【鼻炎】と少し仲良くなり症状も楽になりました!

みなさん【鼻】ってどんな働きをしているかご存じでしょうか?

【鼻】は空気を吸ったり吐いたりする呼吸のことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

【鼻】の働きは呼吸、嗅覚、発声(共鳴)、反射の4つの働きがあり、呼吸作用としての働きには『加温』『加湿』『防塵』の3つあります。

加温…冷たい空気を吸っても約37℃まで温めて肺へ送る

加湿…乾いた空気を吸っても湿度100%まで湿らせて肺へ送る

防塵…大きなゴミは鼻毛で、PM2.5などの小さなゴミは湿度で湿らせて粘膜に落とします。その後は喉から胃へ流れて無毒化します。

また鼻呼吸をすると反射的に喉の筋肉を緩め気道を拡げ喉の筋肉を発達させてくれますので、お年寄りの誤飲の予防にもつながります。

これだけ色々してくれる【鼻】の働きは、私達の健康にとても大切ですね!!

だから【鼻】の不調は体の不調にも繋がります。

こんな人は【鼻】の不調が原因かも!?

頭痛薬をよく飲む。

咳が長引いたり咳払いを良くする

ドライマウス、口臭が気になる

ボーッとする

口がいつも開いている

イビキがうるさい

などがある方は【鼻】が原因かも知れません。

なぜ【鼻】が悪くなってしまうのか!?

1、飲食不節、過飲過食、夜遅くの食事などから胃腸の弱り

2、体の免疫力、体力などの低下…疲れ、弱ったり、ストレスなどから鼻炎の症状が出やすくなります。

3、カルシウムなどミネラル不足から粘膜の弱り。鼻の粘膜が弱っているとアレルゲンに過剰に反応して、鼻炎を悪化させます。

4、水分の取りすぎ…水分を取りすぎると鼻水の量が増えてしまいます。

などから鼻炎などの【鼻】の症状が出てきます。

特に鼻水は『水』が余ったり、処理する力が落ちてくることから起こりやすいです。
その『水』が慢性的な炎症でグツグツと煮たってくる(熱を持つ)とネバネバした黄色、緑色の鼻水となって来ます。

【鼻】の症状がある方の養生法

1、食事の時間(最低でも寝る2時間前)、量(腹八分目)などを気を付け、噛む回数を多くする事で胃腸を強く元気にする。胃腸と鼻は一見関係無さそうですが、飲食したものは胃腸で消化吸収します。胃腸が疲れてくると栄養の吸収も悪くなり体力、免疫力が落ちてしまいます。

2、甘い物、インスタント、加工食品を控える。これらの食べ物はカルシウムなどのミネラルを消費してしまい粘膜の弱りに繋がります。火を通した温野菜、魚、などを食事で取っていきましょう。

3、水分の取り方、出し方を気を付ける。水は一口ずつゆっくり唾液を混ぜるようにして飲む事で取りすぎを防げます。特に冷たい飲み物は口の中で温めて胃腸を冷やさないようにしましょう。余った水分が体で悪さをしないように、湯船につかり少し汗をかけるようにしましょう。お湯の温度は37℃~40℃で10分~20分くらい浸かって下さい。ただ、汗をかきすぎると体力を消耗してしまうので、少し汗をかいたくらいで大丈夫です。

以上の養生はとても大切です。

表題に『日本人、10人いれば9人鼻が悪い?』と書いたようにかなりの方が【鼻】の症状を持っています。慢性的な人ほど【鼻】の不調に気付きにくいです。

【鼻】は体にとって空気清浄機です!

【鼻】の健康は体の元気、健康に繋がります。

ゆっくり出来ることから始めましょう(^-^)

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