2023年シーズンを振り返って
今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。
カマタマーレ讃岐はJ3リーグを11勝11分16敗の16位でフィニッシュしました。
今シーズン目標にしていた昇格は、達成できませんでしたが、カマタマーレ讃岐としてやりたい戦いや方向性は魅せられたシーズンだったんじゃないいかなと思います。
特に後半戦は、チームとしてのスタイルも確立されてきて戦っていても手応えのあるゲームが多かったです。
ただ、個人的には後半戦は悔しいシーズンとなりました。
ピッチの外から試合を見ることも増え、もどかしさも感じていました。
オフシーズンは、しっかりと今シーズンを振り返り、疲労もしっかりと取っていきながら過ごしていきたいと思います。
今シーズンは、水戸ホーリーホックから移籍してきてのシーズンでした。
カマタマーレ讃岐で僕が所属したクラブは4クラブ目になります。
当然のことですけど、クラブが変わればスタンダードが変わります。
また、住む地方が変わるとちょっとした文化や言葉の訛りやイントネーションも違ったりして面白いです。
その辺の違いも楽しみながら今シーズンは過ごすことが出来ました。
今までのクラブとの1番の違いは、クラブハウスがなかったことです。
シーズン初めのnoteでも書きましたがその違いは大きかったです。
練習に向かうとき、ウェアやスパイクを忘れていないかチェックして、車に乗り込みます。
練習場が合っているか不安になるので、出発してからもう1度ラインをチェックします(笑)
人工芝でトレーニングしたり、シャワーがないところもあるので水道で身体を洗ったり。
思い返せば、小学生の頃から名古屋グランパスのアカデミーでプレーしていたので、雨の日なんかは小学生ながらシャワーを浴びてから帰ったりしてました。いま思えば、どんだけ恵まれているんだよ!ってツッコミたくなります…(笑)
そんな日々も10月に終わりました。
宝山湖ボールパークという四国最大級の球技施設が完成しました。
カマタマーレ讃岐は、こちらの施設を優先的に利用させていただいています。
クラブハウスもあり、トレーニングが終わったらお風呂入ってから帰ることが出来ます。トレーニング前後の身体のメンテナンスもとても充実するようになりました。
ジムでトレーニングが出来たり、フードパートナーさんがサポートしてくださる食事を取ってすぐにケアが受けられたり。
J1クラブクラスのハード面になったと思います。
あとは選手たちがピッチで頑張るだけです。
ピッチ内外の個人的な振り返りもしていきます。
まずは、ピッチ外の部分。
開幕戦でYUTO SEATを開催しました。
来て下さった皆さんありがとうございます。
その後、シーズン通じての開催が出来ませんでした。クラブの方と改善してより良い形でやっていきたいです。
12月10日には、宝山湖ボールパークで子供たち向けのサッカー教室を行います。締め切りは7日までですが、たくさんの方々に来てもらえると嬉しいです。
僕が子供たちに様々なことを行うのには、僕の少年時代の原体験が理由としてあります。
グランパスのアカデミーでプレーしていた時、試合や練習をよく見に行ってました。そこで間近で見る選手の皆さんのプレーに憧れサッカー選手になりたいと強く志すようになりました。
小学生の頃、エスコートキッズで楢崎正剛選手と入場したことがあります。(当時キャプテンだったナラさんと手繋げたら良いなーと思っていたので1番前の方をウロウロしてました。作戦勝ちです笑)
高卒でグランパスに入団した時、ナラさんはバリバリにまだプレーしていました。憧れだったプロサッカー選手とチームメイトになった時、とても感慨深いものがありました。
そんな体験を今の子供たちにもしてほしい。そう思うようになりました。
ただ、全員が一緒にプレーをすることを目指さなくて良いと僕は思っています。
サッカーを通じて、僕と触れ合うことで思い出の1ページになっていてほしい。
その原体験からやりたいことだったり、なりたいことを見つけるきっかけにしてほしいな思います。
この体験から今後の素敵な未来につなげてほしいです。
僕に出来ることは、そんな機会を少しでも多く様々な形で作ることです。
こんな思いから、このような活動を精力的に行うようになりました。
なので、こちらの方もオフシーズン通じてアップデートしていけるように計画していきます。
ピッチ内の方ではたくさんの試合に出場しました。
33試合、2G2A。
試合数に比べて攻撃の部分の数字が物足らないのはデータとしての事実です。
数字に繋げる作業はやり続けるしかないし、もっともっと貪欲に追い求めていきます。
ただ、数字を残すまでの感覚というのは、個人的な感覚はシーズン中盤あたりから悪くなかったです。
特にホームゲームFC奈良戦辺りから、オンザボールの感覚が良くなってきました。実際ゴールも奪えました。
シュートやスルーパス、クロスなどがゴールに直結します。
その瞬間がプレーとして目立つし、1番大切なプレーだと思います。サッカーはゴールを奪ってゴールを守る競技なので。
でも僕のバロメーターはそこになくて、どれだけスムーズに自然にプレー出来るか。淀みなく流れるようにプレー出来るか。
この感覚をとても大切にしています。
ボールにたくさん関わって、味方と関わりながらゴールを目指す。
中間ポジションでターンをしてからワンツーや3人目の飛び出しだったり。
どこでどんなプレーを味方とするか。
頭の中のイメージと身体がうまく動かせているか。この感覚を大切にしたいです。
更に本当に乗ってきたら、何も考えずにプレー出来るので、そんな試合が少しでも多く出せるように練習から意識していきたいです。
改めまして今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。
今シーズン、出来たこと、出来なかったことをしっかりと振り返ってより良いオフシーズンを過ごしたいと思います。
ピッチ内外で出来ること全てトライして、更なる成長を追い求めていきます。
子供たちへのサポートを一緒になってやりたいなと考えて下さった方々へ。
こちらのサイトから様々な活動のご支援出来ます。
よろしければこちらの方で一緒にやっていけたら嬉しいです。
1年間応援ありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。