フォードVSフェラーリは劇場で見てこそ、真価を発揮する映画。
2020年最初の一本目は「フォードVSフェラーリ」。
なんとなくおもしろそうな雰囲気を醸し出していたので、チョイス。
まずね、音がすごいです。
車のエンジン音を聞きに行くだけでも価値があるぐらい、臨場感がやばい。
ぼくは全然車好きでもなんでもないんですが、めっちゃ男性が好きな感じ。
音を聞くだけで、興奮しちゃいました笑。
映画館で見なきゃ、もったいない。
録音賞と音響編集賞でアカデミー賞にノミネートされてるのも超納得です。
作品賞にもノミネートされているので、動向が気になりますね。
さて、映画の感想としては、良作…なんだけど突き抜けてない…です。
映像と音は文句なしにぶっちぎってくれていて、シナリオも悪くない…というか実話なのできちんとできているんですよ。
庶民向けの車を売るフォードと富裕層向けのフェラーリによる対決を描く事で、幅広いテーマを扱っていると言えますし、作中での主人公ふたりと悪役を務める重役との戦いも、なかなか構造的に上手かったです。
しかし、ほとんど悪い部分がない中、やっぱり他のお客さんも映画が終わると、スタッフロールが終わる前にすたこらさっさ帰ってました。つまり、余韻に浸っていない。感傷を生み出せてないんですよねぇ。ありきたりな展開と言っちゃえば、それまでなんですが笑。
欠点を挙げるとすれば、放映時間が長いことでしょうか。
上映時間が153分。約2時間30分。
個人的には全然気になりませんでしたが、気になる人は気になるかも。
まぁ、最初の10分ぐらい寝ちゃったんですけど笑。
15時ごろに見始めて、時計見たら18時近くだったので、びっくりしました。
総合的な評価はBランク(時間があれば、見て欲しい)です。
今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
機械音メインで映画作るの、全然ありかもしれない。
このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。