見出し画像

自殺は善か悪か。アニメ「バビロン」感想。

バビロン7話「最悪」を見ました。
まさしく最悪というタイトルにふさわしいラスト。
曲世愛の狂気恐ろしさを描くのに、アニメーションを使った表現はぴったりだったのではないでしょうか。
彼女みたいな女性が、現実世界で本当にいそうだから、なおのこと恐ろしや。

自殺法という法律が作中で登場します。
今日のnoteでは自殺法が、是か非かを主観で考えてみます。

作中での自殺法は、
自殺という行為自体を認める法律として位置付けられていて、施行後は、自殺することを選べるように。自殺が「権利」となります。

個人的に自殺法の施行はアリだと思っていて、生きるか死ぬか考えるきっかけになりますし、そもそも死を悪とだけ考えるのは視野が狭い考え方だからです。
には悪の面もあれば、善の面もある。
反対に、にも善と悪の面がある。

死んでしまうと、そこで人生は終わりです。
やりたいことがある、叶えたい望みがある。
そういう人たちにとっては、死がです。
死にたいと思っていませんから。

ですが、生きることに疲れてしまった、絶望してしまった人たちにとってはどうでしょう。そういう人たちにとっては、死がです。
生きたいと思っていませんから。

日本の自殺者数は年々減少していますが、それでも自殺大国と呼べるほど。

生きたい人には、生きる権利を。
死にたい人には、死ぬ権利を。
まさしく、多様性ってこういうことなのではなかろうか。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無職の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

いいなと思ったら応援しよう!