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なぜ「ランウェイで笑って」を読むと涙が出るのか。

猪ノ谷先生の感情表現力、頭ひとつ抜きん出てません?毎週読み終わると、自然に涙が出てくるんですよね…。179着目「言ってほしい」読了段階での感想です。


週刊連載だから全ページを完璧に描き込むのは無理なんですが、細かく見ないと力を抜いてる箇所に初見だと全然気づきません。ゆっくり読むとわかります。完全に読み手の目の動きをコントロールしてる。これってめちゃくちゃ凄い。

ジャンプの本を読むと分かるんですが、セリフ位置も意識して作られてるんだろうなぁ。芸術作品ですわ、これ。


描き込まれた表情が余韻を残して、途中の脳内補完を助けてるのかもしれませんね。あと、毎話ストーリーの組み立てが上手すぎます。ほぼ必ず物語が動くか、感情曲線をガツンと揺さぶってくるのは本当どうなってんだ。

あー、分かった。毎話1ページ目と最終ページの引きというか、インパクトが凄いんだ。最初に「え?どうすんの?」って読者に思わせて、ラストに「答えを提示する」。いやー…めちゃくちゃ難しいですよ。

この絵のクオリティに加えてストーリー性、さらにマンガとしての魅せ方を兼ね備えてる漫画家って一握りもいないんじゃないですかね。震えます。Twitter再開されてるみたいで要チェックです。ふつくしい…。

単行本でまとめて読んだら涙腺がとんでもないことになりそう。個人的には柔らかく泣きたい人に一番オススメできる漫画ですね。ぼくは号泣しますが笑。


今、毎週楽しみにしてる作品にランキングをつけるなら1位「呪術廻戦」、2位「ブルーロック」、3位「ランウェイで笑って」、4位「彼女お借りします」、5位「ダイヤのA」です。やっぱり呪術は圧倒的。ですが、5分の4はマガジン勢。

雑誌別で考えるなら、ジャンプは1位「呪術廻戦」、2位「Dr.STONE」、3位「アオのハコ」、4位「僕のヒーローアカデミア」、5位「マッシュル」。Dr.STONEはあと1カ月ぐらいで綺麗に終わりそう。ちょっとブルーになってます。スイカ可愛い。

マガジンは1位「ブルーロック」、2位「ランウェイで笑って」、3位「彼女お借りします」、4位「ダイヤのA」、5位「女神のカフェテラス」というかほとんどの作品が楽しみ。彼女お借りしますは和也が遂に言っちゃうのか!?2人がラブラブしてるとこ想像できません笑。


あー、ジャンプの方が全体的にファンタジー要素が強いから、あんまり響かないのかも?確かにリアル世界に要素を還元できる「お土産感」は薄い。でもそれがジャンプっぽさでもあるしなぁ。呪術・ワンピ・ヒロアカ・Dr.STONEを除いて、全体的にふわふわしてる感は否めない。この辺りは昔と嗜好が変わってきてるんでしょうね。


今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
ジャンプはそろそろ藤巻先生が帰ってきて、スポーツ漫画描いてくれないかな。

このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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