デリヘル自衛官が教官を務める横須賀教育隊
2024年9月10日、『神奈川新聞』に以下の記事が掲載された。
アルバイトをした海自隊員を懲戒処分
運転手のアルバイトをしたとして海上自衛隊は9日、横須賀教育隊の男性3等海曹(35)を停職15日の懲戒処分とした。
横須賀地方総監部によると、3曹は2020年11月から21年4月までの間、民間企業の従業員送迎の運転手のアルバイトを無断で行い、報酬約10万円を得たとしている。
海自の調査に3曹は「知人に頼まれ、断り切れずにやってしまった。自分の気持ちの甘さに反省しても反省し切れない」と話しているという。海自に匿名の通報があり、発覚した。
この記事を読んだ海上自衛隊の関係者から以下の情報提供があった。
(1)記事では、「民間企業の従業員送迎の運転手」となっているが、「デリヘル(デリバリーヘルス。男性のもとへ女性を派遣する性風俗業)の運転手」である。
(2)3等海曹は横須賀教育隊の教官であり、停職15日のあとも教官を続けている。これには、隊内で、学生(自衛隊員)も含め、問題視する声が多い。
(3)3等海曹は、2019年6月にも、「アルバイトで報酬を得た」として、停職1日の懲戒処分を受けている。
(4)3等海曹の実名は「伊藤優也」である。
伊藤優也3等海曹(以下、伊藤3曹)の停職15日の懲戒処分に関して、横須賀地方総監部広報推進室(以下、広報推進室)からプレスリリースを送ってもらった。以下が全文だ。
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