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「やさしいくろと たゆたうあお」WHYNOT.TOKYOによる珠洲焼応援プロジェクトと、グループ展「Spiral Xmas Market 2024」へ

WHYNOT.TOKYOでは本年1月1日の能登半島地震、9月の豪雨で被災した珠洲焼作家の皆様を支援するため、珠洲焼応援プロジェクト「やさしいくろと たゆたうあお」を始動

本プロジェクト目的
「珠洲焼創作を継続できる環境の整備」と、「展示会やアーティストトークにより珠洲焼の魅力を発信し、作家とのつながりを深めること」

2024年12月東京開催
 ・12月16日:鹿野桃香「地震日記」朗読会(祐天寺コミュニティセンター)          
 ・12月20日~25日:展示会「Spiral Xmas Market 2024」(SPIRAL ブース出展)
 ・12月21日:アーティストトーク&パネルディスカッション(La Salle F)
       珠洲焼作家:宮脇まゆみ、清水武徳|ゲスト:ロバート・キャンベル

2025年1月京都開催
 ・1月7日:鹿野桃香「地震日記」朗読会(京都 蔦屋書店)
 ・1月7日~31日:展示会「京都蔦屋書店」(京都 蔦屋書店)


グループ展「Spiral Xmas Market 2024」へ

今回、石川県外で10名の珠洲焼作家が一堂に揃う展示は初の試みとのこと。

参加作家
珠洲焼:岩城伸佳宮脇まゆみ鍛治ちえみ清水武徳木澤孝則芝雪
有賀純一折坂理恵中島大河林春香
アート:さわひらき城保奈美竹中美幸サルチョード・イル
蓮井幹生上田智之高屋永遠塙康平

清水武徳(たけのり陶房) 穴窯中壺




地震前22あった窯は壊れ、今はひとつを共有して使っているそう。
釉薬を使わず高温で焼締める作り方からうまれる「灰黒」の色はお料理を格段に美しく魅せる効果がある。

会場には鹿野桃香さんが地震の際にその日その日に書き上げて記録したリアリティある「地震日記」も販売している。
このZINEは表紙はリソグラフ印刷、中面は珠洲の印刷会社で2000冊作られたそう。売上は珠洲のために使われる。

珠洲焼の作家が10名集まると、ツルッとした表面のもの、手の跡が感じられるものそれぞれの個性が見ていて飽きない。

2024年1月1日、珠洲は3度目の令和6年奥能登地震に見舞われあの日からもうすぐ一年、会場で珠洲焼の作品に触れその魅力を直接感じることで復興への歩みを少しでも支えられたらと思う。




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