Amazonから他人宛の荷物が誤配送された時の対処方法
Amazonから誤配送の荷物が届いた際に、対処方法をAmazonにチャットで問い合わせるまでの流れが面倒だったので、参考になればと思い書いております。
あらすじ
先日、Amazonから他人宛の商品が誤配送されてきました。
トラッキングIDが「DA〜」から始まるものは、ヤマト運輸や佐川急便などの大手とは異なり、Amazonと提携している個人配送業者のため、こちらから配送業者を確認・連絡する手段がありません。よって、Amazonのカスタマーサービスに連絡する必要があります。
ただし、カスタマーサービスのページの選択する項目に、本状況について該当する項目・ページはないため、チャットサービスからチャットボットAIを説得して、サポート担当者につなげてもらいます。
結果的には注文者が既に返金対応しているとのことだったので、誤配送された商品は私の方で処分する対応になりました。以上。
経緯
在宅勤務中にエントランスからインターホンを鳴らされていたものの、如何せん丁度席を離れられないタイミングだったため居留守を決めてしまったのが運の尽き。
昼間にインターホン鳴らされるとしたら、一番の可能性は荷物の配達と思うのですが、その夜に郵便受を確認しても伝票はないし、そもそも最近通販で買い物してないので配達してもらう荷物ないし。だとしたら、いやがらせ目的の迷惑な営業だろうと考えてその日は気にせず過ごしていました。
ところで、私の住んでいるマンションは、エントランスに宅配ボックスがあるのですが、自分で確認の操作をしないと自分宛ての宅配物があるか確認できない仕様になっています。なので、郵便受けに伝票があるのを確認してから宅配ボックスに自分の部屋番号があるか確認をするフローになっているのかな。知らんけど。
居留守決めた翌日に、ふと昨日の出来事を思い出して、なんとなく宅配ボックスを確認したところ、自分の部屋番号表示されている…。宅配ボックスに荷物を入れたなら、その旨を郵便受けにメッセージを残すなりして伝えてくれよな…居留守した自分も悪いんだけど…と思いつつ、解錠用のICカートを自宅に取りに戻り、宅配ボックスを解錠して荷物を確認すると、同じマンションの別の部屋番号に住んでいる他人宛のAmazonの商品でした。誤配送ですね。ありがとうございました。
誤配送の荷物に記載の情報は「注文者の名前と住所」「12桁の配送用のトラッキングID(※注文番号ではない)」のみ。ということは、配送業者は宅配ボックスで設定する部屋番号を間違えた感じですかね。とりあえずなにかしら対応しないといけない。
配送業者に連絡したい…→無理だった
考えられる対処方法は、1.商品を返送する、2.商品を処分するのどちらかになると思われますが、いずれにせよ、配送業者かAmazonに指示を仰ぐ必要があります。
一応、注文者は同じマンションの住人なので、私が善意で直接届けて経緯を話せばいいのではと脳裏によぎると同時に、不本意とはいえ、その時の私は「他人の荷物を受け取ったやべーやつ」だし、しかも夜遅い時間に玄関で直接渡しに行くのお互いにびっくりしちゃうし…と思ったので、直接に渡しに行くのはナシに。
そもそも原因は配送業者なのだから、まずは配送業者が対応するのが筋なのではということで連絡を試みることに。荷物にトラッキングIDの記載があるからAmazonのサイトで検索したら連絡先わかるよね〜と思いつつヘルプやネットで検索方法を調べました。
Amazonの商品の配送業者を大きく分けると、ヤマト運輸や佐川急便などの大手と、Amazonが委託している小規模の配送業者の2つに分類できるのできます。トラッキングIDが「DA〜」だと後者が配達しているそうです。
荷物の記載のトラッキングIDは「DA〜」のため、連絡先は検索しないとわからないよねと引き続き検索方法を調べるのですが…どうやらトラッキングID検索する手段がないです…。
正確に言うと、自分の注文した商品であれば注文履歴から配送業者がわかるのですが、残念ながら他人の注文した商品は注文履歴を確認のしようがないので、トラッキングIDで配送業者を確認するのは不可能です。そのため、Amazonに直接連絡する対応に切り替えることに。
カスタマーサービスからのチャットの始め方
連絡先を検索する方法がないことにイライラし始めて、Twitter(現：X)で愚痴をこぼしたところ、3分後、Amazon Help(@AmazonHelp)さん(以下、Twitter担当者)からリプが飛んできました。そういえば、このアカウント、エゴサして補足してくるタイプの公式だったな…。にしても仕事が早い…。
Twitter担当者からリプライで「「カスタマーサービス」のページから該当する項目を選択の上、問い合わせしてくださいね」と案内されました(アプリからは右下の「三」を押して、一番下の「カスタマーサービス」からいけます)。
案内に従い、他人宛の誤配送された商品の対処方法について該当するページを探してみたのですが…
…ないんだなーこれが。問題解決、できませんでした…。
(この記事書くために改めて探してみたけどみつからなかったです。見つけた方がいらっしゃったらご連絡下さい)
その旨をTwitter担当者にリプで送ったところ、「「カスタマーサービスへ連絡」をクリックしてみてね」と案内されました。最初からそっちを案内してほしかったよね。
「カスタマーサービスへ連絡」は何処にあるのかというと、なんでもいいので項目をクリックしていくと見つかります。
例えば、「アカウントについて」→「パスワードについて」→「カスタマーサービスへ連絡」でたどり着けます。
AIチャットボットから担当者に取り次いでもらう
「カスタマーサービスへ連絡」をクリックすると、チャットする？電話する？言われるので、今回はチャットを選択しました。するとAIチャットボットと繋がります。ここからが長いんだよな。
AIチャットボットという割には、質問に対して選択肢で答えるだけなので、(見た目は)AI要素皆無です。AIチャットボットの質問に答えて、サポート担当者に取り次いでもらうのですが、多分以下のやりとりが最速です。
AIくん「商品のお届けについてのお問い合わせですか？」→「はい」
AIくん「商品の配送状況につきましては〜(中略)〜ご確認ください。その他、ご質問はありますか？」→「他の質問がある」
AIくん「お問い合わせ内容を選択してください」→「注文、商品、返金について」
AIくん「注文はされましたか？」→「注文に関するその他の質問」
AIくん「お問い合わせの商品をタップしてください」→(※注文履歴が表示されるので、上の「✗」で注文履歴を閉じる)→「自分のアイテムが見つかりません」
AIくん「サポートが必要な項目を選んでください」→「注文していない商品が届いた」
AIくん「注文していないのに届いた荷物は1個または複数ですか？」「誕生日プレゼントなど贈り物である可能性はありますか？」「ご家族または同居人に宛てたものである可能性はありますか？」→該当する選択肢を選ぶ
AIくん「誤配送の可能性があります。お客様のご注文は「取引履歴」から、ご住所は「アドレス帳」からご確認いただけます。確認しますか？」→「この問題でさらにサポートが必要です」
AIくん「カスタマーサービスのメインページでは〜(中略)〜さらにサポートが必要な場合は、担当者とチャット、もしくは電話でのサポートを依頼することができます。どちらがよろしいですか？」→「チャットでサポートを受ける」
ここまできて漸くサポート担当者とつながります。ここまでたどり着くのに時間かかった。
あとはサポート担当者の方とチャットのやり取りの中で「他人宛ての荷物が届きました」「トラッキングID」を伝えると、担当者が確認して対応方法を教えてくれます。今回は注文者が既に返金処理をしていたため、誤配送の商品は処分することになりました。＼問☆題☆解☆決☆／＼( ゜ヮ゜)＞ ＼(゜ヮ゜)／ ＼(゜ヮ゜)／ ＜(゜ヮ＾ )／
おわりに
AmazonのTwitter担当者とサポート担当者は親切にご対応いただきありがとうございました。この人たちめっちゃいい人たちに違いない。これを期にプライム会員再開しよっかなー。
それに引き換え、Amazonのサイトの誘導がわかりにくすぎる…本当に外資系企業のサイトなのか？
注文者の方に直接商品届けてあげてもよかったのですが、今回はAmazonからの指示通り処分しました。なお、荷物は開封していないので中身の内容は知りません。
そして最後に、今回の配送業者は配達ボックスを設定する際に部屋番号を確認してほしかったです。処分までの対応で時間を食われてるので、せめて最低賃金でいいから時給1時間分くらいはいただきたいです。