YGO 地獄鮫~ヌメ後の日常~


「ではお兄様、行ってきます!」

「おう…」


IIIは放課後、いつものように荷物をまとめ九十九家へと向かっていった

明日は学校が休みなのでそのまま泊りで遊ぶのだろう

「トーマス、先ほどカイトから連絡があってな、アストラル世界の研究について進展があったようで私はこれからそちらへ向かうこになった」

「なんだ兄貴もか」

二人の兄であるVもまたアストラル世界の研究で最近忙しくしているようだ


(・・・暇だな)

IVはというと、極東エリアチャンプのプロデュエリストとして試合や仕事があるにはあるのだがイマイチ充実していないようだ


(IIIの奴は今日も九十九遊馬の家か・・・)

その時何か思いついたようだ

「そうだ!!」



~神代家~

ピーンポーン

チャイムが鳴り響く

最初璃緒に出てもらおうと思ったが、小鳥達と女子会で外出してることを思い出す

「はぁ、誰が何のようだよ・・・」

けだるい感じで扉を開けるとそこには

「よう凌牙!邪魔しにきてやったぜ!」

「・・・チッ」

舌打ちだけしてさっさと扉を閉めようとすると

「おいおい!!!俺の一番のファンであるお前の家にわざわざファンサービスしに来てやってんだぞ!!その態度はねぇだろうが!」

「うるせぇな!んなファンサービスいらねぇからとっとと帰りやがれ!」

そんな押し問答をしてるうちに強引に家に入り込むIV

「ほぉん、まぁまぁいい暮らししてんじゃねぇか」

「無理やり入り込んできてなんだその言い方は・・・イラっとくるぜ」

「お前の部屋どっちだ?こっちか?」

「おいこら勝手に開けんじゃねぇ!」



~シャークの部屋~

「ったく・・・誰も来ると思ってねぇから特に何の用意もないぞ」

「極東チャンプがわざわざ来てやってるというのに茶菓子の一つも出せないのか?まったくこれだから・・・」

「てめぇなぁ!!!・・・飲み物だけ取ってきてやるから待ってろ・・・」

「ふっ、お構いなく♪」


(ふーん・・・こんな部屋で暮らしてんのかあいつ・・・意外と普通だな)


PCやカードの積まれたデスク、そして趣味で弾いてるのであろうベース、そしてベッド。と誰かと比較してもとくに変わりのない普通の部屋だろう


「てめぇ・・・何ジロジロ見回してんだよ気持ち悪いな・・・」

お盆にコップとジュースだ携えたシャークが戻ってくる

「いや?案外普通な部屋だなと思ってなぁ」

「どういうことだ・・・!」


ジュースを飲みつつ、ヌメロンコード後のことや、ナッシュとして決闘した時の心境、その他他愛ない雑談を互いに罵倒を交えながらも繰り広げる二人


「そもそもIV、お前何の用で俺の家にわざわざ来たんだよ、俺と雑談するためって言うんじゃねぇんだろうな?」

「何でって・・・んー」

IIIとVが外出し、一人になってなんとなく思い立ったとそのまんまの経緯を説明するIV


「プッ・・クク・・・はーはっはっはぁ!!!こりゃ傑作だぜ!!てめぇ友達いねぇのか!!??」

「な・・・にぃ・・・!!!????!??」

「用は暇してるけど潰す相手いねぇからって俺の家までわざわざきたんだろ???クハハハ笑えるぜ!!!」

「てめぇいい加減にしやがれよ!!そんなんじぇねぇ!!!」

シャークにとびかかり首を絞めるIV

「くっくく・・・だってよぉ・・・ぷはは!!!」

締められながらもまだツボにハマってるのか笑いが止まらないシャーク

「笑うのやめろやお前ぇ!!!」

ボフッ

襟をつかみベッドに押し倒す形になる二人



ガチャ


「ただいま~。あら、凌牙、お客様いるn・・・ってなにしてるんですの二人とも!!」


「り・・・璃緒!?」

「うわ・・・やべ・・・」

「凌牙とIVがまさかそんな仲だったなんて・・・」

これは確実に何かマズイ誤解をされている。二人はそう確信した

「まっ、まてまてまて誤解だ!何で俺が凌牙なんかと!」

「そっ、そうだ誤解だ璃緒!!」


「いえ、二人が決めたことでしたら私は何も言いませんわ・・・」

「違うんだ璃緒~~~~~!!!!!」




~FIN~



なんか最近地獄鮫でムラムラすること多かったので駄文ですけど詰め込みました

なんか色々口調が変とか誤字とかあるかもしれないけれどただ性癖を吐き出しただけなので、イラっと来るぜ!で済ませてもらえると助かります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?