第８章 1.私は既婚者ではありません！(Blackboard Story 2020/10~12)

　　　　　　　飲食店にて。テル、ケント

ケント「教員やりながら、色々とイベントの計画を
　　　　立てるのすごいですね」
テル　「ありがとうございます！
　　　　今は、自分主催のボードゲームくらいですが、
　　　　周りと協力しながら頑張っています！」
ケント「そうなんですね！」
テル　「まあ、今度、自分の誕生日会を
　　　　マツさんのバーでやるんですけどね！」
ケント「凄いですね！」
テル　「去年の誕生日は、カラオケの半額クーポンを
　　　　使って、ヒトカラをして過ごしたので。
　　　　今年は一番の誕生日会にしたいな、
　　　　と思いまして！」
ケント「積極的ですね！」
テル　「先生である以前に一人の大人ですからね。
　　　　子どもたちと触れ合うときに、
　　　　大人になることに関しての夢は
　　　　持ってもらいたいな、って思いまして。
　　　　そのために、積極的に動いて、
　　　　こんなことできるよ！
　　　　っていうことも、子どもたちに伝えてますね！
　　　　学力だけがすべてではないと思っているので」
ケント「いい先生ですね！」
テル　「ありがとうございます！
　　　　まあ、YouTubeのセミナーに行ったことで、
　　　　マツさんと出会えて、
　　　　ケントさんにも出会うことができたので、
　　　　学力も、ある程度は大事だと思いますが、
　　　　それ以上に、人との出会いって
　　　　大切だなと感じますね！」
ケント「同感です。
　　　　私も色々な人に助けられましたしね。
　　　　人脈って大切ですよね！
　　　　あ、YouTubeといえば、テル先生、
　　　　毎日投稿してますよね！」
テル　「コロナの時期に頑張って作ったら
　　　　習慣になっちゃいました」
ケント「そういう習慣がついてるのって
　　　　素晴らしいですね！
　　　　家庭とも両立しててホント尊敬できますね！」
テル　「ん？家庭ですか？」
ケント「あれ、子どもいますよね？
　　　　待ち受け、お子さんじゃないんですか？」
テル　「ああ、この写真ですね。
　　　　この待ち受けはアネキの息子ですよ」
ケント「え、そうなの？
　　　　あれ、じゃあ、テル先生は独身ですか？」
テル　「そうですね～。独身ですよ」
ケント「そうだったんですね！
　　　　いや～、しっかりしてるし、
　　　　てっきり既婚者だと思ったよ」
テル　「しっかりしてるって思われているのは
　　　　嬉しいですね！
　　　　まあ、この写真は確かに誤解を生みますね」
ケント「ホント、ここ一か月、
　　　　ずっと勘違いしてましたよ。
　　　　いや～、だったらテル先生と合コンとか
　　　　一緒に行ってみたいですね！」
テル　「あ、合コンですね。
　　　　前に２０人くらいのやつ行きましたけど、
　　　　あれは、話せる相手も少なくて不毛でしたね。
　　　　人数が多い飲み会は好きじゃないんですよ。
　　　　お酒もあまり飲めませんですし」
ケント「テル先生って意外と飲まないんですね」
テル　「お酒でなく、
　　　　時間帯で盛り上がれるタイプなので」
ケント「お、低燃費で良いですね」
テル　「多分私は年収200万くらいの
　　　　生活水準で交流をしてますよ」
ケント「そうなんですね」
テル　「今って、どうしても彼女が欲しい
　　　　ってわけではないですが、
　　　　まあ、新しい人と知り合うという意味で、
　　　　少人数の合コンなら参戦してもいいですよ」
ケント「誘いますよ～！
　　　　いやー、今回のランチ、
　　　　テル先生が独身って分かったことが
　　　　一番の衝撃だったわ」
テル　「そこまで衝撃的でしたか？
　　　　まあ、そういった飲み会あれば
　　　　気軽に誘ってくださいな！」
ケント「もちろんですよ！
　　　　その時はよろしくお願いしますね！」
テル　「はい！楽しみです！」