【譜面スキルについて】質問箱にきた質問に答えてみた
※前blogからの引用記事です
今日も良い質問に巡り会えました。
答えて行きますので宜しくお願い致します!
多分この場合マスター譜面の話ですよね!
懐かしい記憶を遡ってみます。
はじめに
まずはササキの過去のお話。
僕はギターを始めてからしばらくの間、
ハードロックギターキッズでした。
のちに、
Iron Maidenから
Metallica
Megadeth
Trivium...
などメタルも聴き始めてコピーしていました。
好きなバンドのステージで、
譜面を見ているギタリストはいませんでした(笑)
僕は譜面を書けず、
読むことすらできませんでした。
TAB譜すらまともに…
自分のライブも自分のバンドですから、
曲は細部まで覚えてました。
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そんなササキものちに
サポートミュージシャン
という職業を目指しはじめたので
譜面は書けないといけません。
もちろん読めないといけません。
それから
そんなササキ。
ついに譜面を書がなければいけない時が来ました。
書いて師匠に見せるという苦行。修行。
(こんな宿題本当にありがたいですね)
こう見えてプライドがあるササキは
完璧なものを師に見せたく、
必死に調べまくりました(笑)
でも当時、
説明しているサイトがあまりなかったんですよね、、、
勿論しっかり書いていただいてるサイトもありますが当時の僕にはちんぷんかんぷんで、
一つ一つわからないことを質問したかった。
SNSまで駆使しましたがダメでした。
仕方なくその頃は、
よくわからない譜面を書いてました(笑)
(仕事を人生で初めて頂いた時はマスター譜をほとんど読めませんでした)
どうやって身につけたか
僕の場合は、
師匠の譜面を見て盗んだり、
ある程度読めるようになったら
画像検索しまくってありとあらゆるマスター譜を見て学びました!
それから記号とかはもうググる。
楽曲によってリピートとか条件とか違うし、
なんらよくわからないものは
その後の経験や人に聞いたりで正解を感じはじめた(笑)
(最初は間違って覚えたりしていたことも)
あとはセッションの時とか、
他の人が書いた譜面をもらって学んだり。
知人に見せてもらったりとか、コピーさせてもらったり。
リズム譜はドラマーに聞いたり、
ドラムの教則本を立ち読みしたこともある(笑)
とにかく環境が恵まれていたし、
それでも理解できるようになるまで
かなり時間かかりました…
最初は右も左も前も後ろも
なんにもわからなかったから。
コードの理解はどうやって?
最大の難関と言ってもいい、
コードの耳コピ。
これに関してはササキも
まだまだ精進中です。
誰かに譜面を書くたびに
ご迷惑をおかけしてきました。
(もうないよう努力します。)
さて本題ですが、まずは経験!!
とにかくありとあらゆる
ジャンルの曲を聴くこと。
そしてコピーもして欲しい。
できれば自分がやっている楽器だけでなく
他のパートとかも!
ギターとピアノとでは音の響きが違うし、
ピアノはギターと違って
下手すりゃ一度に10音抑えられるし…
ギターは6弦なら6音までですからね
音の並びや幅、転回系の響きも違う。
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ギタリストならギターで
あらゆる曲、あらゆるコードを
弾けるようになるといいと思う!
聴くだけでなく、
弾くと人間は覚えます。
「あ、あの曲のあの部分のコードと同じ響きだ!」
って具合に!
僕が言うその"響き"は、
「聴いているだけ」だと覚えるレベル1だとしたら、
コピーしたり、自分で実際に弾いて奏でると
覚えるレベル2や3と、もっと上がります。
経験上、
覚えるレベル最高位は「作ること」です(笑)
作曲とかアレンジでそのコードを使ったりすると
不思議と体に染み込みます。
これは手癖の引き出しや、コード進行、
度数などを覚えるためにも有効です!
こればっかしは本当に訓練と経験が最大の近道。
英語話せますか?
イギリス訛りは?
ではフランス語、ポルトガル語は?
と同じく、
聴きなれていないものはわからないのです。
でも日本語は話せますよね?
聴き慣れてるからなんです。
(良いこと言ったでしょ?)
同じ日本語でも、聴き慣れない方言や訛りは喋れないし、
とっさに出てきませんよね。。。
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完全に聞き分けるのも難しい。
そんな時に僕らの手助けになってくれるのは...そう...
音楽理論様
です。
音楽理論はとても助けてくれます。
コード進行一つにしても、
ある程度は進行に決まりがあります。
そのルールを覚えるとか、
上記の「聴き慣れる」とセットだと尚良くて、
何度のコード、これは何度、あれは...
って聞くだけで大体わかるようになれば
コピーのスピードはどんどん上がります!
それだけでなく、代理コードの概念や例なども
知っておくと助かりまくりです。
ダイアトニック以外のコードが出てきても、怖くないです。
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加えてコードの聞き取り方の、
僕が実践していることです。
「なんじゃこのコードは!!!???」
ってなった時、あなたはどうしてますか?
僕は
「聞こえる音を全部拾う」
です。
楽器に囚われないで、
なんの音でも良いからウワモノを拾う。
そしてその音が構成音のコードを探す。
こんなところ。
オンコードの判断は基本ベースなど
低音を意識して聞く。
アコギだけ、とかだと難しいけど
これも低音弦側、巻き弦を意識して聴きまくる、
一緒に一音ずつ低音を鳴らして当てはめてみる、
など!
けどやっぱり経験が一番。
凝った進行や、2つの楽器で同時に違うコードを鳴らすとか、
そういうのめっちゃ多いけど、
経験が役に立ちます。
いろんなコードを弾いて覚えてみてね。
リズム譜は?
続いてリズム譜!
これも難解でしたね〜(笑)
本当にわからなかった(笑)
なぜか?
まず僕が
音符の種類を把握できていなかった
からです。
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例えば八分音符
♪
一番ポピュラーな見た目をしているくせに、
メタルキッズの僕にはそいつが一体何者なのかわからなかった。
のちに
○分
というのは長さを表すものだと知り、
その種類を覚えました。
そして数多くあるこの世の音符達、
一般的な譜面を見て(TAB譜も)
書き方などを学びました。
あとはリズム譜ですから、
音符を書くよりも簡単でした。
難解なリズム譜はもう書き続けるしかなかったなあ(笑)
複雑なリズムに関しては、
自分で1・2・3・4・1・2....
って指で机を叩きながら聞く。
とか、
フレーズを覚えて、
ビートを指で叩きながら
覚えたフレーズを口ずさむ。
あとは、
細かく紙に書く
タカタカとかでいうので良いから紙に書き出して、
何個めの「タ」が2拍目だった!
とか!
16分?トリプレット系?
など、どうしてもわからないときは
DAWに読み込んで縦を意識して見極めました。
それを体で覚える。本当に良い時代です。
シンプルにmidiの打ち込みが役に立ったっていうのもあります。
最後に
ほんと根性論しか語れない、
なんの役にも立たなそうな話でしたが
いかがでしたでしょうか(笑)
マスター譜面の書き方は本当に調べるのが大変で、
きっと昔の僕みたいに困ってる人が多いと思う。
でも実は人によって書き方が違かったり、
様々な個性の現れるものでもあります。
何か細かく不明点があれば
DMでも
コメントでも
質問箱でも
お申し付けください!
全てに答えられる自身は毛頭ないですが
自分はこうしてる、こういう人もいる、
こういう資料を実際に見せて欲しい!!とか
そんな風に頑張って力になりたいと思います(真顔)
文面で教えるの難しい...
ほれでは
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