2019星活総括〜星を見上げる理由〜
今年も出来る限り、星空を見上げて来ました。
僕が星を見上げる理由は、
星自体も魅力的ですが、
何より、それがより多くの人と繋がれるモノだと思うからです。
一緒に見上げたり、
遠く離れてても同じものを見られたり。
さらには世界に目を広げても、
時差はあれど、同じ星を共有できる。
なんなら、日本の裏側は昼だけど、それは太陽という星が輝いていて、それを夜の星を代わる代わる見上げているということにもなるわけで。
さらには、星空は昔から人々が見上げ、これからも僕たちの頭の上に存在し続けていくと思います。
それは星の寿命に比べ、僕たちの命の時間は本当に一瞬の出来事だからです。
つまり、過去や未来の人々とも繋がれるものだと思うんです。
空間×時間。
その2つにこんなにも広く、長く携わる
存在は他には無いな、って思うわけです。
個人的な話になりますが、
かつて僕は夢のひとつに、
“世界中の人、一人ひとりに会ってみたい”
というものがありました。
それがある時、それを達成するには
1秒で2.4人くらいに会っていかないと無理だということがわかりました。
1分に143人
1時間で8560人
1日で20万5480人
1年で7500万人。。。
正直難しいなと思いました。笑
そこで一度により多くの人に出会えれば、達成できるかもしれないと、音楽で生きていくことを夢見ましたが、それも叶わず。。苦笑
でもそんな中、地元のプラネタリウムに行ったことがきっかけで星を見上げるようになり、そこから星空との縁が花開き、今に至ります。
星に出会わなければ、
今でもその方法を模索し続ける日々だったかもしれません。
その後、その星の人生の中で、昔に散った夢のカケラが結びついて、世界を旅したり、星の案内人として音楽野外フェスのステージに立ったり、今年は昔から大好きだったロックバンドとコラボレーションできたりと、たくさんの夢が叶いました。
そしてその中で、夢だった多くの人たちと出会うことができました。
今年はその様々な出会いの中で、
新しく繋がった人々、
新しく生まれた夢、
それらがまた育ち、そして花開きそうな気がしています。
星に繋げてもらった縁の感謝を、
星に返すためにも、
僕はまだ星をあまり見上げていない人々に星を見上げてみてほしいと伝え、活動していくつもりです。
これを読んでくれたあなたとも、
いつかどこかの星空の下で出会えるのを祈りつつ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019.12.31
星空メッセンジャー/旅する星空案内人
ササキ ユウタ